第39回日本小児遺伝学会学術集会のご案内(第2報)
2016/05/23
演題一覧、スケジュールを追記しました(2016/10/28)
日本小児遺伝学会会員の方へ
第39回日本小児遺伝学会学術集会を下記のように開催致します。本学術集会は、近年、日本小児科学会の時期に開催されておりましたが、今回から独立した分科会の学術集会として開催されます。小児遺伝学会の総力を結集し、多くの企画を盛り込んで、楽しくかつ有意義な学術集会に致します。是非、多くの方の参加をお願い申し上げます。緒方勤
浜松医科大学小児科
第39回日本小児遺伝学会学術集会大会長
概要
- 日時:平成28年12月9-10日(金曜日11:00—土曜日17:00)
- 場所:慶応大学三田北館ホールと会議室
- 演題募集:2016年7月15日~2016年9月15日(予定;後日連絡)
- 第39回日本小児遺伝学会学術集会スケジュール(PDF)
内容(現時点の予定)
一般演題
特別講演
- Mirage症候群:表現型考察から新規遺伝子同定、そして機能解析まで(長谷川奉延先生)今週のNature Genetics onlineで発表されたばかりのホットトピックです。表現型の解析から複数例が未知の同一疾患を有すると推測し、エクソーム解析で責任遺伝子を同定した後、その遺伝子変異の機能を解明したという内容です。
小児遺伝学シンポジウム
- 小児遺伝と希少疾患研究(松原洋一先生;国立成育医療研究センター研究所長、日本人類遺伝学会理事長)
- 小児遺伝と倫理(福嶋義光先生;前日本人類遺伝学会理事長、全国遺伝子医療部門連絡会議理事長)
- 小児遺伝と小児慢性特定疾病・指定難病制度(小崎健次郎先生;日本小児遺伝学会理事長)
小児遺伝と最新技術
- 次世代シークエンサー(才津浩智先生)
- iPS細胞(赤松和土先生)
New Syndrome Session(本学会員が、その樹立に貢献した症候群)
- Kagami-Ogata症候群(鏡雅代先生)
- Takenouchi-Kosaki症候群(武内俊樹先生)
- Ehlers-Danlos症候群, Kosho type(古庄知己先生)
教育セミナー
- 本邦Noonan症候群成長曲線(横谷進先生)
- Prader-Willi症候群Update(松原圭子先生)
Dysmorphologyの夕べ(いつものように、気さくに、楽しく、有意義に)
懇親会
- 施設紹介:いくつかの施設の若手に5分程度の施設紹介をスライドでお願いし、ユーモアのセンスを採点し、表彰予定)
- 小児遺伝クイズ:本学術集会で取り上げるテーマについてクイズをやります。