全国医学生臨床推論GP

全国医学生臨床推論GP
11月10日 大阪医科大学臨床第1講堂

「Here is the moment of truth. The next question determines the champions of Physiology. Are you guys ready?」
講堂に響く司会の僕の声。

ちょうど1年7ヶ月前、僕はこの同じ講堂で、日本全国と台湾の16大学21チームを迎え、PQJ2017(医学生生理学クイズ2017)を主催しました。今でもその日のことがありありと思い出されます。
月日はあっと言う間に流れ、今日はここで臨床推論の日本No.1を決める大会が開かれます。

 

 

臨床推論GP開催の話を今年の春に初めて聞いた時、僕は本当に嬉しかった。タイのSIMPIC、マレーシアのIMSPQのような医学クイズ大会の盛り上がりを日本でも実現したいと常に思い、PQJ2017を主催し、今でもPQJ事務局長として開催のお手伝いをさせていただいてる自分としては、この大会を必ず成功させなければいけないと思いました。
主催のチーム関西代表、岡俊吾君は以前から松本謙太郎先生の勉強会等を通じた知己であり、生理学クイズとしてこの大会を後援することを決め、PQJ2017の運営に使用したデータをすべて提供しました。

 

 

本日、素晴らしく難解かつ教育的価値に富んだ症例に取り組む日本全国から集まった医学生を見ながら、僕は静かな感動を味わっていました。

主催のチーム関西のスタッフのみなさん(PQJ2017スタッフの佐々木彰紀君も頑張っていました)、代表の岡君は素晴らしい運営を行い、参加した日本全国の医学生は大いに大会を楽しみ、会話に花を咲かせていました。このような競技大会を主催、運営するには並大抵な努力では足りません。数ヶ月間、自分の時間すべてを準備に当てて、なおかつ重なるトラブルに耐えて、学生達だけの力で大会を作り上げなければなりません。そのようなときに自分を鼓舞してくれるのは、参加者に素晴らしい体験をしてもらいたい、その一念なのです。
大会を成功させた岡君をはじめチーム関西のスタッフのみなさんに、改めて拍手を送りたいと思います。

 

この大会には大阪医科大学は2チームを出場させ、僕もコーチとして関わりましたが、僕が多忙なせいで勉強会を1度しか組織できなかったこともあり、3位以内に入ることはできませんでした。チームのみんなはとても悔しかったけど楽しかったと言ってくれているので、そのモチベーションを継続させて次の機会にぶつけたいと思います。
まずは、2019年5月26日(日)、東京慈恵会医科大学でのPQJ2019( facebook.com/pqj2019 )
に向けて、チーム作りと勉強会を進めていきます。

   

個人的にとても嬉しかったのは、2位入賞した大阪大学チームのメンバーの一人がPQJ2017優勝チームメンバーであり、3位入賞した近畿大学チームがPQJ2017で同点で惜しくも準決勝進出を逃したチームであることです。
生理学クイズで活躍したチームは臨床推論のクイズでも活躍できる、これは生理学をしっかり勉強すれば、症状から病態機序を論理的に再構成することができ、臨床推論にも強くなるという、生理学クイズの理念を証明してくれるものです。

 

 

 

 

  

大会終了後の懇親会では、PQJ2017や、今年4月のPQJ2018(鳥取大)に参加した多くのチームの皆さんと再会し、遅くまで盛り上がりました。

今後も、医学クイズ大会の開催を通じて、日本の医学生をエンパワメントし、医学生コミュニティを成長させるために、微力ながら力を尽くして行きたいと思います。

PQJ事務局長 大阪医科大学医学クイズ研究会部長
井上鐘哲

 

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