脳卒中センターについて

脳卒中センターについて

一、二次および三次救急外来に搬送されたすべての脳卒中患者に24時間365日対応し、専門医が直ちに迅速で適確な脳卒中診療を開始します。

また、脳卒中専門病棟で発症翌日より超急性期リハビリテーションを提供しています。

取り扱っている主な疾患

急性期脳卒中の治療全般、慢性期脳卒中の予防的治療

特色

当センターは脳卒中科、脳神経外科、リハビリテーション科が共同参画し、脳卒中科として独立した診療体制のもとに運営される脳卒中ユニット(Stroke Unit; SU)です。脳卒中専門医に加え、専門の看護師、理学・作業療法士、薬剤師、医療ソーシャルワーカーが1つの脳卒中専門診療チーム(Stroke Care Team)を形成して、「断らない・笑顔をわすれない」という理念のもと脳卒中診療を行っています。令和3年はコロナ禍により前年より入院患者数は減少し、総入院数540例でした。主な内訳は虚血性脳血管障害379例、出血性脳血管障害131例、その他疾患・検査入院が30例でした。t-PA静注療法は21例に実施し、機械的血栓回収療法は27例に実施し、Door-to-Groin 78分、TICI2b-3を81%で達成しています。内科・外科の合同vascularカンファレンスに基づいて外科治療も積極的に施行しております(31件)。外来では脳卒中センターを退院された患者さんや、頸動脈疾患の患者さんのために、脳卒中科外来を開設しています。

特殊外来

脳卒中センターを退院された患者さんや、近隣の先生方からのご相談に専門家としてお応えするため、脳卒中科外来を開設しています。

先進医療への取り組み

急性期脳卒中にCT灌流画像を活用したtissue-based strategyによる治療を実践しています。次世代血栓溶解薬の医師主導開発研究(T-FLAVOR)を主導しています。脳出血に対する活性型第Ⅶ因子製剤治療の国際共同試験 FASTESTに参加しています。

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