ごあいさつ
第17回日本褥瘡学会関東甲信越地方会学術集会
大会長
久島 英雄 (諏訪赤十字病院 副院長)
オンライン開催(11月2日から15日)に変更いたします
この度、第17回日本褥瘡学会関東甲信越地方会を、2020年10月2日(金)・3日(土)の2日間に渡り、ホクト文化ホール(長野市)での開催に向けて準備を進めておりましたが、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染拡大による各地の状況を鑑みまして、現地開催を中止とすることといたしました。しかしながら、褥瘡問題について皆様と一緒に考えて行きたいという思いがあり“オンライン開催”に大会企画を切替え、収録したビデオのオンデマンド配信およびPDF等閲覧にし、そのための準備期間の見直も考え、開催期日を11月2日(月)~15日(日)までの2週間とさせていただきます。
日本褥瘡学会関東甲信越地方会発足から早くも17年が経過し、この間に、褥瘡の予防・治療に関する多くのエビデンスが集積され、私たちが使用できる機器やツールも大きく発展してきました。 今や、日本は世界で最も褥瘡発生が少ない国になりました。この世界一低い褥瘡発生率を支えているのは、介護や医療の現場で活躍する人々の労力があり、一方で、高齢化率は日本がトップを独走しており、2050年頃まではさらに高齢化率が高まります。 支える労力が減っても、現在のレベルを維持するためには、どうしたらいいのか。テーマも「高めよう!褥瘡管理の効率性」とさせていただいておりますので、ぜひとも現地ではお会いできなくても、ご参加いただける皆様に有意義な学会になるよう鋭意、準備を進めてまいります。