脳卒中治療と再発予防対策について

脳卒中の治療

脳卒中は、病型によって治療法が全く違ってきます。脳梗塞に限って言えば、まずは詰まった血管をいかに早く再開通させるかというところに注力します。それが達成できた、あるいは残念ながら適応外となった方でも、その日のうちにきちんと正しく病型を見極めて、個々に応じた的確な薬物治療、もしくは脳保護療法を行っています。

チーム医療

現在、脳卒中センターは、内科・外科の医者が協力してに診療に携わっており、その中に脳血管内治療の専門資格を持った医師がいます。また、脳外科の中に血管内治療専門の資格を持った医師もいます。かつ、血管内治療の専門医を目指すという若手も数名いるので、そういった医師たちが中心になって血管内治療を積極的に行っています。

かかりつけ医との連携

新しい薬が多くあるので、そういった薬の使い分けや、どういったところに注意して使わなければならないかといったことを学ぶ勉強会を積極的に行っています。そういった中で、地域の会友の先生方との連携を深めつつ、さまざまな会社の協力もいただいています。

再発予防

お酒は、血管が広がって血流が良くなると言われていますが、それも度が過ぎるといけません。お酒を飲む際は、適度に嗜む程度が良いでしょう。また、タバコは百害あって一利なしです。さまざまな予防薬を使っても、全てタバコがその効果を打ち消してしまうのです。まずは禁煙を達成してから、予防を考えましょう。

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