京都府救急救命士会(980425)の情報

(980322、neweml 1970)


日時 平成10年4月25日  土曜日

    午後1時30分から午後5時まで

場所 京都府医師会館

    京都市中京区御前松原上る(075−312−3671)

内容  1.パラメディックによる教育講演

            パラメディック    Gad  Amith  氏

            「アメリカの救急医療の現状について」

      2.パラメディック、医師、救急救命士とのパネルディスカッション

            「今後の救急医療と救急隊員教育について」

参加医師  谷村    仲一   氏   (タニムラ医院院長)
      中野    博美   氏   (京都きづ川病院副理事長)
      松井    道宣   氏   (京都九条病院院長)
      大石    泰男   氏   (大阪府立三島救命救急センター)
      末吉    敦     氏   (宇治徳州会病院救急部)
      小森    直之   氏   (桑原病院院長)
      根本    学     氏   (東海大学救命救急センター)
      池田    栄人   氏   (京都第一赤十字病院救命救急センター)
                                順不同

参加費   1000円   当日徴収

主催       京都府救急救命士会

共催       京都府医師会

後援       京都市消防局

         なお事前の出欠の確認は行いません。
         当日お越しいただければ、会員・非会員を問わず参加可。
         定員はないとのことです。
         (大収容できる場所を確保とのことです。)

ライフセービング・ウォッチング(980418-19)

(980402、neweml 2109)


Date: Thu, 2 Apr 1998 00:43:00 +0900
From: arito@msic.med.osaka-cu.ac.jp (Arito Kaji)
Subject: [neweml: 02109] ライフセービング・ウォッチング

大阪市立総合医療センター救命救急センター鍜冶有登です.

心肺停止(CPA)患者の救命率をアップさせるには,一般市民に対する一次救命処置教育が何よりも大切だ,と学会などで繰り返し強調されています.
だって,お医者さんは病院で待っているだけですからね.

さて,海水浴場やプールで,溺水事故防止に,また万一CPA発生時に心肺蘇生をすば やく実行しようと,身構えて準備している連中がライフセーバーです.
私の所属している大阪ライフセービングクラブでも,今年の海でのトレーニング活動 が始まります.興味のある方,ひねもすのたりの春の海見物ついでに,一度見に来ま せんか.

場所:和歌山市磯ノ浦海岸(南海電車磯ノ浦駅前)
日時:4月18(土),19(日)
    これ以降は,しょっちゅうやります.

また,吹田市勤労者会館(JR吹田駅5分)では,4/14(火)から,プール練習を始め ます.
6月にはライセンス講習会もやります.

詳しくは,メールください.

鍜冶有登 Arito Kaji(arito@msic.med.osaka-cu.ac.jp)
大阪市立総合医療センター救命救急センター
大阪市都島区都島本通り2-13-22
tel.06-929-1221
fax.06-929-0888


救命処置講習会(980418)のご案内

―乳幼児突然死症候群の防止と口鼻人工呼吸について―

(980406、neweml 2202)


 託児ママ マミーサービスでは、救命講習会を下記の通り行います。どうか皆様お誘い合わせの上、ご参加下さいますようお願い申し上げます。当日は、秋田市より円山啓司先生もおいで下さり、SIDS(乳幼児突然死症候群)の予防、救急処置(口鼻人工呼吸、気管内異物除去など)についてのお話をして下さいます。併せて、広島市安佐南消防署主催による「普通救命講習」を受講していただきます。

 なおこの講習会は「乳児の突然死撲滅キャンペーン―かけがえのない我が子を守るために―」の一環として計画されました。またこの催しについては地元の新聞でも紹介されています。

1、日時 平成10年 4月18日(土) 9:15〜14:30

2、場所 安佐南区民センター(2階・大広間)

  住所 広島市安佐南区中筋 1-22-17
  電話 082-879-3060
  交通機関 アストラムライン中筋駅下車、徒歩5分

3、申し込み・問い合わせ 託児ママ・マミーサービス 中村まで

  広島市安佐南区相田 3-60-3
  電話 082-878-9219(FAX 082-878-7923)
  電子メール mammy@alles.or.jp

4、講習内容

5、註

  1. 円山啓司先生のご紹介
     広島県出身、市立秋田総合病院中央診療部手術室長。医学博士。
     秋田市において、119番通報時の
    口頭指導のマニュアル化を中心となって進められた。

  2. 口鼻人工呼吸
     大半の母親は、乳児の口と鼻を同時に覆った人工呼吸は出来ないという報告が海外であった。乳児は鼻呼吸が中心ということもあり、従来の人工呼吸法だけではなく、大人の 口で乳児の鼻を覆った口鼻人工呼吸も併せて習得する必要がある。

  3. 口頭指導
     現場に救急車が到着するまでの間、119番通報者に応急処置の方法を電話で伝え、手当を施してもらう。秋田市消防本部の新しい試みは、患者の生存率と社会復帰率を大きく向上させている。この取り組みは「秋田方式」として消防や救急医療関係者の間で注目を集めている。日本国内では、心肺機能停止状態で病院に搬送された患者の1ヶ月後の社会復帰率は約 5%、秋田市では 13.61%と全国平均の約3倍。

     (秋田市における円山先生らのご活動は、公明新聞:「生死を分ける "数分" 」に詳しく紹介されています)


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