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研究会方針CONCEPT

会長のメッセージ

全国循環器撮影研究会 会長挨拶

徳島文理大学保健福祉学部診療放射線科 
                          水谷 宏
 

 全国循環器撮影研究会のホームページにようこそ。

 今年度から全国循環器撮影研究会(以下:全循研)の会長をさせていただきます水谷と申します。何卒よろしくお願いいたします。私を会長にとの推薦を承った時は、30年を超える輝かしい歴史を築いてこられた初代会長から連綿と続く素晴らしい先生方のご活躍の様子やお顔が思い出され、とても私はその器では無いと思いお断りをさせていただこうと考えていました。しかし、大角事務局長をはじめとするCブロックの多くの仲間達から熱い声援をかけていただき、頑張って職務を全うしようと考えお引き受けさせていただくことにしました。

全循研の大きな柱は総会開催、会誌の発行、循環器被曝低減施設の認定、被曝低減セミナーの開催であると考えます。特に被曝低減に関わる2つの項目は、最近の被曝に関する一般市民の関心が強くなり重要な項目であると考えます。現在は、デジタル化が進み線量の目安が分かりにくくなっているこの時期こそ、全循研が主体となって方針を決定し広めていくことが重要であります。患者や術者の被曝をどのようにして低減するのか、さらにどのように測定するのかといった提案を行い、認定を申請した施設と具体的に専門家が一緒に改善を図るという現在の循環器被曝低減施設の認定は非常に重要な仕事であると考えています。施設認定を受けた施設は総数で113施設にのぼりますが、期限が5年間なので現在の実際の認定施設は59施設となっています。5年を過ぎて資格を失った施設やもうすぐ期間が終わる施設も再認定に向けて努力を続けて行くことを望みます。一方で、施設委員の先生方の作業は本当に大変だと思いますが、今後の全循研を支えていく重要な仕事だと考えておりますので是非とも引き続き頑張ってくださるようお願い申し上げます。

また、全循研を支えていただいているのは、全国に9つある推進母体であります。それぞれの地域での活動に加え全循研への積極的な協力の程を何卒よろしくお願いいたします。最後になりますが会員の皆様のご多幸とご健勝を祈念いたします。さらに、全循研での今後とも変わらぬご活躍をお願いいたします。


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 被曝線量の低減は診療放射線技師の使命の一つであることから、これを推進するため、当研究会では被曝線量低減セミナーの開催や、被曝線量低減推進施設の認定事業を行っております。また、認定から5年が経過すると更新の手続きが必要となります。更新の1年前には該当施設にお知らせして参りたいと思いますので、準備のほどよろしくお願いいたします。

 さらに、課題研究への取り組みも重要なテーマです。循環器撮影、装置、被曝、カテ室の構築、造影剤に関することなどについて、データを蓄積することが臨床現場への還元につながると思いますので奮ってご応募ください。

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平成30年度活動計画

1) 第32回全国循環器撮影研究会総会・学術発表会の計画・実施。

2) 「だよりNo45」の発行(平成30年 8月) 「だよりNo46」の発行(平成31年1月) 「全国循環器撮影研究会会誌No31」発刊(平成31年3月)。

3) IVR被曝低減技術セミナーの開催


第41回IVR被曝低減技術セミナー(循環器画像技術研究会)
第42回IVR被曝低減技術セミナー(中四国循環器画像技術研究会)

4) ホームページおよびメールマガジンによる情報提供など


平成29年度活動計画

1) 第31回全国循環器撮影研究会総会・学術発表会の計画・実施。

2) 「だよりNo43」の発行(平成29年 7月) 「だよりNo44」の発行(平成30年2月) 「全国循環器撮影研究会会誌No30」発刊(平成30年3月)。

3) IVR被曝低減技術セミナーの開催


第39回IVR被曝低減技術セミナー(循環器画像技術研究会)
第40回IVR被曝低減技術セミナー(九州循環器撮影研究会)

4) ホームページおよびメールマガジンによる情報提供など

平成28年度活動計画

1) 第30回全国循環器撮影研究会総会・学術発表会の計画・実施。

2) 「だよりNo41」の発行(平成28年 6月) 「だよりNo42」の発行(平成28年11月) 「全国循環器撮影研究会会誌No29」の発刊(平成29年3月)。

3) IVR被曝低減技術セミナーの開催  
@.第36回IVR被曝低減技術セミナー     
  日   時 :上半期開催予定
  開催地候補 :関西IVR撮影技術研究会
  開催場所  :島津三条工場
A.第37回IVR被曝低減技術セミナー
  日   時 :平成28年9月3日(土)
  開催地候補 :循環器画像技術研究会
  開催場所  :NTT東日本関東病院 健康センター棟
B.第38回IVR被曝低減技術セミナー
  日   時 :未定
  開催地候補 :東海循環器画像研究会
  開催場所  :未定

4) IVR被曝低減技術セミナーのテキスト改訂。

5) ホームページおよびメールマガジンによる情報提供。

6) IVR被曝低減推進施設認定の継続実施。

7) 平成28年度課題研究助成
課題研究助成 : 申請2題

『血管撮影装置に付随している面積線量計の不確かさと校正方法に関する研究』
  主任研究員 : 池内陽子 兵庫医科大学病院 (関西IVR撮影技術研究会)

『血管撮影における診断参考レベルの検討-日本の診断参考レベルとの比較-』
  主任研究員 : 林 利廣 東京大学医学部付属病院 (循環器画像技術研究会)

8) 推進母体研究会への講師推薦・派遣

平成27年度活動報告

1)第29回全国循環器撮影研究会総会・学術研究発表会を開催
  日時:平成27年4月18日(土) 18:00〜21:30
  場所:横浜市開港記念会館 講堂  〒231-0005 横浜市中区本町1-6


2)第30回全国循環器撮影研究会総会・学術研究発表会の総会企画を循環器画像技術研究会に依頼。

3)全国循環器撮影研究会会誌No.28を発送。(平成28年3月22日)

4)全国循環器撮影研究会だよりNo39(6月15日)、No40(11月30日)を発行。

5)被曝低減テキスト編集委員長に山梨大学医学部附属病院の坂本肇氏に依頼。

6)循環器被曝低減セミナーの開催。

  第34回循環器被曝低減技術セミナー(平成27年7月11日)
   場所:新潟大学医歯学総合病院 受講者数 45名
  第35回循環器被曝低減技術セミナー(平成27年9月5日)
   場所:NTT東日本関東病院 受講者数 42名

7)平成27年度循環器被曝低減施設認定施設
 
認定No.96 群馬県立小児医療センター  
 認定No.97 昭和大学江東豊洲病院
 認定No.98 一般財団法人 住友病院 
 認定No.99 大阪府立成人病センター
 認定No.100 横浜市民病院
 認定No.101 平塚共済病院
 認定No.102 島根県立中央病院
 認定No.103 青森県立中央病院
 認定No.104 関西労災病院
 認定No.105 パナソニック健康保険組合 松下記念病院
 認定No.106 富士市立中央病院
 認定No.107 三重大学医学部附属病院
 認定No.108 静岡医療センター
 認定No.109 市立ひらかた病院
 認定No.110 彩の国東大宮メディカルセンター
 認定No.111 箕輪市立病院
 認定No.112 一般社団法人 竹田綜合病院
 認定No.113 社会医療法人財団 慈泉会 相澤病院

8)メールマガジン配信(24回)

平成26年度活動報告

1)第28回全国循環器撮影研究会総会。学術研究発表会を開催
 平成26年4月12日(土)18:15〜 21:00
 場所:横浜市開港記念会館講堂

2)全国循環器撮影研究会だよりNo37(6月)、No38(11月)を発行。

3)全国循環器撮影研究会会誌を発送。(H26.3.3)

4)被ばく低減セミナーの開催。
  
   第32回循環器被ばく低減技術セミナー(H26.6.29)
場所:秋田県立脳血管研究センター・秋田県成人病医療センター受講者43名

   第33回循環器被ばく低減セミナー開催(H26.9.6)
    場所:NTT東日本関東病院受講者数39名

5)平成26年度被ばく低減施設 認定施設

 認定No.84 新潟市民病院
 認定No.85 昭和大学横浜市北部病院
 認定No.86 マツダ株式会社 マツダ病院
 認定No.87 社会福祉法人大阪暁明館病院
 認定No.88 東京大学医学部附属病院
 認定No.89 鶴岡市立荘内病院
 認定No.90 埼玉石心会病院
 認定No.91 神戸赤十字病院
 認定No.92 市立甲府病院
 認定No.93 名鉄病院
 認定No.94 聖マリア病院
 認定No.95 山形大学医学部附属病院



バナースペース

推進母体