第39回日本小児遺伝学会学術集会のご案内(第2報)

2016/05/23

演題一覧、スケジュールを追記しました(2016/10/28)


日本小児遺伝学会会員の方へ

   第39回日本小児遺伝学会学術集会を下記のように開催致します。本学術集会は、近年、日本小児科学会の時期に開催されておりましたが、今回から独立した分科会の学術集会として開催されます。小児遺伝学会の総力を結集し、多くの企画を盛り込んで、楽しくかつ有意義な学術集会に致します。是非、多くの方の参加をお願い申し上げます。

緒方勤
浜松医科大学小児科
第39回日本小児遺伝学会学術集会大会長

 

概要

内容(現時点の予定)

一般演題

特別講演

  • Mirage症候群:表現型考察から新規遺伝子同定、そして機能解析まで(長谷川奉延先生)今週のNature Genetics onlineで発表されたばかりのホットトピックです。表現型の解析から複数例が未知の同一疾患を有すると推測し、エクソーム解析で責任遺伝子を同定した後、その遺伝子変異の機能を解明したという内容です。
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小児遺伝学シンポジウム

  • 小児遺伝と希少疾患研究(松原洋一先生;国立成育医療研究センター研究所長、日本人類遺伝学会理事長)
  • 小児遺伝と倫理(福嶋義光先生;前日本人類遺伝学会理事長、全国遺伝子医療部門連絡会議理事長)
  • 小児遺伝と小児慢性特定疾病・指定難病制度(小崎健次郎先生;日本小児遺伝学会理事長)
 各学会を代表する先生方による講演で、小児遺伝学に従事する全ての医師に聞いていただきたい内容です。 若手シンポジウム:本学会若手研究者の成果を紹介  新しい試みで、今回の目玉の1つです。

小児遺伝と最新技術

  • 次世代シークエンサー(才津浩智先生)
  • iPS細胞(赤松和土先生)
 最新技術がどのように小児遺伝の発展に貢献し、また、将来の発展に寄与するかについて講演していただきます。

New Syndrome Session(本学会員が、その樹立に貢献した症候群)

  • Kagami-Ogata症候群(鏡雅代先生)
  • Takenouchi-Kosaki症候群(武内俊樹先生)
  • Ehlers-Danlos症候群, Kosho type(古庄知己先生)

教育セミナー

  • 本邦Noonan症候群成長曲線(横谷進先生)
  • Prader-Willi症候群Update(松原圭子先生)

Dysmorphologyの夕べ(いつものように、気さくに、楽しく、有意義に)

 

懇親会

  • 施設紹介:いくつかの施設の若手に5分程度の施設紹介をスライドでお願いし、ユーモアのセンスを採点し、表彰予定)
  • 小児遺伝クイズ:本学術集会で取り上げるテーマについてクイズをやります。
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イルミナハンズオンセミナー(2日間)
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