実施施設 2020年4月現在
ノーヒットゾーンの導入段階は、以下の5段階に分かれます。本邦で体罰が法的に全面禁止されることとなった、令和2年4月に合わせてキックオフされたばかりの日本では、まだ導入している病院も少なく、その導入段階も浅い施設がほとんどですが、時間とともに、広さも深さも発展していくことを期待しています。(*レベル1〜5の詳細はページ下段をご覧ください)
- レベル1
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函館中央病院(北海道)
総合病院国保旭中央病院(千葉県旭市)
耳原総合病院(大阪府堺市)
兵庫県立尼崎総合医療センター(兵庫県尼崎市)
北九州市立八幡病院(福岡県北九州市)
- レベル2: ー
- レベル3
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前橋赤十字病院(群馬県前橋市)
松戸市立総合医療センター(千葉県松戸市) - レベル4: ー
- レベル5: ー
ノー・ヒット・ゾーンの発展
検討段階
- 少なくとも一人が、組織にNHZ(ノー・ヒット・ゾーン)の実装する計画を立てている
- その人物が、組織内の協力者とNHZの導入につき議論を開始している
- NHZに対する講演を聞いたり文献を読んだり、NHZを既に導入している他施設とコミュニケーションを取ったりしている
導入段階
- 2人以上の職員が、NHZのために活動を行っている
- NHZを導入するために、必要な資料やトレーニング提供体制の準備を計画的に開始している
- 組織から正式に、導入に関しての理解と協力が得られている
-
NHZを導入している他施設と具体的にコミュニケーションがとれる状況にある
(例:メーリングリストやFacebookのグループに参加している)
基本段階
- 職員向けのトレーニングを開始している
- 事例発生時に、都度オンゴーイングのトレーニングを行っている
- 施設内にNHZであることを示すポスターやその他の掲示物を掲げている
完成段階
- 全職員へのトレーニングが終了し、新入職者向けのトレーニング体制が確立している
- 施設内にNHZであることを示すポスターやその他の掲示物を掲げている
- 少なくとも一人が公的な仕事として、NHZを自身の職務の一部として活動を行っている
- その施設がNHZであることが、地域社会で認知されている
応用段階
- 全職員へのトレーニングが終了し、新入職者向けのトレーニング体制が確立している
- 施設内にNHZであることを示すポスターやその他の掲示物を掲げている
- 少なくとも一人が公的な仕事として、NHZを自身の職務の一部として職務を行っている
- その施設がNHZであることが、地域社会で認知されている
- NHZに関して、講演活動などの施設外活動を行っている
- 地域の他施設に、NHZの導入の働きかけを行っている