がん情報提供の自動化
研究概要
事業名
国立がん研究センター運営費交付金研究開発費
研究班タイトル
がん情報提供のためのチャットボット(自動応答)システムの構築に向けた検討(2023-A-22)
研究代表者:
国立がん研究センター がん対策研究所 八巻知香子
研究班の目標について
がんチャット相談の検討を進めることにより、相談記録集積方法と集積データを活用して、相談の情報基盤の検討を進めて参ります。
研究紹介
利用記録データは、電話相談データと共に集積可能となれば、将来的に、大規模データとなり、人工知能による音声対話による相談の情報基盤として、国民に還元する仕組みとなることが期待できる。チャットシステムは、数カ所のがん相談支援センターと連携して、導入の可否を含めて検討を進めていきます。
具体的に、以下の2つの検討に取り組みます。
- 大量の相談対応データより患者・家族の情報ニーズを収集し、解析する手法の検討
- チャットによるがん相談システムの導入手法の検討
本研究班は「がん情報提供の自動化に向けた研究(2020-A-19)」を引き継いで実施しています。