第39回日本胸腺研究会の開催にあたって

 
 この度、伝統ある第39回日本胸腺研究会の会長を務めさせて頂くことになりました.心から深く感謝いたします.一方、その重積に身が引き締まるなか、研究会が有意義でかつ盛会となるように順次準備を進めているところであります.
 私は卒後15年間心臓血管外科を含む胸部外科医として、それ以降は呼吸器外科医として職務を遂行してまいりました.その中でも、主に低侵襲手術をその重点に置いて活動してまいりました.我が国の呼吸器外科領域においては、1980年台に胸腔鏡手術が導入され、2010年にはロボット支援手術も導入されています.胸腺腫を中心に前縦隔腫瘍に関しても様々なアプローチで手術が施行されていますが、治療精度、低侵襲性、安全性を複合的に考慮して適切な選択がなされるべきものと考えています.
 また、2018年度名古屋大学呼吸器外科教授横井香平先生、2019年は現胸腺研究会共同代表理事奥村明之進先生のもと、日本肺癌学会による肺癌診療ガイドラインの胸腺腫瘍部門における副委員長を拝命しその作成に尽力してまいりました.同委員会においては、本委員会の理事の先生を始め多くの先生のご協力を得、2018年版においては分野横断的な有用なガイドラインが作成され、2020年度版においても、さらに素晴らしいガイドラインが作成されるものと信じています.
 本研究会は、多様な分野の臨床医、研究者が参加する研究会です.基礎医学,脳神経内科,呼吸器外科,病理学,放射線科など分野横断的な活発で濃厚な議論がなされ、毎年新たな知見を得ることができ、非常に有用な会であると思います.昨年は、会長 名古屋市立大学 放射線診断科教授原眞咲先生の下で盛会裏に終了しております.さらに、近年においては患者の会の方々も参加され、第39回研究会においては発表の機会を設ける予定です.また、特別講演においては、鳥取大学呼吸器外科教授 中村廣重先生に「低侵襲呼吸器外科手術に関して」ご講演頂く予定です.
 本研究会の北海道での過去の開催は、第20回小野江和則(北海道大学)、第32回 笠原正典(北海道大学)となります.本道3回目となる第39回日本胸腺研究会は、2020年2月15日(土),札幌市,札幌医科大学医学部臨牀教育棟で開催されます.寒い季節での開催となりますが、熱い議論でその寒さを吹き飛ばして頂ければ幸いです.少しでも多くの会員の方々の御参加をお待ちしております.何卒よろしくお願い申し上げます.


第39回日本胸腺研究会
会長 渡辺 敦

会告

第39回日本胸腺研究会
会長: 渡辺 敦 (札幌医科大学 呼吸器外科学)
日時: 2020年2月15日(土) 午前9時〜午後5時30分(予定)
会場: 札幌医科大学附属病院 臨床教育研究棟・1階大講堂
〒060-8543 札幌市中央区南1条西16丁目8543
参加費: 3000円
ランチョンセミナー: 中村廣繁先生(鳥取大学呼吸器外科 演題未定)
演題募集期間: 2019年9月13日(金)-11月15日(金)(予定)
情報交換会: 研究会終了後、情報交換会開催(午後5時30分~午後7時予定)


【入会に関するお問い合わせ先】
  日本胸腺研究会事務局
  大阪大学大学院医学系研究科 呼吸器外科学教室内
  〒565-0871 吹田市山田丘2-2(L5)
  電話06-6879-3152 Fax06-6879-3164
  E-mail: kyosen@thoracic.med.osaka-u.ac.jp
 



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