科目名:精神保健学実習

担当教員:川上憲人、島津明人、宮本有紀、森 俊夫

講義目的及び内容:
 地域の精神保健福祉活動の見学、および希望により産業精神保健、学校精神保健の現場の見学を行い、わが国の精神保健の現状と課題を理解し、その解決策を自ら考えることのできる能力を身につけることを目的とする。

教室: 医学部3号館N101(および各実習場所)

時間:9:00~17:50

<実習スケジュール>
9月6日(月)午前 課題発表会
       午後 精神保健学実習オリエンテーション 地域精神保健福祉関係者による講義
9月7日(火) 全日 地域精神福祉施設実習
9月8日(水)全日 地域・産業・学校選択実習
9月9日(木)全日 精神科医療機関実習
9月10日(金)午前 (発表準備)
       午後 精神保健学実習発表会

備考:
1.精神保健学実習の詳細について4月8日(木) 1限の精神疾病論第1回授業のオリエンテーションにて説明するので、必ず出席すること。
2.1グループ2~4名で行う。グループ分けは、学生の希望をききながら5月中(精神疾病論最終日)に決定する。
3.課題発表会(9/6)では、各実習コースに関する施設やサービス、関連する制度について学生が調べ、グループごとに発表する。
4.地域精神福祉施設実習(9/7)では、原則2名が1組となり、精神障害の経験者にインタビューして、これまでの経過や現状、今後の希望などについて聞き取り、具体的事例を通じて精神保健の現状を理解することを目的とする。またその施設の活動を見学する。
5.地域・産業・学校選択実習(9/8)では、希望により地域精神福祉施設、産業精神保健関連サービス、学校に分かれて見学あるいは体験型実習を行う。
6.精神保健学実習発表会(9/10)では、地域精神保健福祉施設実習でインタビューした内容を含めて、精神保健の現状と課題、よりよい精神保健に向けての提言などをグループごとに発表する。
7.希望により別途設定する「長期実習」を受講し、精神保健学実習の単位に代えることができる。ただし精神保健学実習発表会(9/10)では発表することが必要。
8.看護学コースの学生は必ず履修すること。  

成績評価:課題・成果発表会の発表内容、レポートに出席点を加算して評価する。