Vol.10 No.1 2004
日本癌病態治療研究会誌（W’Waves)
目次 contents
日本癌病態治療研究会を主催するにあたって （千葉大学大学院医学研究院腫瘍病理学・張ヶ谷健一）
第13回 日本癌病態治療研究会 日程表
Self Introduction （千葉大学大学院医学研究院腫瘍病理学）
OPINIONS 消化器外科医の憂鬱 （東京医科大学外科学第4講座・田渕崇文）
OPINIONS 医療被曝と発がんの報道をみて （前 群馬大学 放射線学医学教室教授・新部英男）
OPINIONS 経済のグローバル化とpax americanaの終焉：― その健康への影響 ― （東邦大学医学部衛生学教室・杉田稔）
TOPIC 01 がん撲減に対する取り組み ― 消化器癌の chemoprevention ― （東京医科大学外科学第三講座・土田明彦／青木達哉）
TOPIC 02 病院の安全管理について （横浜市立大学医学部附属市民総合医療センター 消化器病センター 外科教授・今田敏夫）
TOPIC 03 大学病院を離れて （岐阜県立岐阜病院外科・國枝克行）
TOPIC 04 教授に就任して思うこと （九州大学大学院 消化器・総合外科 前原喜彦）
TOPIC 05 NIHからの訪問者 （札幌医科大学第四内科・新津洋司郎）
Review Article 化学療法とQOL:貧血の役割 ― 癌患者の性格特性の影響 ― （東京家政学院大学 教授 (医療心理学)・重久剛）
REMINISCENCES 私の研究、形態病理学との出会い （久留米大学外科・白水和雄）
REMINISCENCES 師とは三世に契り （香川大学医学部 名誉教授 愛媛労災病院院長・西岡幹夫）
REMINISCENCES 忘れ得ぬ人々（佐藤靖雄）
REMINISCENCES 私の経歴 ― 小児外科から肝臓移植ヘ ― （三重大学医学部外科学第一講座・上本伸二）
REMINISCENCES 胃にいるはずのない細菌ピロリ （兵庫医科大学消化器内科・福田能啓）
ESSAY 癌治療とEvidence Based Medicine(EBM) ― EBMさえあれば患者を救えるか ― （岐阜大学名誉教授、木沢記念病院外科 がん集学的治療研究財団理事長・佐治重豊）
ESSAY 胃全摘出術後遺症の体験 ― 誤嚥性肺炎について ― （獨協医科大学 名誉教授 ・信田重光）
ESSAY インド、チェンナイ癌センター訪問記 （大分大学医学部 腫瘍病態制御講座 (外科第二)・川原克信）
平成15年度班報告 HLA遺伝子 (phenotype:蛋白レベル）を指標とした癌治療班 （東京医科大学 外科学第三講座・小栁泰久 東海大学 消化器外科・生越喬二）
平成15年度班報告 ヒト型モノクローナル抗体 huA33を用いた胃癌治療の臨床研究 （坂本純一・織内昇・持木彫人・浅尾高行・松井隆則・桑野博行・遠藤啓吾）
平成15年度奨励報告1 Insulin-like growth factor-l receptor の dominant negativeを用いた胃癌に対する治療
（足立靖、閔永芬、Arisa Imsumran、 山本博幸、有村佳昭、石田禎夫、遠藤高夫、今井浩三・札幌医科大学 第一内科）
平成15年度奨励報告2 TSLC1による食道癌増殖抑制とそのメカニズム解析の研究 （嶋田裕、伊藤鉄夫、橋本洋右、加賀野井純一、姜貴嗣、渡辺剛、村上善則、今村正之 京都大学大学院医学研究科腫瘍外科 国立がんセンター研究所 がん抑制 ゲノムプロジェク ト）
平成15年度奨励報告3 生物学的特性に基づく高度進行肝細胞癌に対する治療法の開発とその機序の解明 （永野浩昭、左近賢人、門田守人・大阪大学大学院医学系研究科 病態制御外科学）