John Mackie must have been alone in his room with the Scientific World View .... For it is the most familiar fact of human life that the world contains entities that can tell us what to do and make us to do it. They are people, and the other animals.
---Christine Korsgaard, `The Source of Normativity'
定時起床。朝食、朝刊、シャワー。朝顔はまだ咲いている。風邪はようやく治ってきた。
朝、娘を保育園に送ったあと、大学へ。午前中は某予習と某研究会の準備。 お昼は購買部で買ったおにぎりなど。
お昼すぎ、某講読。道徳の客観性。
昼下がり、タクシーで東山に行き、地下鉄で山科へ。 そこから南草津に行くはずが、間違えて湖西線に乗ってしまい、 別の方向に行ってしまう。30分ロス。 なんとか夕方に南草津に辿り着き、某研究会。cost per qalyの出し方など。
夜、某先生に南草津まで送ってもらい、京都駅から帰宅。 某妻はまだ咳が出る娘を診療所に連れていってくれた。 それで帰宅が遅れたこともあり、少し遅めに夕食。
夜中。シャワーを浴びたら寝るべし。
昨晩は明け方に目覚めてしばらく寝られず。暑くて大量に汗をかく。朝、シャ ワーを浴びてから朝食。バイキング形式だが和食がそれなりによい。雨。ホテ ルで傘を借りる。
朝、路面電車に乗って会場校の愛媛大学へ。午前中は真面目に報告を聞く。
お昼、某委員会。弁当。
委員会終了後、また体調が悪くなってきたので午後のセッションは休むことに して、三越でおみやげを買ってからホテルに戻り、夕方まで寝た。また体温が 39度台まで上がって驚く。残念ながら総会は欠席。懇親会はいろいろすべきこ とがあるのでロキソニンを飲んで出席。そのせいなのか大量に汗をかく。役目 を果たして早めに帰宅。行きも帰りもタクシーだったが、帰りは神輿が通ると かで大変だった。ローソンで買い物してホテル着。
帰宅すると体温が平熱に戻っていたので、これ幸いとまた仕事をしてしまう。 気が付くと真夜中。もう寝なければ。
定時起床。シリアル、娘とFaceTime、髭剃り、朝刊。娘がまた熱を出して保育 園を休むとのこと。大変だ。
いろいろ段取り悪く準備をしてから京都駅へ。某電器屋でキャリーバッグを購 入。26Lのブラックとレッドのもの。古いものは車輪の部分が壊れていたので。
それから東京へ移動し、古巣の某研究室で仕事。某OD生の指導もする。
夜、某氏や某院生らとカレーを食べてから千石に帰宅。また明日の出発の準備。 早めに寝よう。
朝、定時起床。ゴミ出し、髭剃り、シリアル。小雨。
娘を連れて妻と茗荷谷まで。娘は首に湿疹ができているので 、妻は皮膚科に 寄ってから保育園に行くことに。
本郷へ行き駅前の喫茶店で少しメールを書く。それから研究室で某翻訳。
昼下がり、急いでコンビニで昼食を買い、某会議へ。二時間ほど。
昼食を食べてから、昼下がりから夕方まで院生と翻訳の作業。その後、ひとり で翻訳を続け、一通り完成する。
今日は一日中雨模様だったが、夜になって少し強めに雨が降る中、地下鉄で帰 宅。先日、朝日デジタルに加入してみたが、ダウンロードしておいて電車で読 むには便利だ。 夕食。
夜中、ソファーで一瞬寝た後、娘を風呂に入れる。食器も洗う。
真夜中、少し娘と遊んでから、寝ることにする。
定時起床。シャワー、朝食。
定時出勤。午前中に少し雑用をしたあと、 午後の某研究会のための原稿をひたすら書く。 (といいつつ、VAIOの再セットアップ作業も平行してやる)
昼下がり、某研究会で報告。いろいろ有益なコメントをいただく。 夕方、少し某ミーティング。そのあと、某院生の相談。
夜、研究室で力尽きて少し寝袋。それから帰宅。
夕食後、週アスを読み、またソファで死んだように寝る。
夜中、食器を洗い、ゆっくりしていたらあっという間に真夜中になる。 新聞を読んだら寝よう。しかしなんでこんなに眠いのか。
(答: ひまだから)
ここしばらく、昔の日記は読んでいなかったのだが、ときどき読むとおもしろいな。 語学についても木田元が1年に3ヶ月間ひたすら勉強するというようなこと を書いていたな。ちまちまとした原書講読は、語学の力だけでなく、 思考力を養うにも重要だというのはその通りだと思う。 学生にもちゃんと指導しないとな。
明日は寄付すること。
朝、遅めに起きる。髭剃り、朝食。
定時出勤(少し遅刻)。午前中は某予習と某打ち合わせなど。
お昼から昼下がりまで、某先生らと某相談。
昼下がりに弁当を食べる。しばらく雑用。某査読も終わらせる。
夕方に少し寝袋。それから功利主義アワー。シジウィック。
夜、小雨が降るなか帰宅。夕食。新聞。ソファで死んだように寝る。
夜中、功利主義アワー。真夜中まで。某妻に少し付き合ってもらう。
今日は時間がなくてWiiはできず。もう寝よう。
国境なき医師団に少し寄付。
昨晩は日付が変わったころに大学から帰宅。よく寝て起きる。 金曜日の夕刊、土曜日の朝刊と夕刊を読む。新聞の切り抜きもしなければ。
まだ筑波の方では学会がやっている気がするが、 体調を整えるため、今日は休む予定。すみません。
朝食。朝刊。
「ここ数年、小児や高齢者の死者を出しているこんにゃ○ゼリーをめぐって、 本日の国会で論戦が行なわれました。 プロライフ派の活発なロビー活動もあり、 自○党はこ○にゃくゼリーの全面規制を主張、 それに対して長年プロチョイス派の意見を代弁してきた民○党は 『餅は禁止しないで○んにゃくゼリーだけを禁止するのはおかしい』として、 ゼリーの製造販売の禁止に反対。ただしゼリーの袋と容器にドクロマークを付け、 「こ○にゃくゼリーは人を殺します」という一文を明記する法案を準備中であることを 明らかにしました」
「すでに大○府では知事の意向によりこんにゃく○リーの販売が禁止されておりますが、 ゼリー好きの主婦や高齢者は兵○県や京○府に行ってゼリーの買い出しをするなど、 都道府県単位の規制では実効性がないとの意見が出されております。 近く行なわれる予定の総選挙でも、 こんにゃくゼ○ーの規制の是非が大きな争点になることが予想されます」
「なお、こ○にゃくゼリーをめぐっては、○国大統領選でも同性婚や中絶と並んで 大きな争点となっており、……、あ。ただいま新しい情報が入りました。 群○県にあるこんにゃくゼリ○工場がプロライフ派の活動家と思われる人々によって 占拠されたそうです…」
(このニュースはフィクションです。 実在の人物・団体・食べ物・都道府県等とは一切関係ありません)
お昼、シャワーを浴びてから大学へ。某氏と本三でラーメン。
そのあと、研究室で読書など。
某友人から電話。転勤で東京に引越してくるようだ。
夕方、某友人が大阪に戻る前に本三に来てくれたので、喫茶店で歓談。 それからまた研究室に戻ってくる。
だめだ、B.ウィリアムズの文章は冗長で一人では読む気になれない。 読書会でもするかなあ。
夜、雨。帰宅して夕食。そのあと新聞の切り抜き。
夜中、巣鴨の漫画喫茶へ。二時間ほどchill outする。雨は止まず。
もう寝るべし。あれ、去年は風邪気味だったようだ。気をつけよう。
ここしばらく逃避気味だったが、また明日からはしっかり勉強しよう。 人生は短い。
朝、なんとか起きる。ゴミ出し、シャワー、朝食。
スーツを着て出勤。地下鉄で本三に行き、ちょっと風邪気味の気がしたので 駅前の薬局で葛根湯を買う。某スタバで朝刊。遅め出勤。
非常勤の準備をすべきだったのだが、いろいろ雑用が入り、なかなか進まず。 お昼はおにぎりを食べながら非常勤の準備。
昼下がり、地下鉄で行くと遅刻しそうだったので、タクシーで高田馬場へ。 高田馬場大学の某学部で、バイオエシックスの講義。 第一回目は自己紹介と某教授のイントロの講義の使い回し。 一応いくつかネタを仕込んでいったのだが、笑いは取れず。残念。次こそは…。
ちょうど某妻も帰るところだったので、近くの某ホテルの喫茶店で一緒に一服。 紅茶が一杯1000円の喫茶店だが、大きな窓の外に空が広がっていて気持ちよい。 講義の後はここでくつろぐことにするか。 某妻も風邪気味らしい。お互いに相手に伝染されたと責任をなすりつけあう。
帰りもタクシーで本郷へ。某研究倫理セミナーに出席し、 某名誉教授の話を半分居眠りしながら拝聴する。 そのあとも、内職しながらセミナーに出席。
夜、セミナー終了後、またタクシーを使って千石へ。乗り過ぎだ。 帰宅してから夕食。
そのあと、ちょっと買物に出てから、しばらく寝る。 某妻が中山式の2球式を買ってくれたので、それを試してみる。こ、これは…。 (4球式は嫁入り道具として持ってきてくれた)
明日も早いので、今日は大事をとって早目に寝よう。
今日も少し早起きして総合図書館へ。某翻訳を少し。
図書館に行く前に正門前の某コンビニで朝食を買ったのだが、 温めてもらったおにぎりの袋だけを 受け取ったようで、野菜ジュースが入った袋は置いてきてしまった。つかん。
今日のこと
メモ。両手に荷物を抱えていっぱいいっぱいの人が多いようだ。 余裕のある人が他の人の分まで荷物を背負うこと。 He ain't heavy, he's my brother. などと書くと殊勝だが、 実際にはつい自分にも余裕がないという理由で目をつぶってしまう。 これではいけない。reach out.
今日のニュース
朝起きて大学へ。雨。某勉強会。 日本における生命倫理の歴史について。
そのあと、同僚の某氏と某食堂へ。カキフライ定食。
寝不足でしんどい。
昼下がり、某学生の指導。
かなり疲れているのか、風邪を引きそうだ。 残念だが今日はプールはやめにして(明日、調子が良ければ泳ごう)、 帰宅して一度寝て、それから少しシンポジウムの準備をしよう。 いろいろ忙しいときに倒れると困るので、 大事を取らないとな。prudence.
というわけで帰宅。やっぱり寝不足だとイライラする気がするし、 精神的にもよくない。ちょっと寝てから勉強しよう。
某試問の通知が手紙で来る。 つつつ、ついにこの時がっ。
母上様
いよいよ試問の日が参りました。
けれども私は元気に逝って参りますから、 くれぐれもお体を大切になさって苦心して生還した時には 一層元気な御姿に接し得ることを祈っております。
「君なあ、不謹慎やろ、『きけ わだつみのこえ』(岩波文庫、22頁) からそういうパロディすんのは」
「す、すみません。ひええ」
「ついでやから言っとくけどなあ、わしはなあ、赤紙召集より怖いでぇ」
ブルブルブル(と聡は震えた)。
よく寝た。ちょっと食事に行ってこよう。
ラーメン。そのあと、ついマンガ喫茶。 また夜更ししてしまい、意味がない。 ニュースを見たらもう寝よう。
メモ。快楽のパラドクス。 ミルの「私の、幸福があらゆる行動律の基本原理であり人生の目的である という信念は微動もしなかったけれども、 幸福を直接の目的にしないばあいに却ってその目的が達成されるのだと、 今や私は考えるようになった」。 同じことが、功利主義についても言える。 功利主義のパラドクスを解決するために、規則功利主義、 間接功利主義が考案された。 この二つはミルの中ではつながっていたのかもしれない。
「われわれは自らの快楽を追求している。直接的・意識的ではないとしても、 間接的・無意識的にはみながそうなのだ」。快楽を利益と置き換えてもよい。 「あらゆる行為や規則の正しさは、功利原理に照らすことによって決まる。 行為をするたびにつねに功利原理を用いて熟慮する必要はないし、 そのようなポリシーは功利主義的にも望ましいことではないが、 最終的にはすべてのことが功利原理によって正当化されなければならないのだ」。 また、「あらゆる制度はその功利性(有用性)によって説明される。 現在そのように見えなくとも、また人々がそのようには知覚していなくても、 その起源はかならずそうなのだ」。 功利原理に適っているかどうかはどうやってわかるのか。 やはり経験的な証拠に基づくのだろう。 そこが証明の仕様がない心理的快楽説とは異なるところか。以上メモ。
今日のニュース
今日は朝まで発表の準備をし、いったん帰宅して着替えたあと、 朝の某勉強会に参加。英国の某キール大学から来た某先生に 「予防接種政策の倫理的問題」について話してもらい、 オレは「日本の予防接種政策」というタイトルで発表。 ひさしぶりに英語で発表したので、とても疲れた。 そのあと、某先生(ベジタリアン)らと某カレー屋で昼食を食べながら歓談 (つかれていたので会話にあまり参加できなかったが)。
そのあと、昼下がりから某ミーティング。 某神の委員会。幸いなことに一時間ほどで終了したので、 某リファレンスルームで少し寝る。It's been a hard day's night...
さて、次の仕事をしなければ…。
またメタ倫理の勉強。 《第二階の道徳懐疑論(反実在論)が第一階の懐疑論を含意しない》と マッキーもブラックバーンも言うわけだが、 このあたりが実在論者との一つの争点なんだな。 ウィギンズの`the inner view has to be unaware of the outer one, and has to enjoy essentially illusory notions of objectivity, importance, and significance: whereas the outer view has to hold that life is objectively meaningless.'も、inner/outerと使っている言葉は違うものの、 やはりこのあたりを問題にしていると言える。
ウィギンズの文をinner/outerではなく、first-order/second-orderと 置き換えてみると、マッキーやブラックバーンとまっこうから 対立する見解であることがわかる。 `the first-order view has to be unaware of the second-order one, and has to enjoy essentially illusory notions of objectivity, importance, and significance: whereas the second-order view has to hold that life is objectively meaningless.'
ここにも言葉の問題があって、「第一階」と「第二階」と言うと、 いかにも相互に独立してそうな感じを与えるが、実際そうなのかどうか、 よく検討しなければならない。
そういえば、government-house utilitarianismも、 第二階の理論(道徳の正当化)が功利主義であることを教えると 第一階の理論(道徳)にとって有害なので、 秘密にしておこうという発想だ。 そう考えると、 first-order/second-orderという区別とその影響の有無という問題は いろんなところで出てくるな。
う、日曜日はいろいろ勉強しなければ。
功利主義や義務論などの倫理学説が「宗派」と同じものだとすれば、 「わたしは功利主義者だからこの行為が正しいと思う」 「わたしは義務論者だからその行為は間違っていると思う」 のようになってしまう。 この事態をどう考えるか。宗派間の寛容か、 あるいは正しい理論はただ一つと主張するか、 あるいは多数決か。メモ。
まだ起きてる。学振のやつ、今日中に書くこと。
倫理学を定義する場合は、どうしてもその隣接領域である法学、 宗教学、社会学などとの違いを示す必要がある。メモ。
ニュース記事などの文章を書くときは、事実と意見は区別しろと言われる。 しかし、ある事態に関してどのような事実を見るかには、 当人の意見が関係しているので、 意見と独立の事実というのは幻想であると主張されるかもしれない。 たとえば、産経と朝日では、 事件のどの側面(事実)を取り上げるかが異なるだろうし、 同じ事件(たとえば拉致事件)をまったく別の見方で見ているかもしれない。 事実と価値の区別についても同じように言えるか。これもメモ。
遅寝遅起き。学振の書類を書かないと。
学振の書類はだいたい書けたので、 あとは某大学に郵送して受入教官の署名と印をもらってさっさと提出しなければ。
夕方、駒沢公園をぐるっと一周歩く。キンモクセイが薫る。 途中、ニコという喫茶店でカモミールミルクを買って飲む。 しゃれた雰囲気の店で、名前の通りヴェルヴェットアンダーグラウンドの `Run, Run, Run'がレコードでかかっていた。
某マルエツで少し買物をしてから帰宅。つかれたのか、 しばらく寝てしまう。
晩ごはんは鍋。明日からはカレーにする予定。
新聞。どうもダルくて勉強する気にならず。
アイロンをかけながらテレビを見たり。やる気なし。
とりあえず起きる。洗濯物。シリアル。
朝、ちょっと用事で茨木市へ。高槻駅は改修中のようだ。
昼、ちょっと用事で宝が池へ。 昼食は某モールでパスタ。
夕方、ちょっと用事でJR京都駅へ。地下鉄の駅に向かっている途中で 下宿に財布を忘れたことに気付き、全速力で1キロ近く走る経験をする。 明日は筋肉痛になる予定。
夜、某モールでYomiuri Weekly(ジェンダーの不平等の記事があったので) と新書を一冊買う。
買物をして戻ってきたあと、某君と一緒にK-1を見ながら食事。つかれた。
シャワー。そういえば、宝が池にもキンモクセイがたくさんあったが、 うちの下宿にも一本大きいのがある。さきほど台所の外からおばさんが 「一本枝を折っていっていいですか」と声をかけてきたので、 「どうぞどうぞ」と応えた。
メモ。 テレビ番組で「友達が何人いるか」という話をしていたが、 どうやって友達の数を測るのだろう。彼・彼女とか、 義兄弟とかだとはっきり数字が出せるが、友達の数というのはよくわからない。 「知り合い」と「友達」というよくわからない区別もあるし。 ま、いずれにせよオレの場合は少ないことに間違いはない。
メモ2。こないだの授業が終わってから、「英語はどうやったら身につくか」 と学生に訊かれた。 そもそもオレが語学を身につける術を知っているなら、 今ごろフランス語やドイツ語も堪能になっているはずだから、 フランス語もドイツ語も身についていないということは、 そういうコツを知らないということだろう。 まあしかし、 留学するなり英字新聞を毎日読むなりして英語に「浸る」 必要があることはたしかで、 週一回の英語の授業ではとても追っつかないだろう。
オレの場合は高校のときに一年米国に留学していたので、 大学受験のころは「英語はできるはずだ」という信念があった気がする。 米国から戻ってきてから大学受験を始めたときには単語も文法も ぜんぜん知らなかったけど、そういう信念があったから勉強も進んだ。 今思えばほとんど根拠のない信念だったが。高3で日本に戻ってきてから、 大槻先生がやめるまで毎日毎日「ラジオ英会話」を聴いていたというのもあるな。 大槻先生がやめてからは「ビジネス英語」も聴いていたか。 今はネットでBBC World ServiceかRadio 2あたりを流し聴いている。 あと、英字新聞と。ロンドンに行く半年前くらいから英字新聞を読むようになり、 ロンドンでも読み、今も読んでいる(そのせいで論文を読む時間が減った気がするが)。
けっきょく、上記の学生に対する答えとしては、 NHKのラジオ英語を適切なレベルを自分で選んで 毎日聴けというのが良いアドバイスなのだろうか? 「英字新聞でも読んだら」と(それは大変だろうと思いつつも)答えてしまったので、 次回会ったら訂正しておこう。
机に向かっている時間…4.0hr
今日の勉強時間…1.0hr
マルクス係数…0
某君の翻訳の添削中。
うちのプリンタの黒のトナーがさっそく切れてしまった。 まだ一週間ぐらいしか使っていないのに、何事だ。 キャ、キャノソの陰謀か?
たぶん白黒でデジカメの写真を数枚印刷したのが原因だと思う。 しかしそんなに早く切れてしまうのか。う〜む、これは家でやるよりも 現像所に持ってくべきだな。
朝、某君の翻訳の添削を終え、ほんの少し寝る。 起きたらすぐにNTTから人が来て、電話線設置の工事をしてくれる。 仕事の速さに脱帽。
それから、今回某日本倫理学会で発表する某君といっしょに関空に行く。 関空で某助教授と某先生にお会いし、いっしょに飛行機に乗って山形へ。
夕方に山形市入り。今夜のホテルは予約したが、 翌日土曜日のホテルはまだ確保していなかったので、 まずそれをなんとかしようとして駅ビル内の旅行案内所に行くが、 市内のビジネスホテルはどこもいっぱいで、 仙台市まで行かないとだめじゃないかとおそろしいことを言われる。
しかたないので、一度駅前のホテルにチェックインしたあと、 公衆電話で市内のビジネスホテルをしらみつぶしにチェック。 8軒「満室です」と断られたあと、9軒目のホテルがようやく空室があると言われる。 安堵。
あとで知ったが、どこも満室なのは、日本倫理学会だけではなく、 山形国際ドキュメンタリー映画祭が開催されているせいらしい。
それからしばらく市内を探索(七日町、済生館、旧県庁など)したあと、 いっしょに飛行機に乗ったメンバーでそばを食べる。うまい。
夜、みなと別れたあと、駅前のダイエーに行ってみる。 はらこ飯というものを購入。ホテルで少し勉強。
Someone has asked me to write in Japanese. So I'm sorry if you can't read Japanese...
というわけで日本語で書くことになった。 少し風邪気味。気温は最高が15度、最低が9度ぐらい。
今日は朝から授業。哲学の授業に出席してきた。 一つは倫理学で、5講ほど徳倫理をやるようだ。 今日はアンスコムで、次回はアリストテレス。 いまいち。
続けて政治哲学の授業にも出席した。 5講ほどegalitarianism (平等主義でいいのかな?) を扱うようだ。今日はロールズの格差原理 (社会で一番貧乏な人に優先的に金をまわせ、という原理)と ドゥオーキンの議論。おもしろい。
授業のあとで本屋に寄って何冊か政治哲学のテキストを購入。 研究室にロールズの正義論を置いてきたのがくやまれる。 そのうち買うことになりそうだ。ノージックも。
今日はまだ二つ授業に出ないといけない。 MAのクラスは2時間単位なのでたいへんだ。
なんか日本語で書くのはひさしぶりなんで変だな。 自分で読みかえしてみるとバカみたいな気がするが大丈夫なのだろうか。
1時150円にまで下がっていたポンドがふたたび160円台になりそうだ。 両替の時期を見逃してしまった。
1000ポンドというと約16万円でたいしたことはないが (などと書くと暴動が起きるかもしれないが)、 こちらのATMで1000ポンドを下ろそうと思うと 20ポンド紙幣と10ポンド紙幣で出てくるので ちょっとした札束を抱えることになる。 銀行内のATMで降ろしてすぐそばの窓口まで持っていっただけだが、 つい冷汗をかいてしまった。
テューターになる予定だった某教授が病で倒れてしまったらしい。 このあいだ会ったときに顔色が悪い (というか吸血鬼に血を吸われたかのごとく顔面蒼白だった) ので心配していたのだが。 とりあえず別の活きのいい先生が代理のテューターをやることになった。
「犯罪と刑罰」の授業に出る。 活発なディスカッションに参加できずくやしい思いをする。 思いついたらすぐに発言すること。 ためらってはいけない。
さらに「現代政治哲学」という授業に出る。 ここも当分political obligationの話をするようだ。 民主主義の議論をするときにプレゼンをやることになってしまった。 ひい。
忙しい。
昨日は、論文を完成させるつもりだったが、 結局一行も書けないまま寝てしまった。 堕落。退廃。
お昼に起きてから、 某銀行に行き、 英国行航空券の代金を振り込む。 某喫茶店でピラフセットを食べたあと、 大学へ。
4コマ目の授業(某さん発表によるムーア) に出席。 某教授や某師匠がいないのをこれ幸いと、 いろいろ無責任な発言をする。
授業のあと、さまざまな雑用をする。 まず、 科研費の書類(購入した書籍の請求書)をまとめて事務に出し、 次に中央生協で新幹線の切符を購入し、 ルネでGREのパンフレットをひっつかみ、 某散髪屋で散髪をしてもらう。
「あさって面接があるんすよね。 ええ、短かくしてください。ええ、適当に。ハハ」 とか言って店のオバさんに頼むと、 めちゃくちゃ短かくされてしまった。 うしろはカリアゲにしないでください、と言ったのに、 ほとんどカリアゲにされてしまった。 いやはや。
それからすぐに倫理学史読書会。 中世キリスト教の一般的特徴について。 読書会のあと、某所にて食事。
今日やったこと
う、うわああああ。 し、〆切が近づいてくるよぅ。 おれの背後から忍び寄ってくるよぅ。 頼むから来ないでくれよぅ。 あああ。恐いよぅ。恐いよぅ。 なんでもっと早くから準備しなかったんだよぅ。 あああ。昔のおれのばか。ばがばがばが。
などと考えつつ、少し寝てしまう。 起きたら今日になる寸前。 それから必死にレジメを書き進める。 やはり書き出すとなかなか時間がかかる。 しかもレジメなのについつい完全な文章として書いてしまうし。 ちゃんとしたレジメを書きたいんだけどなあ。 あ、そうか、要約の部分と引用の部分を残して他は削除したものを みなに配ればいいのか。 よし、今回はその方針で行ってみよう。
それにしても腹が減った。 最近、飢えというものを切実に感じられるようになった。
眠い。ずいぶん勉強した気がするが、まだまだ終わっていない。 大丈夫なんだろうか(だめな気がする)。
早朝に下宿に戻って寝る。 起きたらお昼過ぎだったので、 寝過したかと思って一瞬びっくりしたが、 寝たのが朝だったことを思い出してほっとした。
それから、寝るまえに洗濯機を回しておいたので、 洗濯物を干す。ヒュームの勉強を少し。 今回のレジメで引用したからには、 多少前後の文脈ぐらいは知っておかねばならない。
ラーメンを作るのがめんどうだったので、 冷蔵庫にあった栗ようかんをもぐもぐ。 それでいいのか。
ビジネス英会話を聴きながら研究室へ行き、 何冊か本を抱えて某E研へ。
さて、勉強勉強。腹減ったなあ。
ぼくも綿棒のせいで病院送りになったことが何度かあるので、 なるべく耳かきで済ますようにしている。 そもそも綿棒というのは、ちょっと太すぎるのではないかと思うのだが、 もっと細くしたらしたで、 きっと鼓膜を破ったりするやつが出てくるのだろう。 (ん? 鼓膜までまっすぐに届くのか?)
必死にレジメ書き。 あかん、考えるのがめんどうになってきた。
・これからバンドの練習。いそがし。
・バンドの練習終わり。銭湯。
・昨日はロック読書会(次回は火曜、第2巻第16章冒頭から)、高槻の塾の代講 などで一日が終わる。
・「和辻賞」っていうのは日本倫理学会の賞なんです ね。知りませんでした。
・あれ、われらが関西倫理学会にはなんにも賞がないのかな? やはり関倫には、「ノーベル倫理学賞」とか、「トルネード賞」 とか「ビッグバン賞」とか威勢のいい名前の賞を付けてもらいたいものだ。 「偉そうにしやがって日○倫理学会め、 関倫の方が歴史があるんだぞこのやろう賞」とかね。
(注:関西倫理学会の幹事は去年からうちの研究室がやっています)
・先日、ショーペンハウエルがどうとか書いたけど、 えらく勘違いしてたので訂正。ところで、最近は「ショーペンハウアー」って 表記するのかな?「はうあっ」っていうのは気合いが入りすぎてて、あんまり 好きじゃないんだけど…。
・翻訳の途中で原著者の説に改訂、加工を企てる翻訳者についてもここで一言 しておくべきである。彼らのこのふるまいをいつも私は無礼であると思ってい る。汝、非礼なる翻訳者よ、すべからく翻訳に価する書物を自らあらわし、他 人の著書の原形をそこなうなかれ。(『読書について』、岩波文庫、1960年、 p.32)
・これって「翻訳者は原著者と共同執筆者になったぐらいのつもりで訳す」と いうぼくの考え方とはかなり異なってます。
・ま、このショーペンハウエルの文は、「偉大な古典的著作を、虫ケラのよう な現代三文文筆家どもが、新書や解説書によってかえって改悪せんとしている」 という文脈で書かれたもので、才能のない翻訳者が翻訳をするのはよろしくな い、というのはいつでも正しいわけですが。
・それはともかく、この『読書について』は、読書のあるべき姿や痛烈なジャー ナリズム批判などを含んだ、ピリッとした辛辣な悪口がタイプの人にはこたえ られない作品です。訳も読みやすいので(斎藤忍随訳)、おひまな人は是非お読 みください。
・ついでにもう少し引用して終わる。
・最近の発言でありさえすれば、常により正しく、後から書かれたものならば、 いかなるものでも前に書かれたものを改善しており、いかなる変更も必ず進歩 であると信ずることほど大きな誤りはない。思索的頭脳の持ち主、正しい判断 の持ち主、真剣に事柄を問題にする人々、すべてこの種の人々は例外にすぎな いのであって、うごめく虫類こそ、いわば世間をひろく支配する法則となって いる。このような連中となると、例外的な人々が熟慮の結果試みた発言をいつ も素早く敏捷に改善しようとして、かってに改悪する。だから一つの問題を研 究するつもりならば、それを論じた新刊書にいち早く手をつけるのは控えるべ きである。(p.30)
・文学も日常生活と同じである。どこに向かっても、ただちに、どうにもしよ うのない人間のくずに行きあたる。彼らはいたるところに群をなして住んでい て、何にでも寄りたかり、すべてを汚す。夏のはえのような連中である。だか ら悪書の数には限りがなく、雑草のように文学の世界に生い茂っている。 (p.132)
・「反復は研究の母なり。」重要な書物はいかなるものでも、続けて二度読む べきである。それというのも、二度目になると、その事柄のつながりがより良 く理解されるし、すでに結論を知っているので、重要な発端の部分も正しく理 解されるからである。さらにまた、二度目には当然最初とは違った気分で読み、 違った印象をうけるからである。つまり一つの対象を違った照明の中で見るよ うな体験をするからである。(p.138)
朝。昨日ぐらいから風邪を引いている。最近健康であることの方が珍しくなっ てきている気がする。っくしゅんっ。っくしゅんっ。っくしゅんっ。
昼。もう少し寝る。茶髪問題についての意見が来ていたのでずいぶんかかって 返事を書く。それにしてもこんなことをしていていいのだろうか。M1の斎藤 さんがいらっしゃる。めしっ、めしっ。
昼過ぎ。ごほごほ。引き続き刑法の本を読む。ごほごほ。確かに罰金刑は人に よって罰の重さが非常に異なる刑罰だと思う。この話はおもしろいので、その うちにまとめてみたい。ごほごほ。
研究室の冷蔵庫を少しく食い荒らしてしまった。何か買ってきて補充しておこ うっと。ごほごほ。
夕方。刑法の勉強終わりっ。明日は月2発表の茶髪論争について、も一回考え なくてはならない。文学部の9演でやってるので、ひまなひとはけちをつけに 来てもらいたい。もう刑法はやめて、またベンサムにもどって勉強せねばっ。
そういえば先日、ベンサム全集の総責任者であるF・ローゼン氏からメイルの 返信があった。以前、誤字脱字誤植云々でとりあえず彼にメイルを出してみた のである。「『序説』を題材にした卒論をがんばってください」などと書かれ ていたので、うきーっ、と思わずうなってしまった。なに ばかなこと書いてんだっ。かえるぞっ。