メンバー

東京大学医学部附属病院薬剤部 講師/第一副部長

高田 龍平
高田 龍平  Tappei Takada
博士(薬学)
1976年7月 東京生まれ、静岡育ち
平成28年度 文部科学大臣表彰 若手科学者賞受賞
Tel 03-3815-5411 ext. 37514
E-mail tappei-tky@

連絡先は@→@umin.ac.jpに変えてください(※@半角)

略歴

1995年(平成7年)3月 静岡県立静岡高等学校 卒業
1995年(平成7年)4月 東京大学 理科II類 入学
1997年(平成9年)4月 東京大学 薬学部 進学
1999年(平成11年)3月 東京大学 薬学部 卒業
1999年(平成11年)4月 東京大学大学院 薬学系研究科 修士課程 生命薬学専攻 進学
2001年(平成13年)3月 東京大学大学院 薬学系研究科 修士課程 生命薬学専攻 修了
2001年(平成13年)4月 東京大学大学院 薬学系研究科 博士後期課程 生命薬学専攻 進学
2001年(平成13年)4月~
2004年(平成16年)3月
日本学術振興会特別研究員(DC1)
2002年(平成14年)7月~8月 ノバルティス(バーゼル、スイス)のADME部門におけるインターンシップ
2004年(平成16年)3月 東京大学大学院 薬学系研究科 博士後期課程 生命薬学専攻 修了
研究室名:分子薬物動態学教室・指導教員:杉山雄一教授
2004年(平成16年)4月 東京大学 医学部附属病院 薬剤部 助手
2007年(平成19年)4月 東京大学 医学部附属病院 薬剤部 助教
2012年(平成24年)7月 東京大学 医学部附属病院 薬剤部 講師
2013年(平成25年)1月 東京大学 医学部附属病院 薬剤部 第一副部長(併任)
現在に至る

研究テーマと抱負

生活習慣病関連物質の輸送体蛋白質(トランスポーター)による体内動態制御の研究

研究に対する意気込みはこちら

キーワード

生活習慣病、トランスポーター、尿酸、コレステロール、脂溶性ビタミン

主要業績

(*: Equally contributed, #: Corresponding author)

  • Takada T*#, Yamanashi Y*, Konishi K*, Yamamoto T, Toyoda Y, Masuo Y, Yamamoto H, Suzuki H#. NPC1L1 is a key regulator of intestinal vitamin K absorption and a modulator of warfarin therapy. Science Translational Medicine. 2015 Feb 18;7(275):275ra23.
    ◆血液凝固に関わるビタミンKという必須栄養素の消化管での吸収を、コレステロールを輸送するタンパク質として知られるNPC1L1が主に担っていることを発見しました。
    ◆脂質異常症治療薬として使用されているNPC1L1阻害剤はビタミンKの吸収不全を引き起こし、ほぼ全ての患者で抗血液凝固薬の作用を増強することを見出しました。
    ◆本成果は、これまで未解明であったビタミンKの吸収機構に関する初めての報告であるとともに、ビタミンの吸収阻害を介した新たな薬物相互作用メカニズムを提唱するものです。
    (本論文は東京大学よりプレスリリースされました。こちらから無料で論文をDLできます)[UTokyo Research(和文解説)] [AAASによる紹介記事]
  • Matsuo H*, Ichida K*, Takada T*, Nakayama A*, Nakashima H, Nakamura T, Kawamura Y, Takada Y, Yamamoto K, Inoue H, Oikawa Y, Naito M, Hishida A, Wakai K, Okada C, Shimizu S, Sakiyama M, Chiba T, Ogata H, Niwa K, Hosoyamada M, Mori A, Hamajima N, Suzuki H, Kanai Y, Sakurai Y, Hosoya T, Shimizu T, Shinomiya N. Common dysfunctional variants in ABCG2 are a major cause of early-onset gout. Scientific Reports. 2013;3:2014.
    ◆痛風患者の発症年齢と尿酸を運ぶ輸送体の遺伝子解析から、若くして痛風を引き起こす主な要因が、尿酸輸送体ABCG2の機能低下を伴う遺伝子多型と強く関連していることを発見しました。 (本論文は東京大学よりプレスリリースされ、日本経済新聞、讀賣新聞などの全国紙やNHK、TBS、日本テレビ、Yahooニュースなどで取り上げられました。)
  • Ichida K*, Matsuo H*, Takada T*, Nakayama A, Murakami K, Shimizu T, Yamanashi Y, Kasuga H, Nakashima H, Nakamura T, Takada Y, Kawamura Y, Inoue H, Okada C, Utsumi Y, Ikebuchi Y, Ito K, Nakamura M, Shinohara Y, Hosoyamada M, Sakurai Y, Shinomiya N, Hosoya T, Suzuki H. Decreased extra-renal urate excretion is a common cause of hyperuricemia. Nature Communications. 2012 Apr 3;3:764.
    ◆尿酸輸送体ABCG2の機能低下に伴う血清尿酸値の上昇の原因が腸管からの尿酸排泄不全であり、ABCG2の遺伝子多型が新たな高尿酸血症の病態分類である腎外尿酸排泄低下型高尿酸血症のリスクを高めることを見出しました。(本論文は東京大学よりプレスリリースされ、日本経済新聞、讀賣新聞など全国紙五紙やNHK、フジテレビ、Yahooニュースなどで取り上げられました。また、特に反響の多い論文として全文翻訳記事が公開されています。 (Faculty of 1000 Biologyに採択)
  • Matsuo H, Takada T, Ichida K, Nakamura T, Nakayama A, Ikebuchi Y, Ito K, Kusanagi Y, Chiba T, Tadokoro S, Takada Y, Oikawa Y, Inoue H, Suzuki K, Okada R, Nishiyama J, Domoto H, Watanabe S, Fujita M, Morimoto Y, Naito M, Nishio K, Hishida A, Wakai K, Asai Y, Niwa K, Kamakura K, Nonoyama S, Sakurai Y, Hosoya T, Kanai Y, Suzuki H, Hamajima N, Shinomiya N. Common defects of ABCG2, a high-capacity urate exporter, cause gout: a function-based genetic analysis in a Japanese population. Science Translational Medicine. 2009 Nov 4;1(5):5ra11.
    ◆新規尿酸輸送体ABCG2を見出し、日本人に多く見られるABCG2の遺伝子多型の組み合わせから見積もられるABCG2機能低下の程度に伴いヒトの血清尿酸値が上昇すること、痛風発症リスクが上昇することを見出しました。 (Science Translational Medicineは、2009年10月に創刊された、米国科学誌Scienceの医学系の姉妹誌です。本論文は日本の研究グループによる最初の原著論文として掲載されました。) (本論文は東京大学よりプレスリリースされ、日本経済新聞、讀賣新聞など全国紙五紙やNHK、Yahooニュースなどで取り上げられました。) (Faculty of 1000 Biologyに採択)
  • その他の業績については、こちらをご覧ください

受賞等 (本人のみ)

平成28年度 日本動脈硬化学会 若手研究者奨励賞 最優秀賞
○高田龍平
『エゼチミブはビタミンKの吸収阻害を介してワルファリンの作用を増強する』
平成28年度 文部科学大臣表彰 若手科学者賞
○高田龍平
『生活習慣病関連物質の輸送体蛋白質による体内動態制御の研究』
【紹介文】
Poster Award
15th International Symposium on Purine and Pyrimidine Metabolism in Man
○Tappei Takada, Kimiyoshi Ichida, Hirotaka Matsuo, Akiyoshi Nakayama, Keizo Murakami, Yoshihide Yamanashi, Hiroshi Kasuga, Hiroshi Suzuki
"ABCG2 dysfunction increases serum uric acid by decreased intestinal urate excretion"
Madrid, Spain 2013年6月
年会優秀発表賞
第86回日本薬理学会年会
○高田龍平、市田公美、松尾洋孝、中山昌喜、村上啓造、山梨義英、春日裕志、四ノ宮成祥、鈴木洋史
『尿酸トランスポーターABCG2による腸管への尿酸排泄の低下は腎外排泄低下型高尿酸血症の原因となる』
福岡 2013年3月
平成24年度日本薬学会奨励賞
○高田龍平
『生活習慣病関連物質のトランスポーターによる体内動態制御に関する研究』
平成23年度日本薬物動態学会奨励賞
○高田龍平
『消化管および肝臓におけるトランスポーターを介した胆汁脂質動態制御機構の解析』
優秀ポスター賞
医療薬学フォーラム2011/第19回クリニカルファーマシーシンポジウム
○高田龍平、小西健太郎、山梨義英、山本武人、鈴木洋史
『エゼチミブとワルファリンの薬物間相互作用に関する研究』
旭川 2011年7月
優秀発表賞
第4回次世代を担う若手医療薬科学シンポジウム
○Tappei Takada, Hirotaka Matsuo, Kimiyoshi Ichida, Nariyoshi Shinomiya, Hiroshi Suzuki
"ABCG2/BCRP, a high-capacity urate transporter, is a major causative gene for gout"
東京 2010年11月
優秀演題賞
第30回胆汁酸研究会
○高田龍平、久々宇郁也、高砂織、鈴木洋史
『ヒト・マウス由来細胞におけるFIC1-FXRシグナルの比較』
広島 2008年10月
優秀発表賞
第一回トランスポーター研究会
○高田龍平、奥脇正恵、鈴木洋史
『核内受容体によるOSTα/βの発現調節機構』
東京 2006年12月
Best Presentation Award
1st Asia Pacific International Society for the Study of Xenobiotics Meeting (APISSX2006)
○Tappei Takada, Masae Okuwaki, Hiroshi Suzuki
"Regulation of mouse organic solute transporter alpha and beta expression by FXR"
Jeju, Korea 2006年5月

招待講演(国際学会のみ)

Tappei Takada, Hirotaka Matsuo, Kimiyoshi Ichida, Hiroshi Suzuki
Functional cooperation of URAT1/SLC22A12, GLUT9/SLC2A9 and BCRP/ABCG2 in urate transport
Gordon Research Conferences: Multi-Drug Efflux Systems
Lucca (Barga), Italy 2015年4月26日~5月1日
Tappei Takada, Hirotaka Matsuo, Kimiyoshi Ichida, Akiyoshi Nakayama, Hiroshi Suzuki
ABCG2/BCRP dysfunction as a major risk factor of gout
BioMedical Transporters 2013
St. Moritz, Switzerland 2013年8月11日~15日
Tappei Takada, Kimiyoshi Ichida, Hirotaka Matsuo, Akiyoshi Nakayama, Hiroshi Suzuki
Dysfunction of a urate exporter ABCG2 as a major risk factor of hyperuricemia and gout
15th International Symposium on Purine and Pyrimidine Metabolism in Man
Madrid, Spain 2013年6月9日~13日
Tappei Takada, Hiroshi Suzuki
Molecular Mechanisms of Transporters for Bile Formation and Related Liver Diseases
22nd Congress of the Asian Pacific Association for the Study of the Liver (APASL 2012)
Taipei, Taiwan 2012年2月16日~19日
Tappei Takada, Yoshihide Yamanashi, Hiroshi Suzuki
Functional associations of ABCG5/G8, NPC1L1 and NPC2 in biliary cholesterol secretion
ABC2011 in Kyoto – ABC Proteins/Membrane Meso-domains/ES-iPS cells
Kyoto, Japan 2011年11月16日~17日

所属学会等

日本薬学会、日本医療薬学会、日本薬物動態学会、日本薬剤学会、日本薬理学会、日本臨床薬理学会、日本ビタミン学会、日本痛風・核酸代謝学会、日本動脈硬化学会、日本生化学会、日本脂質生化学会、日本消化吸収学会、日本栄養・食糧学会、トランスポーター研究会

その他

趣味:若い娘と遊ぶ(自分の娘)、旅行