2025 年度選考結果
採択研究課題
小田有沙(東京大学)
「酵母が糖枯渇ストレス時に分泌する毒の作用機序」
武田英吾(北海道大学)
「人工積荷を用いた異なる選択的オートファジー様式の解析」
宮澤 拳(国立感染症研究所)
「糸状菌における細胞表層構造の細胞外環境への適応機構の解明と宿主免疫応答」
選考の経過と講評
今年度で 14 回目となる本助成制度には、酵母分野から 11 件、糖鎖分野から 3 件のご応募をいただきました。どの申請書も力のこもった内容で、選考委員一同、真剣に議論を重ねながら慎重に審査を進めました。その結果、研究の独自性や新しさ、挑戦する姿勢、そして実現可能性などを総合的に評価し、3 件を採択する運びとなりました。
本助成制度を通じて、これまでに 30 名を超える研究者が支援を受けてこられました。その多くの方々が、その後も目覚ましい活躍を続けておられることは、私たちにとって何よりの励みです。
今年度採択された皆様の研究が、さらに大きく花開くことを心より願っております。
地神芳文記念研究助成金 選考委員長 成松 久
(国立研究開発法人産業技術総合研究所
細胞分子工学研究部門 名誉リサーチャー)