「堀江さんはマンガ家としてだけではなく、 人間としてもちゃんとした大人になるようにしてくれた。 あそこで逃げちゃったら、嫌なことがあればすぐ逃げる人間になっていた」
---原哲夫、『北斗の拳』の編集者だった堀江信彦について 産経新聞2004年1月21日朝刊14面から
「もっと漫画家同士がどんどん口出しあって鍛え合っていかなきゃいけない と思うんですよ」
---原哲夫、産経新聞2004年1月23日朝刊16面から
早寝早起き。
引越しの見積りをしてもらうために、 三つの引越し会社にオンライン見積りを出す。 プロレスのとこにも出しておいた。
2月初めに引越す予定。 ここにはちょうど一年住んだことになる。
う、行かねば。
大学。朝の勉強会に3分ほど遅刻。プロメテウス、しっかりせよ。
こないだ某氏からも教えてもらったが、今日の産経新聞にも議会一院制の検討の話が 出ていたので、D論ではベンタムのそのあたりの議論も紹介すべきだろう。
「安全が確保されてこその品質・価格競争力」。 今日の産経の二面にあったコラムから。 文脈はずいぶん違うが、 安全(security)第一というのはベンタムの発想でもある。
なんかいろいろすべきことがあって焦燥感というかパニック感に襲われるが、 落ちついてなんとかがんばろう。
ブッシュ大統領が米国議会で一般教書演説。BBCやCNNなどで見れる。 `America has always been willing to do what it takes for what is right.' だそうだ。ブッシュ的には正しい行為はどうやってわかるのだろう? 直観か。
たしかに書きこみ をしていると、学生などにコピーするときに不便あるいはembarrasingだとか、 スキャナで読み込めなくなるなどの問題がある。 考えられる解決策は、
個人的には 書きこみは良かれ悪しかれ参考になるだろうから、 書きこみのあるコピーを学生に配ってもかまわない。 ただ、 スキャナなどで読み込んだりテストに使ったりする可能性があれば、 もう一冊それ用に買うか、 余白に書きこんでもテキスト部分はきれいにしておいた方がよいかなと思う。 まあしかし、最近はそういう考慮がないので、 いつも下線やら悪口やらを書きこむようにしている。 著者との対話というより、 あとで読む自分へのメッセージあるいは標識という感じ。
レファレンス・ルームの本の整理を少し手伝う。
中央食堂で夕食。
あ、ウォーバートンのThinking from A to Zもクリシンの 本だったのか。本の存在はずっと知っていたが、内容は知らなかった。 これも有用な本だ。
明日のミーティングの準備を少し。
ああ、翻訳がっ。
帰宅。何かしようかと思ったが、すでに日付が変わってしまったので、 もう寝るか。
遅寝遅起き。今日は午前中に何かあった気がするのだが、気のせいだったか。
やっと大学へ。
旧正月(The Lunar New Year)。暖かい。
お昼はもう一つの弁当屋の弁当。なかなかおいしい。
「すべてのサービスで一番になりたい。そのためには手段を選ばない」 --井上雅博ヤフー社長。すごいな。このような野望はないが、 オレもせいぜいがんばろう。まず背筋を伸ばせ。
そういえば、産経でやってる『北斗の拳』の作者と編集者の話もおもしろい。 原稿が気に入らないと、机を蹴っとばして書き直しを命じる編集者というのは、 実際にやられると困るんだろうが、けっこう望ましいようにも思える。 まあ、人に頼ろうとせず、自分で自分の尻を叩きつつ、やるべし。
『公務員のためのメンタルヘルス・ハンドブック』という本を教えていただく。 これはおもしろい。 たしかに毎日職場に来て仕事をしていると、 知らないうちにストレスがたまるものだ。 まあマラソンみたいなものだから、 適当なところでガス抜きする必要がある。 自己管理に努めよう。
毎朝起きるとき
笑顔を忘れないで
精一杯の愛情も
そしたらみんな仲良くしてくれるから
きっとわかるわ、そう
自分は美しいんだって
思っているとおりに
仕事日の風に吹かれながら駅で電車を待つ
することがないから通り過ぎる人を眺める
彼らの顔にはストレスの色が出ている
でも彼らはそれに気付いていない
だったらわたしも同じなのかしら?
毎朝起きるとき
笑顔を忘れないで
精一杯の愛情も
そしたらみんな仲良くしてくれるから
きっとわかるわ、そう
自分は美しいんだって
思っているとおりに
悲しみの理由を何度も自分に尋ねてみた
どうして涙が子守唄の世界に住んでるのって?
もしそれに答えがあるのなら--
愛がこの狂気を終わらせられるのかも
無理かもしれない、けど、やってみるしかないでしょ?
毎朝起きるとき
笑顔を忘れないで
精一杯の愛情も
そしたらみんな仲良くしてくれるから
きっとわかるわ、そう
自分は美しいんだって
思っているとおりに
---Carole King
夕方から某ミーティング。勉強すべきことがいっぱいある。 当然と言えば当然だが。
カップラーメン。
翻訳をせねば。
帰宅。つかれた。
う〜ん、首が痛い。
早寝早起き。
ひさしぶりにスキャナを使うと、スキャナをうまく認識してくれなかったり、 ファイルに髪の毛が写っていたりして、時間がかかり、 いろいろストレスがたまる。 う、いかんいかん、ストレスをコントロールせねば。
大学に行く前に、ついつい昨夜録画していた『巨塔』を見てしまう。 財前教授の医療過誤をめぐって、いろいろ盛り上がっている。
さて、勉強せねば。
翻訳をやるつもりだったが、ついついブラックバーン、ウィリアムズとか。 もっと勉強しろ。
部屋のカギをもらったので部屋に来てみる。 今住んでいるところに比べるとちょっと狭いが、 居心地の良さそうな感じ。
BフレッツもDHCP接続で動く。これは便利だ。
夕方、春日から三田線で神保町へ。ちょっと遅刻する。ブラックバーン。 `How to be an Ethical Anti-Realist'を読み終える。
今日で今年度の授業が終わりなので、高田馬場の人々も含めて打ち上げをする。 つかれていたのか、ワインを飲み過ぎたのか、すこし酔ってしまう。 ちょっとフラつきながら、帰宅。
早寝遅起き。
今ごろグラバーを読んだり。
お昼、某所で香港料理。
昼下がり、某アリさんが見積りに来る。 他の引越し会社と比べようかと思ったが、 面倒なのでお願いすることに決める。
ガス、電話、電気、PHSについてはすでに手続を終えた。 ヤフーは解約手続の書類を送ってもらうよう手配。 あとは水道と住民票の移しかえと郵便局で転送の手続をすること。
夜、買物に行ってからひさしぶりに自炊。エビチリ、 チンゲンサイ、ブロッコリなど。自炊は良い。
お昼前に起きて洗濯。
パン屋でパンを買い、帰宅してから昼食。新聞を読む。 ヘルムート・ニュートンがロスアンジェルズで交通事故で亡くなったそうだ。 享年83才。合掌。
ようやく勉強する気になってきた。明日の勉強会の準備。
今夜も自炊。焼きビーフンとツナとキャベツの炒めたものと、エビシューマイ。 たらふく食べて吐きそうになる。
風呂、勉強。
早起き。
奇跡的に早いうちから大学へ。 あまりに早いので後から来た秘書の人に 「今日はいったいどうしたんですか?」 と問いつめられてしまう。
お昼前からベンタム研究会。 CrimminsのOn Benthamの第三章までを読む。
昼下がり、某氏と一緒にインド料理を食べる。
それから旅行の日程を確認し、 旅費の見積りを出してもらうところまで進む。 ようやく日程が決まって一安心。
眠い。
ベンタムの勉強。明日の準備もせねば。
帰宅。疲れた。
生命倫理のお勉強。 今日は一日中勉強しているが、やはり勉強は楽しい。 中学生のころに「勉強が楽しい」 と人に言ったら変人がられたが、 同じ言葉で別の事柄を指していたのか、 あるいは同じ事柄を指していたが異なる感情を抱いていたのか。
そういえば、 河野某の息子が遺族の同意だけで脳死・臓器移植をやれという法案を作るとか 作らないとか。もちろん自己決定尊重主義者はこれに反対するだろうが、 個人的には問題ない。むしろ、本人の同意を取らずに、 遺族の同意を取る理由を明確にする必要があるだろう。 ちなみにベンタムの`Auto-Icon'というパンフレットの副題は 「死者がさらに生者の役に立つ方法」。
忘れていたのでさらに書くが、火星に水の痕跡を発見、 生物が存在していた可能性ありというネタは、 子供に必要条件と十分条件の違いを教えるのに役立つと思う。 水があるのは生物が存在するための必要条件だが、 水が存在するだけでは生物が存在するとは限らないから十分条件ではない云々。
「英語でしゃべらナイト」はおもしろいなあ。
早起き。眠い。
お昼前からお昼すぎまで某勉強会。判断能力について。
そのあと某氏らと一緒にお弁当を食べる。
つかれたが、昼下がりからまた会議がある。たいへん。
やたらとウィルスメールが来ると思ったら、 Mydoomとかいう新種が流行っているそうだ。
某ミーティング終わり。やるべきことが山積している…。
が、とりあえず帰ろう。
早目に帰宅。駅前で弁当を買って帰る。
お昼に食べたサケ弁当のせいで気分が悪い。こないだも書いたが、 質の悪いフライものを食べてはいけない。 強いストレートの紅茶も気分が悪くなるので気をつけること。
今日の勉強会の復習など。明日の予習もせねば。
ちょっと本の整理を始めたが、 これからやるべき仕事の量を思って暗くなる。とりあえず寝よう。
早起き。
翻訳せんと…
今日も奇跡的に早く登校する(出社というべきか。いや、出勤でいいのか)。 旅行の書類を書くべし。
電車の車内でフルーツバスケットをやるとどうだろうかとか考える。 「マスクを付けてる人」と言うと、マスク付けている人たちが立ち上がり、 他の人が座るとか。いがらしみきおの四コママンガでありそうだな。
朝の勉強会に出席。
外国旅行の書類を書くが、字も汚ないし、 間違いだらけだったりしてユーウツになる。 書類の書き方は学振や科研費の書類などで学んだはずなのだが…。
某教授の特論に参加。 英語のテキストの輪読回なので集中力を強いられる。修業修業。
上の特論は途中で10分ほどの休憩を数回はさみ、4時間近く続いた。 2時間以上続く勉強会は慣れていないので、 息を止めて25メートルプールを潜水で泳ぐようなつらさがある。 しかし、どうもここでは3時間が基本、 長ければ4時間半というのが標準のようなので、 なるべく慣れるように努めよう。
事務から書類を書き直せとの連絡。やっぱり。
たしかに、 Mailer-DaemonとかDelivery Failureとか来ると、 思わず添付ファイルを見そうになるよなあ。気をつけるべし。
カップラーメンを食べてしまう。眠い。
帰宅。夕食は某定食屋で。
あんまり勉強しなかった。まずい。
早寝早起き。大学に来る前にちょっと新しい部屋に来て本を読む。 FlewのThinking about Social Thinkingはなかなか勉強になる。 事実と意見の区別、価値と事実の区別などなど。
午前中は昨日の書類を再度書き直す。水道局の電話も済ませておく。 あとは郵便局とYahooと区役所。
お昼はお弁当。眠いが、勉強せねば。
ラジオでおもしろい話をしていた。 「こないだ私が映画館に行ったら自分一人しかいなかった。 遅れてカップルが入ってきて、どこに座るか口論したあと、 私の前の席に座った」だって。
勉強、はかどらず。ぢっと手を見る。
夕方、修論審査会を見物に行く。 公開と聞いていたが、行ってみると80人ぐらい入れる教室が満員になっており、 びびる。すごいな。
発表者の持ち時間は30分で、15分以内にパワーポイントで発表、 残り時間で主査、副査との質疑応答と会場からの質問。 質問も手厳しく、またびびる。 おそらく日本の学会誌に投稿できるレベルが求められているのだろう。 いろいろな意味でカルチャーショックを受けた。
某ミーティング。インフォームド・コンセントについて。勉強になった。
帰宅。うどん、もち。
『巨塔』。人間としての誠実さと、病院への医者の忠誠の対立。 いや、それだけではなく、 自分のキャリアを棒に振ってまで真実を告げることができるか、 という問題。
Nothing to loseだと簡単だけど、失うものがたくさんあっても 真実を告げることができるか。 里見助教授とその奥さんの意見が対立するのはなぜか。 里見助教授はよりimpartialな視点に立っているからか、 あるいはより患者とその遺族に同情(共感)しているからか。
財前教授が平気な顔をしているのはなぜか。 自分が誤っていなかったと本当に信じているからか、 あるいは重大な誤りを認めるより保身の方が大事だからか。 これまでの素行からすれば後者だが、本当にそうか。 だとしたら母親は息子のことを誤解しているのか。
disciplineを「畑」と呼ぶのは興味深い。「畑が違う」とか。あ、いや、 英語でも領域をfieldというから同じなのか。 とすると、畑と呼ぶのは英語からの訳なのかな、 あるいは英語とは関係なくこういう言葉遣いがあったのか。 広辞苑には載ってないな。
なんとか論文を一本読む。たいへん。
寝るべし。
早起きして大学へ。
某所に出席。
なんとか無事に勤めを果たす。
某所からメール。 たしかに昨日の産経抄には多いに問題があるが、 忙しいのでコメントするのを忘れていた。
国会は相も変わらぬ不毛の論議をやっている。その一つが、野党側の「イラク 戦争に大義はあったのか」という愚論である。大量破壊兵器が見つからない問 題のむし返しだが、一体、戦争や革命に大義や正義というレッテルを張る必要 があるのだろうか。(1月29日付産経抄)
このあと「中国の春秋時代の戦争に大義のあるものはなかった」とか 「宗教戦争はすべてイデオロギー的理由で行なわれ、正義はなかった」 などと述べられているが、春秋時代と現代の世界の戦争を比較するのが そもそもおかしい。春秋時代の君主は人民に説明責任などないが、 現代日本の首相は国民に対する説明責任があり、 国民の金と人命を使って好き勝手に戦争をすることはできない。 もちろん侵略戦争でなかったことを示すためには、 相手国の市民を殺してまで介入する必要があるのか(あったのか)どうか についても議論される必要がある。
「不毛で無用なレッテル貼りは後世のひまな史家にまかせ」云々とあるのは 噴飯ものだ。今問題になっているのは、イラク戦争の歴史的な位置付けではない。 英米でも問題になっているのは、 戦争を行なうための正当化理由(大義)として用いられた「事実」が、 本当だったのかどうかという話で、 もし意図的に事実を歪曲しウソをついていたのなら、 政府は責任を取る必要がある、ということのはずだ。 これは、学歴詐称で国会議員に当選したことがバレたら、 責任を取るべきだ、というのと同じ理屈だ。 「戦争に大義はない」とか「勝てば官軍」とか 「当選してしまえば4年間は国会議員」 の論理で話をうやむやにするのはおかしい。
…なんてことを書いているヒマはないのだった。
そういえば、YahooBBを解約するときはネットではできず、 向こうから解約手続の書類を送ってもらったりしてやたらと時間がかかるので、 気をつける必要がある。 オレの場合は、結局二月分を丸々払わなければならなくなった。 陰謀だ。
お昼すぎから夕方まで、 某集会のタイムキーパーおよびマイク持ちをやる。
Katie Meluaのアルバムがついに英国ポップチャートの一位に上りつめたとのこと (This is London)。 うれしい。
大学に残って翻訳。椅子に座ってちょっと寝た。
帰宅。途中で中華を食べる。
一つ一つの行為が習慣を形成することを知っていれば、 悪しき習慣を身につけない努力をすることができる。
今日は朝から引越しの準備をするはずだったが、 どうしても翻訳を一本終わらせる必要があるので、 お昼前に大学へ。
お昼はインドカレー。
まだ翻訳の見直し。
夜になんとか翻訳の推敲が終わったので、 一応メールで原稿を送り、 中華を食べてから帰宅。つかれた。
もう一本の翻訳も早く推敲しないと、死なされる。 しかし、明日は引越しの準備をしなければ。