大会長挨拶

第36回国立大学リハビリテーション療法士学術大会長
群馬大学医学部附属病院リハビリテーション部 長谷川 信

長谷川信    2014年10月25日(土)、第36回国立大学リハビリテーション療法士学術大会長を努めさせて頂きます。群馬での学術大会開催は20年ぶりとなり、私が理学療法士免許を取得した年に臼田大会長の下、運営のお手伝いをさせて頂いたことを思い出します。再度、私ども群馬大学医学部附属病院が開催する機会を頂けたことに感謝申し上げます。20年間に新たな病棟や施設が建設され、再度お越し頂く方にとっても新鮮なキャンパスになっております。今回、会場が大学ではありませんが、ご都合のつく方はキャンパスまで足をお運び頂ければと思います。

   さて、今回の学術大会のメインテーマは「GeneralistとSpecialistへの挑戦」です。大学病院では、特色である幅広い疾患に対する疾患に対する総合的な視点とある分野に特化した専門的な視点の両極性が求められております。相反するようにみえてもリハビリテーションを進める上では共に重要な視点であります。日常的の診療中から様々な経験や新たな知見について情報共有、交換できる学術大会になることを期待しております。今年も昨年に続き、多くの会員の皆さまにご発表頂けるようにポスター発表も準備する予定です。大学病院特有の症例報告や研究などをご発表頂き、リハビリテーションに関わる様々な職種の視点でディスカッション頂けたらと思います。

    最後に、国立大学病院にてリハビリテーションに携わる方の情報交換、共有と新しい時代のリハビリテーションについて考え、創造する機会となることを願っております。多くの皆様のご参加お待ちしております。
 
 

第33回国立大学リハビリテーションコ・メディカル学術大会