Interview

鉄門漕艇部の現役部員に、入部のきっかけや部の魅力を聞くインタビュー企画です。

① 2年 武村尚樹

名前:武村尚樹
学年:2年
出身高校:洛南
高校の時の部活:鉄緑会大阪校スタバ部(要するに帰宅部?)

 

―なぜ部活に入ろうと思った?

新歓の時に荒川でボートを漕いだ際、風を切る心地良さを全身で感じました。この爽快なスポーツを大学生の間やり続けてみたいと思い、鉄門ボート部に入部しました。

―部活に入って変わったことは?

腕と太ももと肩周りが太くなりました。精神面での変化は特にないかも。

―慶應戦・京大戦ではエイトのコックスをしていたが、あなたにとってコックスの魅力とはなんですか?

コックスは直接的に勝敗に直結することはないと思われがちですが、舵取りひとつ、コールひとつでも艇速は大きく変わる、ということに半年間コックスをやって気づきました。例えば、船の進行方向が真っすぐではない時、コックスは舵を切る必要がありますが、ここで舵を切りすぎてしまうと、水との抵抗が大きくなり艇速が落ちてしまいます。また、漕手のリズムが0.1秒でもズレていると艇速はなかなか上がらないので、その状態になっていると気づいたら我々コックスは即座に、滑らかに修正を促すコールをいれなければなりません。あるいは、実際のレースでは、対戦相手の出方を見ながら「ここは粘ろう」「ここで一気に抜こう」などとその場その場で考えてコールをいれ、船全体の士気を高めるということもします。船全体、レースコース全体を見渡せるポジションにいるのはコックスだけなので、船の安全なども含めた命運を握っている存在だと思います。体力面ではなく精神面、戦略面で船を支える。これがコックスの魅力だと思います。

―ボート以外の趣味は?

マリオカートとライブ参戦です。音楽については、米津玄師とNewJeansのファンです。K-POPは男子グル女子グル問わず幅広く聴いています。ボート部にK-POPを語り合える人が誰もいないので寂しい思いをしています。

―バイトは何をやっている?

東大理三/東大医学部生しか講師になれない(!?)とある塾で働いています。ほぼ鉄門サークルみたいなもんです。僕が勤務している曜日は常に賑やかなので楽しいです。

―新入生に一言

一生に一度のUTokyoライフ、何かに全力で取り組まないとただの暇なライフになってしまいます。鉄門漕艇部に入部し、我々と共に6年間、荒川の水面を翔けるライフを歩んでみませんか?きっとそれは、あなたにとって一生の財産になるはず。新歓でお待ちしています!!!

② 5年 丹将真

名前:丹将真
学年:5年
出身高校:灘
高校の時の部活:生物研究部

 

―なぜ部活に入ろうと思った?

試乗会でエイトに乗った時のスピード感や、部の雰囲気の良さに惹かれて入部しました。

―部活に入って変わったことは?

トレーニングで体力や最後まで粘り強くやり遂げる力がつきましたし、練習後のミーティングで自分が感じたことを伝える力もつきました。

―医レガではメダルを獲得したが、ダブルスカルの面白さは?

ダブルスカルは2人で1つの艇を進めていくのですが、バラバラに押しては船は進みません。そこで必要なのが、2人だからこその高い調和性、強い一体感、切れない友情、錆びない愛情です。これら全てを培うことができた時の漕ぎの心地よさはなかなか得られるものではありません。

―ボート以外の趣味は?

野球観戦とポーカーですね。先輩とご飯を食べながら野球の話をしたり、ポーカーで一緒に遊ぶこともあります。

―バイトは何をやっている?

今はやっていません。

―将来は何に興味がある?

まだまだ医学について学び始めなので決まっていませんが、外科にも興味があります。

―新入生に一言

理三合格おめでとうございます!大学には色々な部活・サークルがあり、新入生の皆さんもどこに入るか考えているところだと思います。ボート競技は人数や使うオールの種類によってたくさんの種目に分けられていて、さらに漕手だけでなくcoxという舵取り役の選手もいるので部員全員が活躍できます。まずは一度試乗会に来て僕たちと一緒に艇が進む時の爽快感を体験しましょう!