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KODAMA'S (NEW) WORLD

偽善者よ、まず自分の目から丸太を取り除け。そうすれば、 はっきり見えるようになって、 兄弟の目にあるおが屑を取り除くことができる。

---イエス、『ルカによる福音書』より

「え、神様ですか。あのひと結構、頑張ってるんじゃないですか。 なかなかしっかりやってると思いますよ。 ただやっぱり、もうお歳ですからねえ。 ニーチェが言うみたいに、すでにお亡くなりになってるとは思いません。 ただ、歳をおとりになってるわけですから、 それがちょい心配ですよね。 やはりこの、定期券の期限切れに気がつかないで地下鉄に乗ってしまったり、 灯油とガソリンを間違えてストーヴへ入れて火事起しかけるとかね。 よくやっちゃうんですよね。 だから女の子か誰かが傍についててあげる必要があると思いますね。 何しろ神様の附き添いだから、 まともな女の子じゃ駄目なわけで、 わたしならベティ・ブープあたりが適任じゃないかと思いますけど」

---筒井康隆、『文学部唯野教授』より


昨日 / 明日 / 2016年9月 / 最新 / はてな

この日の出来事


04/Sep/2016 (Sunday)

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』など

夜中

定時起床。娘は某妻の帰ってくる日のため、楽しみで早起きした。 シリアル、朝刊、シャワー。今日も蒸し暑い。

朝、娘を水泳の練習に連れていく。某妻が豪州から帰国。 午前中は少しメールの返事など雑用。

お昼を食べたあと、某親戚が帰京。

お昼すぎ、少し昼寝。それから娘が寝ている間に録画していた 『オール・ユー・ニード・イズ・キル』を途中まで観る。

夕方、娘と一緒に自転車で某京都水族館へ。終了間際だったので空いていた。 かき氷を食べてから帰宅。帰りは電気自転車のバッテリーが切れかけて大変だった。

夜、帰宅して上記の映画を見終わる。途中までおもしろかったが、 最後は予想可能な感じ。夕食。ビールを少し。

明日の準備をしたら寝るべし。


04/Sep/2013 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

某支部会議など

定時起床。髭剃り、シャワー、朝食、朝刊。雨が降ったり止んだり。

午前中は某君に手伝ってもらって雑用。プリンタのトナー発注その他。お昼はカレー。

午後はしばらく某スライド作成作業など。昼下がり、某支部会議に出席。勉強 になったが、娘を迎えに行く時間になったので途中退席。

夜、娘を迎えに行き、帰宅。夕食。

夜中、食器を洗い、娘とシャワー。娘の寝かしつけをしたらもう少し勉強する予定。


04/Sep/2012 (Tuesday/mardi/Dienstag)

夏休みの宿題の続き、論文指導など

定時起床。シャワー、朝食、朝刊。

娘を保育園に送り、本三駅前の某喫茶店で少しだけ雑用。寒いので早めに出て、 研究室で某夏休みの宿題の続き。

お昼すぎ、某氏らと昼食。それからオンラインで某翻訳。

昼下がり、某研究会。某OD生の報告。夕方、その某OD生の指導。それから某氏 にコーヒーを入れてもらって一服。

夜、ちょっとだけ夏休みの宿題の続きをしてから帰宅。娘を散歩に連れていく。 猫三匹。帰宅後すぐに通り雨。夕食。

夜中、シャワー、食器。それからまた某OD生の論文草稿にコメントする作業。 週アスを読んだら寝るか。

ゲンロンサマリーズというメルマガで『功利主義入門』を紹介していただく。感謝。


04/Sep/2011 (Sunday/dimanche/Sonntag)

雨の中 琵琶湖の湖畔で 研究会

[琵琶湖そばの某大学リトリートにて。 PHSもWiMAXもつながらず、ネットにつながらない。(docomoはつながるが、 一日のためだけにつなぐのはもったいない)]

昨晩は『小さな村の小さなダンサー』という、 どこかで聞いたような名前の中国映画を見た。 英語のタイトルは毛沢東の最後のダンサーというような名前。 文化大革命の時代、 中国の片田舎の少年がバレエダンサーとして国による教育を受け、 超一流のダンサーになる。 研究生として渡米したさいに米国の自由な空気に感化され、 亡命することに。 その後もダンサーとして活躍し、無事に故郷の家族と再会するという話。 実話に基づいているそうだ。 ちょっと文科省推薦的かもしれないが、よくできていておもしろかった。 B-

朝、定時起床。シャワー、シリアル。荷物をまとめて東京駅へ。

新幹線に乗ってお昼に京都へ。京都駅でパスタ。 それから某法哲学な人々と電車と車でリトリートに。 雨に降られずにすんだ。

昼下がりから研究会。最初の発表のコメントを務める。 一応、無事に終了。あとはゆっくりしよう。外は大雨。 話では、その後、東海道新幹線も静岡のあたりで止まったそうだ。

もう一つの報告を少し睡眠学習したあと、夜はバーベキュー。

夜中、某大学の若い学生にまみれて大浴場(というほど大きくはない)。 そのあと、ログキャビンで日付が変わるまで飲み会。ワインや日本酒。 いつも思うが、この学会は体育会系だ。

それから個室に戻って寝る。


04/Sep/2010 (Saturday/samedi/Sonnabend)

真夜中

朝、ゴミを出してから二度寝。宅急便に起こされる。シリアル、朝刊、 シャワー。

お昼ごろに本郷へ。某喫茶店で昼食をとってから少し勉強。

昼下がりに研究室に行き、勉強。夕方少し寝袋。それからまた勉強。

夜、ジムで筋トレ。疲れる。それからまた研究室に戻ってしばらく勉強。

夜中、春日の某ディスカウントストアでコピー用紙やハンドシュレッダーなどの 買い物をしてから帰宅。夕食、夕刊。

真夜中、ひさしぶりに二階の勉強部屋で勉強。 近く、英語で報告しないといけないため、そろそろ真面目に勉強しないとまずい。


04/Sep/2009 (Friday/vendredi/Freitag)

少し寝坊。朝から露天風呂。快適。

朝食をとったら、勉強の予定。

朝から夕方まで功利主義の勉強。ウィリアムズ、むずかしい。

昼食後は散歩と露天風呂。

一昨日、Wiiで運動をしすぎたのか、太股が激しい筋肉痛で辛い…。

真夜中

夕食、風呂。

何もすることがないので、早めに就寝(の予定)。


04/Sep/2008 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

お昼すぎ

朝、定時起床。ゴミ出し、シャワー、朝食、朝刊。

定時出勤(少し遅刻)。午前中はランチョン・セミナーの勉強など。

お昼、某ランチョン・セミナー。ニューロ。おにぎりを買って食べる。

メモ。 ある学問分野における一理論の欠点を指摘することによって、 「したがって、この学問分野はダメである」と結論する議論をしばしば見かける。 たとえば、「生命倫理学において主流である功利主義はダメな理論である。 それゆえ、生命倫理学はダメである」。 たしかに一般化したいのは人間の常であるかもしれないが、 ある学問領域の一理論がダメなことと、その領域がダメなこと (「ある領域がダメ」というのは意味不明であるが)は、別のことである。

夕方

今日も昼下がりに図書館に行き、2時間ほど勉強(30分ほど寝る)。

某勉強に着手すべきところだが、逃避的に机に積んである本に目を通し、 もらった本についてはお礼のメールを出しておく。ありがとうございます。

某勉強は明日からがんばろう。

真夜中

夜、帰宅して夕食。そのあと2時間半ほどマンガ喫茶へ。ははははは。 『日本沈没』を読んで恐くなる。

帰ってきてからシャワー。夜は涼しくなってきた。


04/Sep/2007 (Tuesday/mardi/Dienstag)

お昼前

昨晩はよく寝た。朝起きて、シャワー、朝食、アイロン。首はだいぶまし。

春日の某ヴェローチェで新聞。近くに座っていた男性が、 ザウルスらしきものに小さなUSBキーボードを差して使っていたので、 猛烈にキーボードが欲しくなり、早速大学の購買部に行くと、 4000円ほどで売っている。買うか…。 (しかし、問題はUSBホストケーブルがないんだよな。秋葉原に行ってくるか)

遅れて出勤。

夜中

午前中はコンピュータのセッティングなど。 お昼すぎに秋葉原に行き、キーボードを調達してくる。 しかし、USBホストケーブルではなくUSB変換ケーブルを買ってきてしまったため、 昼下がりにもう一度秋葉原に戻ることに。 某喫茶店で雨宿りしてから夕方に研究室に戻ってくる。 今日はぜんぜん研究できなかった。

夜、帰宅して夕食。その後、某妻と7時のNHKニュースを見る。

まだ左の肩甲骨のあたりが痛い。

真夜中

夜中、雨の降る中、某妻と散歩がてら某神社に行き、 「台風が逸れますように」と祈らされる。

帰ってきてから、某妻の論文の相談を受ける。 人の話を聞くと勉強になる。

今年の6月ごろに某妻が作った梅酒を初めて飲む。うまい。

(ひさしぶりに)今日のニュース


04/Sep/2006 (Monday/lundi/Montag)

昨晩はBBC2でフレディ・マーキュリーの人生の最後を聞き、涙しつつ寝る。 寝る前に少しワインを飲んだ気がする。

朝なんとか起きて音楽をかけようとすると、 iPod mini用に使っていたプリンストンのスピーカーが故障する。 しかたないので、近いうちに新宿の某大手電気店に持って行くことにしよう。

それから大学へ。定時出勤(少し遅刻)。眠い。

メモ。今日は「あなたは、兄弟の目にあるおが屑は見えるのに、 なぜ自分の目の中の丸太に気づかないのか」を忘れないように気をつけよう。

夜中

午前中は新聞。お昼は某氏に買ってもらった弁当。 お昼すぎ、某先生にいただいた原稿の整形を少し。 そういえば、『入門・医療倫理I』の第2刷が出たそうだ。

昼下がり、新宿に行き、某大手電気店に スピーカーを預けたあと(修理だそうだ。おそらく交換されて戻ってくるとのこと)、 中央線に乗って某大学に行き、夕方まで某密談。

夕方、吉祥寺に行き、井の頭公園を散歩したあと、 居酒屋で夕食。ビールと焼酎。 寝不足のせいでしばらくぼーっとする。 再び井の頭公園に行き酔いを冷まし、 喫茶店で一服してから研究室に戻ってきた。 帰りの電車で良く寝たら復活。 本当に、睡眠というのはバッテリーの充電と同じだと思う。

そういえば、昨日から自転車に乗って思い出したことがいくつか。

こういうのは、私人ではどうしようもなく、公的機関がやることなんだろうな。 オレが文京区の区長になったら、自転車置場を充実させ、 自転車専用の道路を作らせるようにしよう。

「道路はともかく、自転車置場はどこに作るわけ?」

「自転車専用の道路の一部を、自転車置場にします。 自転車は乗り捨てできる公的なものを大量に投入します」

「そしたら駅前とか商店街とか一箇所に自転車が集ったりするんじゃないの」

「いえ、自転車道路を大きな環状線にして、トライアスロンの選手が歩道を 走ったり自転車に乗れるようにして、各自転車置場における自転車の配分が均等 になるようにしてもらいます。別にトライアスロンの選手でなくてもいいんですが」

真夜中

帰宅してニュースを見て翻訳を少し。ルーチン化する人生。

今日のニュース


04/Sep/2005 (Sunday/dimanche/Sonntag)

夕方

昨晩は早目に寝る。早起きするつもりが、お昼ごろまでたっぷり寝てしまう。 同僚の某氏からの電話で目覚める。

昼下がりに某スタバへ行き、新聞。

あまり自覚がなかったが、どうも先週の中頃までしばらく低調だったようだ。 いろいろ仕事が重なっていたからかもしれない。 しかし、二三日前から調子が良くなってきて、 新しいことをやる気になりつつある。

メモ。自己決定とからんで、`Authenticity'について勉強すること。 どうもフランクフルト学派を勉強する必要があるようだ。

「現代社会の病は、診断や病名は多くあるものの、 治療法はほとんど見つかっていない」という一文を思いついた。 そのうち論文の書き出しに使ってみよう。

メモ。そういえば、 社会疫学の平等と健康というテーマも、 公衆衛生の倫理の一つのトピックとして使えるな。 R. Wilkinsonの`The Impact of Inequality'も入手すること。

真夜中

夕方、某院生に手伝ってもらって某テキストの索引修正の作業。 思ったより早く終わって助かる。

夜、本三近くの某中華料理屋で食事。上海創作料理だそうだが、 味が濃くてつらかった。

そのあと、研究室に戻ってきて雑多な勉強。本も何冊か注文。 外が大雨になっているが、そろそろ帰るか…。

真夜中2

大雨の中、傘を差して戻ってくる。ズボンとカバンがずぶぬれになる。

真夜中3

カバンに入れていた『心の習慣』がずいぶん水びたしになってしまった。

あれ、いつのまにかもうこんな時間か。寝よう。

今日のニュース


04/Sep/2004 (Saturday/samedi/Sonnabend)

夜明け前

昨夜は夜にジムに行って汗をかいたあと、 某氏と夕食。少し飲む。

それから研究室に戻ってきて椅子の上で爆睡。かなり寝てしまう。

リファレンスルームにあるDVDレコーダのEPGの受信がうまく行っていない。 どうしてだろう。アンテナを設置したが電波が弱いからだろうか、 あるいは何か初歩的なミスをしているのか。 もう少し様子を見るしかないか。

椅子の上で二度寝たら、もうすぐお昼になってしまった。 ちょっとベンタムの勉強をする。そろそろ一旦帰宅しないとやばい。

う〜ん、EPG、うまくいってない。なんでなんだろう。


04/Sep/2003 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中 (午前)

ちょっと寝てしまう。

忘れないうちに書いておくが(すっかり忘れてたのだが)、 ここしばらくステレオフォニックスをずっと聞いているが、 聞けば聞くほど味の出るアルバムを作っていると思う。

阪神七連勝。どうなっているのか。

真夜中2 (午前)

勉強中。古いメールを見て冷汗を書いたり。

昨日の大雨に伴う落雷で、山の手線が止まったりしていたそうだ (毎日)。 ちょうどこの時間帯に田町にいたが、 地下鉄だったので無事だった。 ついでに国会議事堂にも一発落ちたらしい。 「首相総裁選の前に不吉な…」などと言う迷信深い国会議員はいただろうか。

夜明け前

まだ起きてる。ついご飯を食べてしまう。

早朝

もう寝なければ。

夕方

わああ、なんでもうこんな時間なんだ。

勉強勉強。

夜中

夕方から某スタバで勉強。 ベンタム。

真夜中

ゴーヤと豆腐が臨終まぎわだったので、適当に野菜炒めを作って食べる。 塩分を控えるために醤油は入れなかったが、やはり少し必要なようだ。


04/Sep/2002 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中 (午前)

まだ某仕事。

明日は早起きして生ゴミを出すこと。某大に行って資料を漁ること。

朝起きて昨日の生ゴミを出しに階下に行くと、すでに出してあり、 あとで階下の住人に小言を言われる。 やはり持って上がるのが正しかったようだ。反省。 次回から気をつけよう。

ハーシー売却の件、ビジネスエシックスの練習問題としておもしろいと思う。 創業者が作った慈善基金で、 株の売却を検討しているミルトン・ハーシー・スクール・トラストとしては、 株を売った方が恵まれない子供たちのために効率のよい慈善を行なうことができる。 しかし、株を売ると創業地のハーシー町の人の大半が失業する可能性が高い。 実際には何らかの妥協策がある気がするが、恵まれない子供たちと 企業城下町の人々に対する二つの義務が衝突しているようだ。

産経が社説や産経抄で首相の北朝鮮訪問について再三述べている 「会議が決裂や不調に終わっても、困るのはあちらであり、こちらでないからである」 という発言、ちょっと気になる。 これは「会議が失敗しても、食糧支援を受けられず飢餓で死ぬのはあちらであり、 こちらは大丈夫だからだ」ということで、 食糧支援を今回の外交の切札にせよということだ(と思う)。 戦争の可能性をちらつかせ相手の譲歩を得ようとするのが正しくないとするなら、 食糧支援取り止めの可能性をちらつかせて外交的に有利な立場に立つのも 正しくないだろう。 国連世界食糧計画によると、今年9月以降、北朝鮮では数百万の単位で 飢餓が生じる可能性がある。 食糧支援の件と外交問題の解決は切離すことは難しいと思うが、 たとえ会議が暗礁に乗りあげても援助は行なうべきだ。 あれ、また社説のような文章になってしまった。

お昼前

朝食をとってから二度寝していたところ、電話で起こされる。シャワー。

さて、資料を漁りに某大学に行かねば。昼下がりからは某ヒューム研究会に 顔を出す予定。

お昼すぎ

電車ではハーバマス。おもしろい。

汗だらだらになって某大に来る。社情研に来ると案の定昼休みで図書室は閉館。 仕方ないので総合図書館でしばらく休憩したあと、 近くで食事をして、また社情研へ。

新聞、定期購読はしなくていいからなるべく毎日買うこと。 雑誌、週に一冊買うこと。テレビ、なるべく見ること。 哲学書、読むこと。哲学雑誌、なるべく多くのものに目を通すこと。

昼下がり

社情研でコピーする。社情研(旧新聞研)はおもしろそうなところ。

それから本郷三丁目駅前の古本屋に立寄ってしまう。

遅刻遅刻。都営大江戸線に乗って一路三田へ。

昼下がり2

大学に行く前にちょっと駅前の喫茶店に入ってしまう。

京都では、あるミッション系の女子大を、「3K」とはやす評判がある。 「かわいい、金持ち、キリスト教」、と。 それにたいし、某仏教系の学校は、「3B」であるという。 「ぶさいく、びんぼう、仏教校」と。

『アエラムック 80: キリスト教ががわかる』、朝日新聞社、2002年、138頁

いたく笑う。明治以降、教会では異性が話し合えるのに、 お寺はそういう場ではなかった。 そこで男女平等を志向する上流知識人階級はキリスト教信仰に傾いていき、 それが次第に広まってキリスト教の行事=恋愛の行事(バレンタイン、クリスマス) という風な理解が日本で広まった、というような説明。 とはいえ、 最近は京都のお寺もデート・スポットとして活躍しているようだが…。

ヒューム研究会に遅刻して出席してきた。情念論の話を聞く。 懇親会はパス。勉強せねば。

研究会に出席していた某君からシュニーウィンドの本と論文のコピーを受け取る。 感謝。

蒲田に戻ってくる。夕食を食べたら勉強せねば。

夜2

駅前の健康志向の店で食事。行くといつもノラ・ジョーンズをかけてくれる :)

下宿に戻ってくる。腹の調子がちょっと悪い。

真夜中

勉強中。時間が足りない。

テレビは社会の感性化を進める。 日本の社会全体とくに若者のあいだに、 正邪の道義的判断を避けて、「好き・嫌い」や「かっこいい・悪い」 の感性的価値判断ですませる傾向が強まっているのを、 テレビは加速しているように思う。 正・不正の理性的判断を嫌い、あいまいな情緒やムードに流される人間が 多くなるのは、日本の民主主義世論の形成上、大きな危険を秘めている。 現状のテレビには人びとを知性、 理性から遊離させるだけでなく、 社会的価値基準をあいまいにしてしまう機能も含まれているように思える。

原寿雄、『ジャーナリズムの思想』、岩波新書、1997年、47-8頁

メモ: ベンタム流に言えば、みんなが共感・反感の原理を使っているということ。 「感性的でけっこうじゃないの」という人もいるかもしれないが、 合理的な議論(自分の判断について「好きだから・嫌いだから」以上の理由を 述べること)ができないという難点がある。

the greatest rating principle
最大視聴率原理。 テレビ番組においては視聴率が高ければ高いほど正しく、 低ければ低いほど不正である。 最初、ハチンソがthe greatest rating for the greatest number と唱えたのを、ベソタムが晩年に上のように省略した。 自然法にもかなっており、神の善性からも証明できるとされる。 「視聴率は、テレビの番組やコマーシャルが「どれくらい世帯や 人びとに見られているか」という視聴量の大きさを示す一つの 尺度です。それは、視聴者が"番組を評価"し、"番組を受け入れ" "共感を抱いた"客観的指標です。視聴率はまさに視聴者の 支持の"最大公約数"であり、 視聴者が求めているものの客観的なものさしでもあります」 (民放連の1996年のパンフレット『テレビにとって視聴率とは』より、 原、50頁から孫引き)
視聴率の奴隷、視聴率の専制
トクヴィレの『日本の民主主義』に見られる言葉。 J・S・ミレが『テレビ自由論』で取り上げ、注目される。 民主主義社会においては視聴率の尊重が民主的と勘違いされる危険があり、 そのためテレビ番組は「幼児化」し、 少数の知識人向けの教育番組は軒並み廃止されるか娯楽化し、 一億総白痴化および知識人の迫害が進む。 「社会のニーズに合ったものが高い視聴率を取るのだから、 視聴率は公共性の反映そのものだ」(原、56頁)と反論される。

机に向かっている時間…9.0hr
今日の勉強時間…6.25hr
マルクス係数…0


04/Sep/2001 (Tuesday/mardi/Dienstag)

まだ書きはじめていない。やばい。

世界初の心臓移植を行なったクリスティアン・バーナードが、 二日前にキプロスで亡くなったそうだ。

お昼前

寒い。今日の最高気温は17度、最低気温は7度のようだ。

そういえば、昨日テレビで類人猿の知能についての番組があり、 アイちゃんも出ていたので見た。 米国の賢いチンパンジーとオランウータンが紹介されたあとに、 次は日本に舞台が移ったので、 おれが研究室で本を読んでいる姿が映されて 「日本ではチンパンジーが哲学書を読んでいます」 とか報じられるとおもしろいけどきっと国際問題になるだろうなあとか考えながら、 アイちゃんが数を理解する様子を唸りながら見ていた。

それにしても、『猿の惑星』を見たあとにこの手の番組を見ると、 ある種の恐怖を感じざるを得ない。 いつか彼らに支配されてしまうんじゃないだろうか。


04/Sep/2000 (Monday/lundi/Montag)

[pict] [ブリックレインの人形使い]

昨日やったこと。

お昼からブリックレイン(Brick Lane)フェスティヴァルに行ってきた。 先週のノッティングヒルカーニバルとは比べものにならないほど 小さなお祭り(ブリックレインに住むバングラディシュ住民のお祭り) だったが、なかなか楽しめた。 ついでにペティコートレインのマーケットにも行く。

[pict] [オルドゲイト駅にて]

そういえば、先日からマニュアル設定で写真を撮っている。 このデジカメはシャッタースピードなどを手動で設定できないが、 露出補正やホワイトバランスの設定は一応できるので、 いろいろ試してみている。

[pict] [パブにて]

夜、友人とレスタースクウェア近辺のパブに行く。 「ロンドンに住むことのどこがいいか」という話になり、 おれは多くの国の人々と知り合いになれることが一番良いと言い、 別の人は、自由(大都市における匿名性)なのが一番良いと言う。 両方ともロンドンの重要な側面なのだろう。


今日やったこと。

午前中、最後の授業。明日から三日間は最終試験。

昼下がりに、Residence Officeに行き、 LANが通っている寮に変更できないかどうか訊いてみるが、 無下に断わられる。


09/04/99 (Saturday/samedi/Sonnabend)

真夜中

倫理学史読書会の予習。エピクロス派、アカデメイアの懐疑主義、 後期ストア派。


『はじめの一歩』の罠にふたたびはまったあと、 早朝から9時まで3時間足らず、ソファで爆睡。

さ、勉強勉強。


小雨の降るなか、パンを買いにちょっと外出。 今回はサイフを忘れず。

そういえば、昨日は激しい夕立ちが降った。


午前中、倫理学史読書会。

それから少しゲーセンに寄り、 ビデオ屋で『アルマゲドン』を借りて下宿へ。 昼下がりから7時ぐらいまで爆睡する。

某スーパーなどでちょっと買いものをしたあと、 軽音のコマとりをして、某定食屋へ。 週刊漫画TIMESという雑誌を読む。 う〜む、世の中いろんな漫画があるものだ。


真夜中

ついゲーセンに行ってしまう。 かくして未来の快はますます減っていき、 未来の苦痛はますます増えていく :-)


今日やったこと


09/04/98(Friday/vendredi/Freitag)

早朝

わ。もう金曜日か。

昨日は夕方に古本屋に寄ってから下宿へ。

シリアルを少し食べてから寝る。昏睡。 起きたら夜も真夜中を過ぎてずいぶん更けたころで、 そうめんを作成して消費する。トマトと冷奴も消費。

それから研究室に来て、 メイルを読んだり返事を書いたり。 さ、勉強勉強。


ついついソファで寝てしまう。


喫茶店でモーニング。 楳図かずおの『洗礼』を読む。 かつての美人女優が娘に脳移植するお話。 怖かった。

それにしても金がない。 奨学金が入るまで生きていけるか不安。 自炊でなんとかしよう。


お昼

このところ椅子に座りすぎ。 先日下宿に戻って寝ようかと思っていると、 腰にちょっと恐い痛みが走ったので、 それ以降ちょくちょく休憩時に柔軟体操をすることにしている。 そういえば、 小林発作君も「バイオレンスは永井豪、腰の痛みは座業の業」と言っていた。


夕方

ベンタムの勉強。現在、『統治論断片』を読みながら、 修論の構想を練っているらしい。

それからベンタム読書会。疲れた。


09/04/97(Thursday/jeudi/Donnerstag)

・真夜中・

『グルントレーグング』の第一章を読み終わる。原 語が気になったりしたせいか、あまり内容がきちんと追えていない。次の章に 進む前に読み返すべきか。

・訳語について一言。Neigungを「傾向」、Abneigungを「嫌悪」と訳すのは、 定訳なのだろうが、かなりわかりにくい組合せである。

・ある英訳ではinclinationとaversionとなっているが、ここは思い切って 「欲求(求めようとすること)desire」と「嫌悪(避けようとすること) aversion」とすべきではないか。

(たとえば、「義務そのものから他人に親切をつくすこと、たとえそれを促す 傾向が存在せぬのみか、もちまえの抑えがたい 嫌 悪が反対する場合にもやはり他人に親切をつくすことは、…(p.241)」 など)

・あと、Abschnittを「意図」で押し通して、「義務にもとづく行為の道徳的 価値は、その行為によって実現さるべき意図のうちにある のでなく、その行為の決意ののっとる格率のうちにあり、…(p.241)」とする のも無理があろう。ここは明らかに「目的end,Zweck」と解した方が良い。

・以上。神をも恐れぬ批判。


・う、 死刑廃止運動をしているホームページからリンクが貼られている…。しか も自分でも良くまとめられない自分の立場が説明されてある。むむむ…。


・朝・

・う。昨晩寝るのが遅かったせいかずいぶん遅くまで寝てしまった。ぼくも腰 が痛い。パイプ椅子で寝るからだ…


・昼下がり・

・今まで今日の夕方にある倫理学入門書読書会の準備。これからロック読書会。 うう。だれかぼくに時間を下さい。


実践こだま「ところで、世の中で一番恐いものって 何?」

純粋こだま 「世の中で一番恐いもの? ま、そりゃ論理実証主義者やろな」

実践こだま「うわっ、そそそれは恐い…」

純粋こだま「やろ、やろ?」

実践こだま「ぼく、論理っていう言葉だけでも背筋が寒くなるな」

純粋こだま「おれなんか、論理って聞いただけで、ある顔が思い浮かんでもて、 目まいがして放尿してまうわ」

実践こだま「汚いなあ」

純粋こだま「しかもそのうえ駄目押しのように『実証』やろ」

実践こだま「完璧すぎるって」

純粋こだま「あかんわ。わしかなわんわ」

実践こだま「かなわんな、論理実証主義者にだけは」

純粋こだま「あ〜恐い恐い。すっかり寒なってもた」

(今この文を読んでいるあなたの後ろにも論理実証主義者はたたずんでいるか も知れない…)


・夕方・

・ロック読書会(音楽ではない)終わり。珍しく少し時間が余った。とはいえ、 やることはたんとあるのだが…。


・夜・

・倫理学入門書読書会(「現代道徳哲学」の巻その3)終わり。来週は「現代義 務論」の巻(その1)。ではまた明日。


Satoshi KODAMA
email: satoshikodama-tky[at]umin.ac.jp
All rights undeserved.
Last modified: Sun Oct 2 18:05:33 JST 2016