炎症−再生連関に関するレビュー
炎症と修復・再生のリンクに関して解説したレビューが出版されました
+++ 炎症は言うまでもなく本質的に保護的な生体応答であり、修復と再生の前提となります。従来から、炎症を阻害すると修復・再生も破綻することが知られており、これらには緊密な連携があると考えられていましたが、その分子的な連結機構がわかってきたのは最近です。本レビューでは、特に研究の進んでいる骨格筋の炎症・再生連関を中心に、炎症・修復・再生のリンクについて解説するとともに、特にマクロファージの役割について議論しています。