障害のあるがん患者支援
研究概要
事業名
厚生労働科学研究費補助金 がん対策推進総合研究事業
研究班タイトル
がん罹患前より障害があるがん患者に対する医療機関における適切な医療・支援の実装に資する研究 (23EA1030)
研究代表者:
国立がん研究センターがん対策研究所 八巻知香子
研究班の目標について
この研究では、障害のある人ががんになっても適切な医療が提供されるために必要な環境を全国のがん診療連携拠点病院が整備することに寄与することを目標とします。
研究紹介
以下の3点に取り組みます。
1.がん相談支援センターをハブとつつ、障害のある患者に対して病院の体制として必要な合理的配慮を提供し、ひいては適切ながん医療が提供するために必要な事項を明らかにすること
2.1を支えるコミュニケーション支援ツール等の資材を継続的に提供する方法を明らかにすること
3.がん診療連携拠点病院で体制整備を行うために活用可能な情報提供資材、コミュニケーション支援資材、職員への研修プログラムが、地域で普及するために有効な方法を明らかにすること。
なお、この研究は、「障害のあるがん患者のニーズに基づいた情報普及と医療者向け研修プログラムの開発に関する研究 (20EA1014)」を引き継いで実施しているものです。