WSの目的 |
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家庭を目指す医学生や研修医は確実に増加しているが、その受け皿はまだまだ充実しているとは言い難い。また、今後の進路や専門医制度がないために、家庭医を目指すことを躊躇している人も少なくない。
このワークショップでは、家庭医の専門医制度を今後どう作っていくかを中心に、家庭医普及の戦略を参加者と共に考えていきたい。
現在日本プライマリ・ケア学会や日本家庭医療学会では、専門医制度をどう作っていくかを真剣に検討しているし、先日来日されたオレゴン州立大学のロバート・テーラー教授からも、日本における家庭専門医制度構築のために貴重な提言をいただいた。
このワークショップでは、これら現在の状況と「家庭医に関する懇談会」の提言など、家庭医専門性に関する検討の歴史を踏まえながら、今後家庭医普及のために実際にどのように行動していくか、具体的な行動目標と行動計画を立案することを目的としており、実行可能な明日からの行動計画を作成したい。
自分の専門を家庭医療だと声を大にして言いたい人、本当の家庭医になりたい人、自分が家庭医専門制度を作ったと胸を張りたい人は、是非このワークショップに参加して、日本の家庭医専門医の歴史を一緒に作りましょう。 |