テーマ:
2040年に向けて地域医療を共に支えていくためのヘルケアエコシステムを考える
開催趣旨:
少子高齢社会の到来によって医療提供体制は、2040年に向けて地域医療構想の下に入院、外来、在宅医療の機能が明確になってきた。それと共に、人口減少、医療・介護資源の偏在等により、適正な医療提供を継続する上で新しい考え方としてヘルスケアエコシステムが生まれてきた。ヘルスケアエコシステムは、資源や機能を共有し、有効に機能するように調整・連携・協力のもとに持続した医療の質向上と効率化を目指すものとされている。
医療連携から多職種連携へ、さらに社会連携と発展するうえで、情報の共有が必要であり、そこにはデータエコシステムの構築も必要である。また情報の共有についてはプラットホームも必要である。このような社会が急速に現実になりつつあるので、薬剤師もこの社会変化を理解して行動する機会とする。
プログラム
挨拶 佐藤嗣道(日本社会薬学会会長 東京理科大学)
講演
1)アカデミアから見た健康・医療人材育成の過去・現在・未来
近藤 昌夫(大阪大学 薬学研究科 医薬品・医療機器規制科学分野 教授
(兼)附属実践薬学教育研究センター 薬事教育研究ユニット
(兼)附属創薬センター 創薬臨床研究推進ユニット 医薬品・医療機器規制科学プロジェクト)
2)2040に向けて 医療現場のタスクシフト・シェアの現状と課題~薬剤師の視点から~
荒木隆一(市立敦賀病院医療情報センター 副院長)
3)地域での多職種連携におけるタスク・シェア/シフトの実際
藤田珠理(株式会社田無薬品 薬局ホームケアファーマシー田無店)
開催日時:2025年4月27日(日) 10:00~12:30
会 場:ZOOM
参加費:会員 500円 非会員 1000円 学生無料