茨城県は、人口当たりの医師数が全国ワースト2という状況にあり、医師不足などを要因とした地域医療の崩壊という喫緊の課題に対応する必要があります。そこで、医師不足地域における地域医療体制の整備、および質的向上などへの寄与を目的として、行政、独立行政法人および企業と連携して、多様な手法を用いた、地域医療再生プランに取り組んでいます。
1例として、現在までに県内に13箇所の地域医療教育センターなどを開設し、当該センター等には筑波大学附属病院の教員を常勤で49人、非常勤で6人の合計55人を配置し、院内配置の3人を加えると58人の体制で、地域医療の再生に取り組み、各々の医療機関の診療指標も大幅に改善されています。