これまでの活動
これまでの活動
科学研究費補助金
研究期間 | 研究種目・課題番号 | 研究テーマ | 研究代表者 | 研究分担者 |
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2002~2004年度(3年間) | 若手研究(B)・30315858 | 在日外国人健康支援に関するNPO(非営利組織)活動の有効性評価 | 永田文子 | ― |
2009~2011年度(3年間) | 基盤研究(C)・21590572 | 外国人患者と医療者間におけるコミュニケーション・ギャップの実証的研究 | 濱井妙子 | 永田文子山田貴代 |
2012~2014年度 (3年間) | 基盤研究(C)・24590623 | 外国籍住民参加型の地域医療連携システムの構築:医療通訳者育成支援の試みから | 濱井妙子 | 永田文子 |
助成金
研究期間 | 研究費の種類 | 研究テーマ | 研究代表者 | 研究分担者 |
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2000 | 日本科学協会 笹川科学研究助成(学術研究部門) | 在日ブラジル人の母子保健行動に関する研究 | 永田文子 | ― |
調査・研究
2012~ | 在住ブラジル人対象の医療通訳者養成研修プログラムの開発と評価 (概要) 現在進行中 |
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2011年度 | 異文化理解に関するセミナー~外国人患者と医療従事者間のコミュニケーションを円滑にするために~(案内チラシ:PDF),2011.3.13 (概要) 地域における外国籍住民を取り巻く現状や医療の課題への理解を深めるために、医療従事者を対象に異文化理解に関するセミナーを開催しました。このセミナーでは、医療従事者と外国人患者のコミュニケーションに関する質問紙調査の結果を報告した。さらに、大間知オタビオ氏にブラジルの最新医療・薬事事情、浜田エミリア氏に通訳者とうまく連携・協働するために(文化の違いによって生じる問題など日本の外国人医療の実際)について話題提供いただき、外国人患者と医療者の双方がよりよい信頼関係を築くにはどのような相互理解が必要なのか話し合いました。 |
「外国人患者とのよりよいコミュニケーションにむけての検討」に関するグループ・ディスカッション調査,2011.8.18 & 10.1 (概要) 外国人医療に従事している専門家(医師2名、薬剤師1名、看護師2名、通訳者1名)と、医療通訳の経験がある在住ブラジル人2名を対象に、
を実施しました。 |
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2010年度 | 在日外国人の看護に必要なカルチュラルコンピテンスに関するフォーカス・グループ・ディスカッション調査 (概要) 通訳者を雇用している病院に勤務している看護師を対象に、外国人患者の看護に必要なカルチュラル・コンピテンスを明らかにするために、フォーカス・グループ・ディスカッションを実施しました。 |
2009年度 | 外国人患者と医療者間におけるコミュニケーションに関する質問紙調査 (概要) 医療現場での外国人患者と医療者間におけるコミュニケーションの課題を明らかにするために、静岡県西部地区7市の医師、薬剤師を対象に質問紙調査を実施し、外国人診療の現状や外国人患者に対する医師と薬剤師のコミュニケーション態度などが明らかになりました。今後の対応としては、適切な医療通訳者を利用できる環境を整備すること、医療者のコミュニケーション技術やtranscultural competenceをあげることが重要と考えられました。 |
2007~2008年度 | 地域における外国人医療支援システム構築にむけたグループ・インタビュー調査,2008.2.17 (焼津),2008.3.2 (牧之原),2009.2.7 (袋井) (概要) 外国人患者と医師間の異文化コミュニケーションで生じるコミュニケーション・ギャップの要因を抽出することを目的に、ブラジル人を対象に、地域の医療施設利用における困難点やブラジルと日本の医療供給体制の相違点についてフォーカス・グループ・ディスカッションを実施しました。 |
2006年度 | ブラジル人市民に対する健康問題の正しい理解のための普及・啓発活動,2006.7.2,2006.7.9,2006.7.16(健康啓発用冊子 ポルトガル語版:PDF/日本語版:PDF) (概要) ポルトガル語版健康啓発冊子を作成し、袋井市とNPOの協力を得て、ブラジル人市民を対象に健康問題の正しい理解のための普及・啓発および医療情報提供の支援活動として、「ブラジル人市民のための健康調査報告会と無料身体測定」を実施しました。 |
2005年度 | 在日ブラジル人の健康行動に関する研究(保健師ジャーナル 62巻12号(2006.01) pp.1022-1028, http://ej.islib.jp/ejournal/1664100422.html?) (概要) 在日外国人が健康面でどのような問題に直面し対処しているのかを解明し、在日外国人の生活の質向上の改善と地域における多文化共生社会づくりを推進していくために、静岡県西部地域で定住化が進んでいる在日ブラジル人を対象に健康行動に関する質問紙調査を実施しました。 |
2003~2004年度 | 在日外国人(ニューカマー)の受診状況に関する研究 (概要) 在日外国人の医療費を明らかにするために、医療費に関わる要因について診療報酬明細書を用いて抽出し日本人と比較しました。さらに、国保診療報酬明細書と事業報告書を用いて、A市外国人登録者の受診状況を明らかにしました。 |
その他の活動
「浜松版医療通訳者システム構築の可能性について」,第4回 コミュニティ通訳&多文化相談員ケース検討会「浜松版医療通訳者システム構築の可能性について」, 講師,浜松国際交流協会 (HICE) 浜松市多文化共生センター,2011.11.12 http://www.hi-hice.jp/hmc/human_report.php#00193 |
「病院のかかり方講座」,掛川市日本語教室,講師,掛川市国際交流センター (KIC),2012.7.18 http://kakegawa-life.com/date/2012/07/ |