[情報公開]腎臓病の病名・診療行為から慢性腎臓病のステージを予測するモデルの作成
京都府立医科大学 大学院医学研究科 地域保健医療疫学講座 リアルワールドデータ研究支援部門では、京都府 健診・医療・介護 総合レセプトデータベースを用いた臨床研究を実施しております。
近年、ビッグデータを活用した研究が始まっていますが、医学系研究においても、日常臨床から発生する情報(リアルワールドデータ)を活用した研究が注目されており、診療報酬請求データ(レセプトデータ)を用いた研究はそのひとつです。レセプトデータには、複数の医療機関の受診歴と、そこで行われた診療行為が一定期間追跡できるというメリットがあり、今までは知り得なかった広い診療範囲の新しい知見が得られる可能性があります。その一方で、検査値などは含まれないため、腎臓領域において必要な腎機能を正確に把握することが難しいという側面があります。しかし、腎不全のために行われた診療行為(処方や検査など)を精緻に把握することによって、慢性腎臓病のステージを推定することが期待されます。本研究は、今後、腎臓病領域において、レセプトデータを用いた臨床研究を促進させるため、特定の診療行為から慢性腎臓病ステージを推定するための予測モデルを作成し、その妥当性を評価する研究です。
2018年1月から2019年12月、2022年1月から2023年12月において、京都府立医科大学附属病院の腎臓内科外来を通院された方の診療録(カルテ)を使って下記の臨床研究をあらたに実施します。実施にあたり京都府立医科大学医学倫理審査委員会の審査を受け、研究機関の長の許可を受けて実施しています。
対象となる方について
2018年1月から2019年12月、2022年1月から2023年12月において、京都府立医科大学附属病院の腎臓内科外来を通院された方
また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、2025年6月30日までに下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません
詳細は情報公開文章をご覧ください