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第2回 北見地域のがん患者さん支援の充実に向けたセミナー 2023
開会あいさつ

大貫 幸代さん(北見市保健福祉部 地域包括ケア推進担当主幹)

関:皆さん、こんばんは。「第2回 北見地域のがん患者さん支援の充実に向けたセミナー 2023」を開催いたします。開催に先立ちまして、北見市保健福祉部地域包括ケア推進担当主幹の大貫よりごあいさつを申し上げます。

大貫:皆さん、今日はお忙しいところをお集まりいただきまして、ありがとうございます。北見市保健福祉部地域包括ケア推進担当の大貫と申します。主催者を代表して、一言ごあいさつ申し上げます。
このセミナーは、がん患者さんとご家族が望む地域での療養を可能な限り実現することを目指すため、北見地域の支援にかかわる関係者が、住み慣れた地域で必要な医療、在宅介護、生活支援につなげるため、課題を共有し、解決に向けた取り組みをしていくことを目的としています。北見市では2023年の7月に1回目を開催し、がん患者さんを支える医療機関、訪問看護師、薬剤師、ケアマネジャーのお立場から医療の提供、苦痛の緩和、看取りなどについてご報告をいただいたあと、会場にご参加いただいた方でグループワークを行い、ご意見を伺いました。
本日、2回目のセミナーでは標準的な事例を通じて、がん患者さんの発症から退院、在宅での暮らしまでの間に起こる流れに沿って、グループワークを交えながら考える内容となっております。

本日のセミナー開催にあたりましては、前回に引き続き、帝京大学医学部の渡邊先生にイントロダクションとして「前回アンケートの振り返りと本セミナーのねらい」についてご説明をいただき、また北見赤十字病院の上林先生には、グループワークの進め方についてご指導、ご協力をいただいておりますことに、この場を借りて厚くお礼申し上げます。本日は会場とオンラインを合わせて84名の方にご参加をいただいております。医療機関側と在宅医療や介護の担い手側の、それぞれの意識の擦り合わせを行い、今後の地域の課題を解決する仕組みを整えていく出発点になればと思います。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

関:ありがとうございました。それではセミナーに入ります。最初にイントロダクションといたしまして、「前回アンケートの振り返りと本セミナーのねらい」について、帝京大学の渡邊清高先生からお話をお願いします。

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掲載日:2023年11月27日
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