各変数の係数biより相対危険度(Relative Risk, RR)(Xiが有無の形の変数の時)またはUnit Riskが算出される。後者は、当該変数が1単位増加したときある現象がおこる確率がどれくらい増加するかを示す。RR=exp(bi)、その95%信頼区間=exp (bi ± 1.96SEbi)。ここで SEbi = bi の標準誤差。 例、ある集団で観察開始の5年後に、虚血性心疾患による死亡と観察開始時点の年齢、喫煙有無、飲酒量、血圧、血清コレステロール値・中性脂肪、運動習慣(3段階)、近親者の虚血性心疾患有無の関係を検討する。各変数のRRないしUnit Riskが求められる。