Whenever a friend succeeds a little something in me dies.
---Gore Vidal from `When women wear the trousers', in the Guardian, 06/Sep/2001.
Lynne Pettinger, who helped to set up the society, says postgraduate teachers often don't see themselves as employees. Many believe that teaching is simply part of their educational experience. Some are so desperate for teaching work that they are afraid to make demands of the universities. "The assumption is that you need teaching experience for getting into academia so you should be grateful for anything you get," she says. "There's a real culture of gratitude."
---Joel Budd, `Ivory power', in The Guardian (Education), 04/Sep/2001.
北ロンドンに住む78才の未亡人、ゼルダ・カーティス曰く、 「わたしは今でも自分が活発な性生活を送っていることを喜ばしく思います。 若かったころよりも心理的な抑制がなくなった分、 セックスは良いものになっています。わたしはパーキンソン病にかかっていますが、 だからといってセックスができないわけではありません。 オーガズムに達するのはすこし難しいかもしれませんが、 それに対処する方法や手段はいくらでもあります」。
同じ年齢の男友達がいるカーティス夫人は、こう付け加える。
「ただ、ときどき本当にイヤになるのは、 子供たちがいつまでたっても成長せず家を出ていかないことです。
「子供と孫たちが家にやってきては泊まっていくので、 わたしの性生活にとって本当に邪魔になるのです。 けれど結局のところ、われわれはみな性的存在なのです-- 死後硬直が始まるまでは」`The older you are, the better your sex life',
in The Observer, 09/Sep/2001.
昨日は某友人に誘われてChicagoというミュージカルを観に行った。 米国の堕落した訴訟制度を風刺したキャバレースタイルの作品で (いや、キャバレー行ったことないけど)、 けっこう楽しめた。B+。
今日から真剣に勉強する予定。
あれ、フランクフルトではもうドイツとイギリスのサッカーファンが ケンカを始めてるのか。まだ試合は始まっていないのに。
朝遅くまで起きられず。
昨日は、コーチのチケットを買いにヴィクトリア駅に行った以外は、 寮で勉強をしていた。が、はかどらず。まことにやばい。
あ、フットボールは英国が5-1で大勝したようだ。めずらしい。
某古本屋に注文した本が送られてくる。
まだ書きはじめていない。やばい。
世界初の心臓移植を行なったクリスティアン・バーナードが、 二日前にキプロスで亡くなったそうだ。
寒い。今日の最高気温は17度、最低気温は7度のようだ。
そういえば、昨日テレビで類人猿の知能についての番組があり、 アイちゃんも出ていたので見た。 米国の賢いチンパンジーとオランウータンが紹介されたあとに、 次は日本に舞台が移ったので、 おれが研究室で本を読んでいる姿が映されて 「日本ではチンパンジーが哲学書を読んでいます」 とか報じられるとおもしろいけどきっと国際問題になるだろうなあとか考えながら、 アイちゃんが数を理解する様子を唸りながら見ていた。
それにしても、『猿の惑星』を見たあとにこの手の番組を見ると、 ある種の恐怖を感じざるを得ない。 いつか彼らに支配されてしまうんじゃないだろうか。
昨晩は某ブラジル人、某エルサルバドル人その他とロニー・スコッツに行く。 某ブラジル人は神戸に6年間住んでいたという英国人の彼女を連れてきていた。
演奏はジョージ・フェイムというオルガン奏者率いるバンドによるR&Bで、 この人はビル・ワイマンのリズム・キングズでも演奏していたそうだから、 英国ではけっこうな人物のようだ。年季の入った演奏でかなり楽しめた。B++。
さて、勉強勉強。
朝起きられず。
日本からやってきた某氏にお会いし、お昼を一緒する。 ひさしぶりに日本語(らしきもの)を大いに喋る。
アマゾンから注文していた本が届く。
これからイングランド対アルバニア戦なので、つい見てしまう予定。つい。
ガーディアンの`Ivory power'という記事によると、 米国、英国で学部生の授業を受けもっている大学院生たちが、 労働条件の悪さを不満とし、 労働組合を作りはじめているそうだ。 イェール大学などではすでに10年前からその動きがあったようだが、 各地での地道な運動が実をむすび、 ようやく軌道に乗り始めているとのこと。
昨夜のフットボールは2対0で英国チームの勝ち。終始英国が押していたが、 なかなかゴールが取れずに苦戦していたようだ。興奮せず。
(寝坊したが)今日から心を入れかえて勉強。絶対に書きはじめる。
絶対に書きはじめる…つもり。某バングラデシュの友人はもう提出したらしい。 先週はまだ書きはじめていないと言っていたのに。やばい。
うう。まだ書きはじめていない。
ベンタムのinterest-begotten prejudiceという概念(利害に根差した偏見)は、 マルクスのideologyの概念と似ているようだ。 ベンタムによると、interest-begotten prejudiceとは、 たとえば王のために自己犠牲を行なうのは尊いなど、 被支配者の利益の犠牲の上に成り立つ支配者の利益の追求を正当化するために 用いられる説明のことで、マルクスのそれと同様、 支配者による被支配者の搾取の事実を隠すために用いられる装置である。 ベンタムは宗教のほか、 コモン・ローもinterest-begotten prejudiceと捉えているようだ。 (Bentham, First Principles, pp. 151, 180-1, 184-5など参照)
[09/Sep/2001追記: `delusion'という語もほぼ同じ意味で用いられるようだ。 Dinwiddy's Bentham 1989, pp. 87, 88; Bentham, Secrities against Misrule, pp. 185fも参照]
昨夜は本を読んでいたらけっきょく書きだせず。深く反省。まずい。
ひさしぶりにciceroのwwwdocs/とMail/inboxをtarする。 時間のあるうちにThinkPadのデータもCD-Rに焼いておくこと。
昨日、某友人の友人がニューキャッスルで結婚式をするというので、 金曜の夜から夜行バスに乗って行ってきた。
教会の結婚式では、 新郎の親族からカメラを渡されたので式のあいだずっと写真を撮っていた。 そのあとのレセプションでは、知らない人たちに囲まれて、 社交能力の低さ(というか無さ)を大いに発揮。要修業。
(この写真は新郎ではありません。 念のため)
レセプションのあと、 電車に乗ってダラムへ。 有名な大教会を見てくる。
日が暮れたのちに、ふたたびニューキャッスルに戻り、 中華街で食事をしたあと、また夜行バスに乗ってロンドンへ。 爆睡したら、首が痛くて死にそうになる。
そういえば、金曜日のお昼に、はじめてSOASの学生食堂を使ってみた。 味はそこそこ。 また、そのあとバスに乗ってオックスフォード通りに買物に行ったときに、 St. Christopher's Placeという洒落た通りにある イタリア料理屋で簡単な食事をした。
スーツを入れる用のカバンを購入するために買物に出かけたのだが、 結局某Argosで済ませてしまった。
夕食後、ちょっとピアノ室でギターを弾く。
そういえば、先日の新聞にThe Philosophers' Magazineが行なった 「哲学の名著アンケート」の結果が掲載されていた(`The thinking man's favourite thinkers', in The Guardian, 07/Sep/2001)。
それによると、 1000人を越える哲学研究者や院生の意見をまとめた結果、 次の10点が哲学の名著の最高峰として考えられているらしい。
なんでもダーク・ホースはダーウィンの『種の起源』だそうで、 この結果を聞いたテッド・ホンダリッチは 「ノーベル賞受賞後に余興で哲学をやりはじめた科学者も アンケートの対象にしたからこんなめちゃくちゃな結果になったのだ」 と息巻いているらしい。
「カントの『純粋理性批判』とか、アリストテレスの『形而上学』とか、 アクィナスの『神学大全』などが上位に食い込んでいますが、 いったいこれらの本を挙げた人のどのていどがきちんと読んでいるんでしょうか。 どうも見栄から答えている気がしてしかたがないんですが」
「そういう君は上の10冊のうち、何冊を読了したんだ」
「え、いや、まあ、その。あはは。あははは。あはははははは」
「こら、逃げるな」
「あ、そういえば、この新聞記事を読んではじめて知りましたが、 (当然ながらこのリストに名前が挙がっていない) ベンタムはサッチャーが一番お気に入りの哲学者らしいです」
「う〜むだな」
「う〜むですね」
あと一週間。今日の昼下がりから書きだす予定。 どうしていつもこうなんだろうか。
いや、くじけずにがんばろう。
わ、ついにBSEが日本にも上陸したのか。 つ、ついにベジタリアンの時代がっ。
食物論的弁証法: ある文化における食事の内容は素材の入手可能性によって決定される。 また、 ある家庭における食事の内容は冷蔵庫にある素材の消費期限によって決定される。
某師匠が言及されているSFは、 おそらく以前に読んだ『宇宙の孤児』 だと思う。