ご意見のある方は、kodama@socio.kyoto-u.ac.jpまたはメイルを送るまで。
夜明け前。このページは今月すでにだいぶ書いたので、前半部を切り離す。まさに「猿のよう」であるが、こう書くと猿に失礼かもしれない(ポリティカル・コレクトネス)。そういえばまだ「かのように」は読んでいない。そのうち読もうっと。
今、冷凍庫開けたらアイスクリームだらけなんで、びびる。とりあえずそろそろ寝ないとやばい。
というわけで朝。教授が来るより早くに起きる。目覚ましもかけずに起きれるのがここで寝るときの利点である。家で目覚ましをかけないで寝たら、もしかして自分はもう二度と起きないんじゃないかという恐れがあるため、きちんとかけるようにしている、というほど寝てしまう。
「そういえば前にアンケートを取った」と以前書いたが、さらに二通、「知らなかった」の方に票が投じられた。これで知ってたが一人、知らなかったが四人である。と以前書いたが、さらに一通、「知らなかった」の方に票が投じられた。これで知ってたが一人、知らなかったが五人である。と昨日書いたが、さらに一通、「知らなかった」の方に票が投じられた。これで知ってたが一人、知らなかったが六人である。忘れたころにやってくる毎日新聞のおばちゃんのような、ありがた迷惑なこのアンケートの解答者たち。いやいや、そんなことはありませぬありませぬ。おきゃくさまはかみさまですイエスですブッダですオヤカタサマですどうぞ好きなだけアンケートにお答え下さい。あ、ところで今、「ゴーダマ・シッダルタ」をもじった「コダマ・ブッタロカ」あるいは「コダマ・シッテルカ」という新しいページ名を思いついた。なんにんかの先輩その他は前者の名前を持った内容のページを所望すると思うが、いや、それなら「コダマ・シナシタロカ」の方が適切といえよう。あ、あー、だ、だめだ、こ、こわくて失禁してしまった。こ、この話はなかったことにする。
もう一方のアンケートに答えてくれたお二方にも感謝。いまだに僕のホームページは更新状況がわからない。はたして得をしてるのか、損をしてるのか。暇ができたら勉強しまーす。
朝とも昼とも言えない時間。加藤先生は先ほど「寝坊した」といって来られる。その後高橋先生もお見えになる。そういうぼくといえば、ずっといる。起きてから今まで、哲学系のデータベースであるパストマスターズの契約同意書の抄訳をつくっていた。プリントコピーは5頁までだとか、いろいろ厳しい制限が課せられている。バックアップ以外の目的でコピーをとることはまったく許されていない。もちろん学生が悪いことすると購入者の加藤先生が縛り首八つ裂きの刑になって倫理学者としての生命を断ち切られるので、これをコピーすることは許されないのである。僕もまずい気がするので、家に帰ったら即刻証拠隠滅を計るとしよう。
昼。喫茶店でモーニング+週刊誌速読。ルネで本が全部15%引きになっているので、著作権関係の本やふぇみにずむの本を買おうかと思ったが、金も読む時間も無さそうなので断念。筒井康隆の本も買いたかったが、やはり断念。ラジオ英会話の11月号だけを購入。
筒井康隆の名前が出たので、ちょっとだけ書く。詳しい話はまたにする。僕が『文学部唯野教授』を手にしたのは3/16/96のことである。それまで筒井康隆を一度も読んだことがなかった。これにはやられた。まことにやられた。それ以来、主に勉強の息抜きとして彼の作品をいろいろ読んだ。何を読んだかについてはまた詳しく書くが、それ以来この7カ月間における彼の文体・考え方の僕に対する影響たるや甚大なものである。もちろん、僕のはまねごとであって筒井康隆本人のすばらしさには及ぶべくもない(ま、僕は小説を書いてるわけではないので、とりあえず文章力においては、と付け加えておこう。べつに彼をかみさまとしてあがめ奉っているわけではない)。というわけで、もし筒井康隆ファンの人が僕のホームページを見た場合、中には怒り出す人もいるかと思うが、寛大な心でもって許して欲しいのである。人間やっぱりまねをしないとうまくなりません。なりませぬなりませぬ。僕は伝統主義者ですから、個性は必ず模倣から出発すると信じています。ただ、その模倣した作品を人に見せるべきかどうかは問題がありますけど。あ、しまったながくなった。ここでうちきりっ。
そうそうそう、昨日の加藤先生の酒の席での演説でひらめいたのだが、ベンタムの「自分びいき」と「最大幸福原理」は企業と政府の関係において非常によく適合するんである。一般の企業が「自社の利益追及」を目標に掲げていることはほとんど異論のないところである。また、企業に対し規制を行なう政府の目標は「最大幸福原理」で問題なかろう。ありませんっ。企業--政府モデルで考えれば、ベンタムの解釈はしやすくなるのではないか。それで、結局人間も企業とかわらんのであるって証明すればよい。万歳。あ、そうか、よく考えたらベンタムって経済モデルで考えてたんだろうし、もともとこれが彼の理論の原型といえるのかもしれないな。
昼過ぎ。鈴木さんがいらっしゃる。ライオンズの「支配するものは支配されるものの利益に奉仕すべきである(政府は国民のために、個人は自分および家族のために、ということ)」という説について議論。しかしどんどん原理的な話になってしまい、収拾がつかなくなってしまった。先生が授業からもどってこられたので、打ち切れた。
夕方。中央生協で遅い昼御飯を食べていると、同回の深谷君と遭遇。ついついベンタムの話をしてしまう。M1の斎藤さんとも遭遇。いくら丼はなんだかよくわからんのだが、ばりばりしてて(のりか?)食べにくかった。480円は高い。
そろそろここでヘーゲルの授業が始まるので、退散するか。
夜。寝た寝た寝ました。一時間半。附属図書館2階のソファーで。深海魚の夢を見るぐらい深く寝てしまった。(この表現は著作権を放棄します。ご自由にお使い下さい。え、使わん?)もどってくるとヘーゲルの授業が終わってみんなが出て行くところ。さ、ちょっと勉強して帰るか。
さらに夜。白水氏が来て、帰られる。今週土曜の関西哲学学会の準備のためご多忙のようである。あ、そろそろよい子の帰る時間が近づいてきた。名残惜しいがいそいそと帰る準備をする。あ、あすは歯医者だっ。塾だっ。ってことで明日はこのページは更新されないであろう。お休み。
昼前。寝坊・昨日4時前まで今夜の読書会の用意をしていたから。3コマ目のニーチェの順番が当たっているので(もう二人しかいないのですぐ当たる)、急いで予習をしなくてはならない。ところでわたしは市バスが嫌いである。おそらく市バスもわたしのことを嫌っているに違いない。そうでないと今朝のようなわたしに対する嫌がらせの説明が付かないからである。京都市は至急市バスの台数を増やしなさい。ついでに値段も下げなさい。さもないとわたしは京阪電車と浮気をします。
昼下がり。くもり。ニーチェの授業は、自分でも何だかわからない訳をひたすら読んで他の生徒の不興を買いつつも、何とか無事終了した。さてこれから今夜の読書会の準備をせねばならない。しかし眠い。しかも夕方からバンドの練習もある。急がねば先週の二の舞になってしまう。
宵の口。蔵田さんがいらっしゃる。某教授のベンタムの解釈について少し議論。もっとよく考える必要あり。読書会の用意はまだまだ。やばい。とりあえずバンドの練習にいこうっと。
夜。最近歌う練習をしていないので、久しぶりに歌うと身体がぎしぎしいう気がする。体力がない。とほほ。
深夜。おわ、ねね寝てしまった。ひーっ。11時15分っ。うひーっ。どわーっ。と、とけいを巻き戻そうかっ。そそれとも部屋の鍵を閉めてしまおうかっ。や、やばいっ。やばいっすよ。どひゃーっ。あっ、こんなこと書いてる場合かってのっ。さとし勉強しなさいっ。
まだ深夜。ベンタム読書会は3時ごろに終わる。江口さんは一時間ほどしてお帰りになられる。ライオンズ教授--我々ベンタム通の間では「寅さん」という名で通っている--の話は論理的なんだろうがほとんど非論理的に思われるくらい難しくってさっぱりわからない。よって今回はレジメを載せないことにする。誰も読まないのが目に見えているからでもある。二人で爆笑した部分についてだけは、載せないのはあまりにももったいないので引用することにする。
・・・次にベンタムがこれまでいかに軽んじられてきたか、彼の著作がいかに読まれなかったかということが(寅さんによって)切々と書かれています。ここを読むとベンタム・ファンの僕たちは涙することを禁じ得ません。哲学の分野では、ベンタムはヒュームの影法師だったとか、ベンタムは子ミルの足を引っ張ったが子ミルはベンタムを克服しただとか、ベンタムは悪の権化だとか童貞だとかホモだとか既知外だとかもうむちゃくちゃの言われようです。・・・
寅さんは引き続き読むので、大体のまとめは必要な部分を全部読み終わってからここに載せることにする。ところで卒論の題名を今月末に出す必要があるのだが、どんな名前にしようか現在思案中である。「純粋ベンタム批判」か「ベンタムに至る病」か「ベンタムはかく言いけり」かのいずれかでいくか・・・。何か良い題名を思いついた方は教えてください。参考にさせてもらいます。
朝。うおっ。ね、ねむい・・・。どのくらい眠いのかというと、某先生の授業中ぐらい眠いのである。(具体的に誰と書けないところが残念。)しかしバンドの練習のコマをとるためにとにかく起きる。戻ってからまた寝る。寝ないと死にます。
昼。うおっ。げっ。起きたら昼前っ。げっ。げっ。もうバンドの練習の時間じゃんっ。げっ。
夕方。バンドの練習終わり。最近新しい曲ができない。そのかわりにギターの腕が少し良くなった気がする。これはピックをまた使い始めたためであろう。
ちょっと夜。関西哲学学会の発表を終えられた白水さんと、それを見ていた江口さんがいらっしゃる。お二人の人生論をありがたく拝聴する。
すっかり夜。引き続き寅さんを読んでいる。ところで寅さんはあることを延々と説明しておいて、「・・・まあこれは本論とはそれほど関係がない」なんて言うの。そしたら何でそんなこと言い出すのっ。話がこんがらがるでしょっ。とわたしは言いたい。寅さんの本はそういうわき道にそれた話で満ちあふれている。
さて、もう帰ろうか、というときに小林さんが現われる。ちょうど冷蔵庫からヨーグルトを取り出して食べてるときだったので、わたしは少し気まずい思いをした。さ、帰ろ帰ろ。
お昼。今日も寝坊。朝5時すぎまで起きていたせい。勉強はいっさいしていない。情けない。選挙に行った。選挙についていいたいことがあるので、見ていただきたい。しかし投票率が6割しかなく、有権者の約4千万人が投票に行っていない、という事実は驚くに値する。
"Wittgenstein"を観る。暗やみで男の友達と二人で観るには、少し危険な映画であった。また観る必要アリ。
卒論の題名は「倫理とは何か--ベンタムの場合」にしよっかなあ、と思っている
ところで今日はホームページをもう更新できないと思う。今日は忙しいのだ。
2コマ目の少し前。今日も寝坊。最近朝8時に起きれない。8時間睡眠ができないので体調も悪い。今日は3コマ授業があるが、また半分ぐらい寝てしまうんだろうな・・・。意味のない出席。喫茶店でも行こうかな。(けど最近は小心だからさぼれない)
そういえば昨日、ライオンズを「寅さん」と呼ぶことの論理的誤謬を指摘された。寅はタイガーだ、ということナリ。しかし実はいいんである。シニフィエとシニフィアンの結び付きは元来恣意的なので・・・しし知るかっ。言語学やめいっ。そうですか。わかりました。誤りを認めましょう。あおうまは馬にあらず。ライオンズは寅さんにあらず。
昼。奥野さんやら鈴木さんやら吉村さんやらがいらっしゃる。代議制民主主義についての意見が闘わされる。2コマ目の授業は案の定、先生の目の前でぐっすり寝てしまった。すいませんすいません。しかし先生の不興を買ってまで授業に出る意味とはなんぞや?
今奥野さんに、某教授に相談にいくための準備原稿を読んでいただいている。こんな文を書くのに昨日遅くまで起きていたんである。あーそれにしても某教授との相談はどうなるんだろうか。あー心配心配。
昼過ぎ。(あっ)(やってしまった)(やってしまった)(気がついたらいつのまにか喫茶店でジャンプとチャンピオン読んでた)(やってしまった)(ヒュームの授業さぼってしまった)(すいませんすいません)(悪気はなかったんです)(やってしまった)(気がついたらいつのまにか)(気がどうかしてたんです)(無罪)(無罪)(次からは心をいれかえて出席します)(やってしまった)
夕方。めでたく4コマ目が終わった。万歳。今日の演習発表はシジウィックについてだった。よくわからん。もちろんぼくの頭が悪いからである。
さらに夕方。今日は一回生のための専攻選びの自主ガイダンスがあって、倫理学研究室からは奥田君が説明に行ったようだ。それが終わってから奥田君がここに一回生を一人連れてきたので、いまずっと加藤先生がお相手されている。ああ、ああやってぼくも加藤先生に魅了され、ここに来てしまったのだなあ、としみじみ思い出す。あのころはぼくもまだとても純真で、教授室なんてものは教授と助教授と、優秀な院生のみが入れる聖域であり、学部生は部屋の中をのぞき見ただけで目がつぶれるんだと思っていた。現状については何もいうまい。
夜。選挙のやつ、ちょっと書き足したんで、良かったら読んでもらいたい。また、奥田君のも参照されたい。
そろそろ深夜。いままで小林さんと加藤教授がおられたが、二人とも帰られた。眠気も覚めたので(これがいけない)、もう少し勉強するとするか。
もうそろそろ真夜中。疲れたのでもう寝ることにする。あす早く起きよう。
夜明け。なぜか夜明けとともに起きる。わしゃ百姓か。前文に他意はない。冗談ですったらっ。江口さんからドトウの返信が来ていた。
ついでに。江口さんのホームページに「研究室の児玉君と 奥田君の選挙棄権についての意見はまともでおもしろいので読んでほしい。こういう若者ばかりなら日本の将来はあかるいのう」と書かれていた。「まともでおもしろい」と評価されてしまったことに反省。もっと爆論度を上げねば。爆論的急進主義を掲げて「吉田町レヴュー」でも創刊しようかな。もちろん主張は最大少数の最大幸福。「人間は本来利己的自己中心的にできているが、愚かな功利主義者達の主張によって自己の利益を犠牲にしてまで社会に奉仕するよう強制されてきた。そこで我々の説くのはいかにして社会の道徳や法を無力化することができるかである。そして社会全体の利益を犠牲にしてでも自己の利益を追及する方法である」。え、だめ?
書き殴り。読み殴り。聴き殴り。いや、深い意味はないんですが。
まだ書く。ところでぼくがアメリカに留学していたときにお世話になった・ホストファミリーの中のホストブラザーのまさる君(仮名)が、今年の夏から日本に再び来ている。前回は愛知の大学に留学、今回は広島は音戸町という島の中学校でAET(Assistant English Teacher)をやってるのである。この島、すごいとこみたいで、中学生たちは外人が珍しいらしく、まさる君を触っては逃げる、という遊びがはやっているらしい。あはは。さらに、「外人@@@おっきい」といって逃げるんだそうである。もちろん「@@@」に入るのは男性性器の和語である。あはは。「何とか解決しました」ってこないだ電話で言ってたんだけど、どうやって解決したんだろ。とにかくかなり保守反動鬼畜米英ってなところに送り込まれたらしいので、院試が終わったら様子を見に行ってみたい。
2コマ目がそろそろ始まる時間。今日はぼくは授業はない。さっきまで喫茶店に行っていた。ミュージックマガジンの11月号に人工妊娠中絶の記事が載っていたので、厚かましくも頼んで借り出してコンビニに行ってコピーさせてもらう。人工妊娠中絶ってアメリカではすごい問題になってるんだ、とあらためて認識。またこれについても爆論するかも。
昼過ぎ。吉村さんと人工妊娠中絶の議論。うーん。それからひるごはん。中央食堂で思っても見ない人物と遭遇。"the last person"とまでは言わないが、意外な人物であった。
夕方。きょうはずっと人工妊娠中絶のことを考えていたが、やっぱり結 論が出ない。「人間は受精卵のときから人間であって、胎児を殺すのは殺人で ある。胎児を殺すことができるのは母体に危険がある時(正当防衛の場合)のみ である」という中絶殺人論に反論を出せないのだ。実際こ れが常識となって、中絶が法的に禁止されたら、現在の社会のままでは非常に 不幸な出産が続出するのは火を見るより明らかな気がするが。誰かこの意見を 覆すヒントくれませんか。
夜。山崎さんと夕食を食べにいく。ヘーゲルとツェッペリンのお話。京大学生新聞(10/20/69)がおもしろいこと書いているので少し引用する。さすがは京大学生新聞。(強調はぼくが興味深く読んだところ)
"純潔"は幸福を保証
異性への敬愛の念が湧く
成すべき準備とは
前回、最高の幸福は純愛に基づく夫婦関係にあるという結論に至った。では、現在大学生の者はそのために何を準備すればよいのだろうか。
まず、数多くの恋愛経験を積んだ方が、真に将来の伴侶を愛することができるのではないかと考える人が多い。しかしそれは錯覚である。恋愛経験を積むということは、それだけ別れの経験を積むことになり心に深刻な傷をたくさん負うことになるからである。・・・実際に数多くのリハーサルをこなした異性と結ばれたいと心底から思う人がいるであろうか。たとえ愛するのに不器用であっても「私にとっての異性は生涯あなた一人しかいない」という言葉を交わし心とからだの全てを捧げ合うことで比較にならないぐらい、言い換えれば絶対的な喜びをもたらしてくれる。結局「純潔」に集約
このように考えていくと結局やるべきことは、「純潔を守る」ことに集約されるのである。・・・将来の妻(夫)のために自分の心と身体を清く保つのである。純潔を保つには
しかしコンビニでさえアダルト雑誌を置いているし、電話ボックスの中には情欲をそそるテレクラのシールがいっぱいに貼られているものもある。また最近の女子高生も、テレクラブームで悲しいかな、純潔などとんでもないという風潮である。さらに教育の場では倫理性を抜きにした科学的性器教育が行われている。もはや純潔は死語となってしまっている。・・・
だからこそ自分という存在をじっくり知らねばならない。何者にも、流行や風潮など周囲の環境に対しても巌(いわお)のごとくに左右されない自分を作り上げていかねばならない。・・・
それと同時に第二回でも述べた通り、自分の情緒を育てておくことが重要である。・・・そうなれば異性を自分の欲望の対象とすることが許せなくなる。そして金のために、性欲のために、寂しさ紛れのために簡単に体を許し、より深い幸福を売りとばすアダルト雑誌や水商売の女性が哀れで可哀想に思えてくるのである。さらには自分の心と体は自分のものではなく、むしろ将来の妻(夫)のためのものであることが分かり、自分勝手に心と体を使うことができなくなるのである。このような境地にまで至れば一応安全といえよう。
・・・すごい。ぼくもこのくらい確信に満ちた調子で書けるようになりたい。あーあ、なにやってんだか。もう帰らなきゃ。明日は来ません。
昼休みも終わりの時間。今日も寝坊。ところで、少年マガジンの「ドクターK」について。マントを着てあんな変わった格好をしてる人間が赤の他人なわけがない。あ、こんなこと書いてる場合じゃない。授業授業。
昼過ぎ。某教授を待ち伏せして、来週火曜日に卒論の相談に乗ってもらうアポをとる。失禁度70%(100%で完全失禁)であった。
そろそろ夜。図書館で借りた本が返却期限が過ぎていたので現在急いで読んでいる。とてもありがち。あ、もう時間だ、バンドの練習に行こう。
夜。バンドの練習終わり。自分で作った歌がうまく歌えなくて苦心する。さて、勉強勉強っ。
夜更け。正確にはすでに26日土曜日。開催が危惧されていたベンタム読書会が無事開会・閉会し、(お忙しい)江口さんはさきほどお帰りになられた。読書会の終わる頃まで、(お忙しい)白水さんもいらっしゃっていたが、やはりすでに帰られた。当たり前のことであるが、みんなそれぞれ自分の家に帰るのである。それはともかく今回の読書会のおかげで、某教授との面会はおそらくうまくいくであろう。(お忙しい)江口さんに感謝。ささ、もう寝よ寝よ。しかし"Carole King In Concert"はすばらしいのである。
朝。くもり。ふぁーあ。何でこんな早くに起きなきゃあいけないんだろ。それは、起きないとヨリ不幸になるからです。軽音のコマとりに行かねば。
掲示板は、非常におもしろい(特に選挙棄権について)。なんだか啓発的である。ぼく一人で楽しんでる気もするが。---うーん、やっぱり「死刑廃止論」とか「人工妊娠中絶」の掲示板も作ってもらおうかな。
正午前。これからまたバンドの練習。うーしかし眠いっ。
もう夕方。なんかとても寒い。金もないのにStevie Wonderの"Innervisions"と"Fulfillingness' First Finale"と、二枚もCDを買ってしまう。(そういえば誰だったかもCD買い込んだって言ってたなあ。あっ、禁句禁句。)ついでに古本屋で刑法関係の本を買う。ここに戻ってきたはいいが、もうすぐ西部講堂の手伝いにいかないといけない。それが終わったら他のバンドの練習。なんだか忙しいなあ。こんなことしてていいんだろうか。(いけません)
朝。日曜はずっと寝てた。どれくらい寝てたかというと、地球さんは毎日一生懸命自転しているわけだが、彼女が3分の2回転している間、早く言えば16時間も寝ていたのである。それからさすがに反省して勉強。前日よく寝たせいか今日は早起きできた。寝だめってできるんだろうか。
昼。2コマ目の授業に出る。今日の応用倫理学はdrug testingの話。詳細は奥田君のホームページに掲載されるであろう。そういえば、この間メガネ(のレンズ)を路上に落として、探していたら自分で踏んづけてしまい(まぬけだ)、欠けてしまったので、新しいのを買わなきゃいけない。もうだいぶ見えにくくなってたしなあ。
昼下がり。曇り時々雨。3コマ目のシェリングの授業はまた寝てしまった。わけわからんから寝てしまう。するとさらにわからなくなって、目覚めてもどこやってるのかわからないからまた寝てしまう。もはや救いようがないのである。
朝。ず、頭痛がいたいっ。ちきしょ。朝6時半なんかに起きるんじゃなかった。ちきしょ。くそくそ。なんでそんな早くに起きてしまったのか。くそくそ。それは、おねしょ、じゃないない、今日はリヴァイアさまに謁見する日だからだ。むむむ。さてさて、レベル4の貧弱魔法使いの児玉の運命はどうなるのやら・・・。
昼過ぎ。また3コマ目の授業をさぼってしまう。奥野さんと最終会談。いよいよ後15分で戦地へ赴く。お父さんお母さんぼくを産んでくれてありがとうございました。えーと、ヒロポンヒロポンは、と。
夕方。戦闘終了。終わり。なんかよくわからんが平穏無事に終わった。良かった良かった。タイトルも決定したので、知りたい人はここをクリックしてください。リヴァイアさまにいろいろ読む本を指摘されたので、また一生懸命勉強しないと。
夜。やっと静かになった。
さらに夜。白水さんと斎藤さんと夕食を食べてから、研究室で何となく時を過ごす。眠くて何もできない。現在、加藤教授と小林さんがいらっしゃる。
今日はロールズの『正義論』をちらと見たが、いろいろ勉強しなきゃな、と思った。カントもヒュームもホッブズもロックもヘーゲルもハイデガーもアリストテレスもある程度勉強しないと、やっぱり話にならない。修業修業。
深夜。もう寝る。寝ます。だんだん自分のホームページが増えていくので怖い。大学院(うまく)入ったらいっぺん全部消そう。
さらに深夜。し、しまった。あかん。ついついがらにもなく「ねっとさーふぃん」してしもた。あかん。ねんと死ぬがな。死ぬがな。あかん。しかしいろんな日記があるなあ。御自宅にいる江口さーん、お元気ですかーっ?そういえば、リンクの機能を使って簡単なゲームが作れると思うんだけど、だれかもうやってるのかな?アドベンチャーゲームとか作れるよね。
ひつこく深夜。もう寝なさいってば。
早朝。ぬわっ。不覚。加藤先生が鍵を開けて入ってくる音でがばっと起きる。何というふとどきものなのだわたしは(でもしあわせ)。なんか全然寝てない気がする。
朝。朝です朝です皆さん起きなさいぼくも起きてます起きなさい起きなさい(ジリリーン)目覚ましも(ジリリーン)なって(ジリリーン)います(ジリリーン)。朝日の当たる研究室(by the Animals)。なんのこっちゃ。
まだ朝。「マルキ・ド・サドとベンタム」なんて論文が書けたらいいなあ。ベンタムはサドを読んでいたんだろうか。(--ライオンズが、サド的な快楽がその被害者の被る苦痛に勝ることは決してない、とベンタムは考えていたと書いていたので--)
昼過ぎ。昼前に喫茶店へ行ってから哲学閲覧室から洋書雑誌を借り出してコピー。附属図書館で東大にしかない雑誌も請求。その後図書館でコピーしたものを大半読んでしまう。なんかすごいがんばってるじゃんと、自分をほめる。
夕方。昨夜、ボールペンが夜逃げする。真夜中頃からうすうす感づいていたのだが、どうせすぐに戻ってくると思ってたので、本格的に探し出したのは今日のお昼になってからだった。かなり探し回ったがどこにもいない。すでにもうどこかへ高飛びしたようである。長いようで短い付き合いであった。しかし可能性としてはリヴァイアさまのところへ逃げ込んでいることもあるかもしれない。おれよりあの人の方がいいというのか。く、くやしいっ。(ばかなこといってないで新しいの買おうっと)
奥田君が加藤先生の新しい論文をホームページに載せる仕事を代わりにやってくれる。ありがとうございます。眠かったのです。ゆ、ゆるして・・・。(しかしこの論文の内容は果てしなく過激である。)ヘーゲルの授業中に英和翻訳ソフトをインストール(できなかった)。もう眠くてぶっ倒れそうだから帰ろっ。明日は来ません。