当時のわたしは、大学の大教室で文学や哲学というものが律儀に教えられてい るということに、どこかしら滑稽な偏見をもっていて、ああしたものは勝手に 書物を読んでおけばいい。自分で部屋に閉じ籠もって、独自に思考することか らのみ編み出されるものだという、傲慢な観念しか抱いていなかったのである。
---四方田犬彦『ハイスクール1968』
定時起床。髭剃り、朝食、朝刊。
朝、娘を保育園に送ったあと、京都駅に行き、東京へ。 行きは明日の講義の準備。
お昼に東京に着き、お茶の水へ。中央線で行けばよかったが、 いつもの癖で丸の内線に乗ってしまう。
お昼すぎ、某氏と進路相談をしながら昼食。
それからから夕方まで某予備校校舎にて某入試説明会。 夜、某意見交換会。
終了後、急いで東京駅に戻り、新幹線で京都へ。 車内では某MOOCの資料作りなど。
夜中に帰宅してシャワー。明日も早いので寝るべし。
定時起床。ゴミ出し、娘とシャワー、朝食、朝刊。今日は涼しい。
朝、家の用事を済ませてから大学へ。娘は久しぶりに登園。午前中は某君に手 伝ってもらいながらいろいろ作業。お昼はカレー。
お昼すぎ、某翻訳作業。昼下がり、URAな某氏らと某研究相談。
夕方、北大路の某鍼灸のお店に行き、初めて鍼を打ってもらう。股関節などが 硬くなっているそうだ。それからしばらく喫茶店で用事をしたあと、娘を保育 園に迎えに行く。楽しく過ごしたようで何より。
夜、またプリキュアを見ながら夕食。そのあと娘とシャワー。
夜中、食器を洗ってから娘の寝かしつけ。興奮していたのか、なかなか寝ず。
昨晩、『未来惑星ザルドス』を見終わってから就寝。感想はここ。 1974年って、微妙な時代なんだな。
朝、少し遅めに起床。娘をシャワーに入れ、シリアル、朝刊。
午前中は娘を妻に任せて大学に行き、某OD生の論文草稿を読む作業。自分の論 文の準備も少しだけ進める。お昼は酸辣麺。
昼下がりに帰宅して、妻と交代して娘と留守番。しばらく一緒に昼寝したあと、 水遊びと散歩など。
日が暮れるころに某妻が戻ってきて、夕食。
夜中、娘とシャワー。食器。
さて、明日から勉強しないとやばい。夏休みの宿題を計画的にこなせないとこ ろは、小さいころと変わっていない。
定時起床。シャワー、シリアル。 娘を簡単に沐浴させたあと、某妻と一緒に娘を保育園に連れていく。
午前中は本三の喫茶店で少し某原稿書きをしたあと、 研究室で某院生と某翻訳の相談。
お昼をコンビニの素麺等で簡単に済ませてから、 お昼すぎから某先生と某相談。
予防接種を受けさせる必要があったので、 昼下がりに早退して、保育園に某娘を迎えに行く。 途中から雲行きが怪しくなり、帰宅後、雷を伴う豪雨に。 病院に行けなさそうなので、娘にミルクを飲ませてからしばらく一緒に昼寝。
夕方、雨足が弱くなってから、急いで某クリニックに行き、 DPTと肺炎球菌とHiBワクチンを打ってもらう。 知能がまだ十分に発達していない娘は、状況がわかっていないため、 三本打つ間だけ大泣きしたが、 その前後は平気だった。予期による苦痛がまだ生じていないようだ。 その後、雨が降る中、帰宅。
夜、夕食。新聞。
夜中、娘を風呂に入れてから食器を洗う。
真夜中、いろいろメールに返事を書く。時間がない。
朝、早めに起床。シャワー、朝食。
早めに出勤。午前中は某面接。お昼をはさんで、午後も昼下がりまで面接。
夕方、疲れて少し寝袋。コンビニで週刊新潮購入。そのあと、某会議に出席。
夜、疲れて帰宅。夕食後、週刊新潮の野田聖子衆議院議員の手記を読み、 いろいろ考える。
真夜中、新聞。
朝、定時起床。ゴミ出し、シャワー、朝食。
定時出勤(少し早め)。途中で白山の某レンタルビデオ屋に寄り、DVDを返却。 借りた二作のうち、一作は観られず。
スーツに着替えて霞が関に移動。某委員会。昼下がりまで。 緊張すると「やっぱ(り)」という表現を連発するクセに気付いた。 以後、気をつけよう。某資料展示室等を見せてもらい、勉強なる。
夕方、大学に戻ってくる。某会議に出席しようと行ったところ、 お呼びでないことがわかり、すごすごと退散。 予定はちゃんと確認すること。
いくつか雑用を片付け、某先生と少し相談をしてから帰宅。 悪い知らせ一件。
夜、夕食。新聞を読んだあと、功利主義アワー。もっとペースを上げねば。
と言いつつ、真夜中、某妻としばらくWiiをして遊ぶ。
少し遅目に起きる。シャワー、朝食、朝刊。トヨタ値上げ。
某妻と玄関の前の掃除をしてから、大学へ。今日も曇り、というか霧雨。 コールドプレイを聴いていたら暗くて死にそうになったので、 他のバンドの曲を聴く。
そういえば、今借りている貸家は、契約が更新できそうだ。 契約更新料とか更新手続料をごっそり取られるが…。
去年の今日から外をジョギングするようになったようだ。
午前中は少し読書。お昼は某ランチョン・セミナー。 先日いただいた某ケーススタディのビデオを観る。 大変勉強になった。
KOの某氏が来ていたので、しばらくそのあと某氏らと雑談。 それから研究室に戻ってきて、しばらく椅子に座って寝る。 なんでこんなに眠いんだろう。
さて、ロンブン、ロンブン。そういえば、 某妻が「タンチョ、タンチョ」と一日数回鳴くようになった。
昼下がりから夕方まで、ロンブンの勉強。 GreeneやHaidtらの研究は本当におもしろいな。 あれ、Greeneは同じ歳ぐらいか。ううむ。
夜、ジムで筋トレしてから帰宅。 夕食後、夕刊を読んでソファで少し寝る。
そろそろ尻に火が付き出したので、ロンブンの勉強。
朝、遅くに起きる。お昼前に某氏来訪。野菜をいただく。
お昼すぎに家を出て、巣鴨の駅前で蕎麦を食べたあと、 夕方まで某マンガ喫茶に籠る。行きすぎだ。
夕方、喫茶店とスーパーに寄ってから、帰宅。 それから夕食のカレーを作る。 料理をしていると、いろいろモノを考える。
夜、某妻と夕食。カレーとビール。
夕食後、少し寝る。料理中に少し内省モードに入ったせいか、 某妻に調子が悪いのかと心配される。何か真面目に考えていたのだが、 寝たらすべて忘れてしまい、その時の気分だけがまだ続いている感じ。
とにかく、少し勉強しなければ。週末、遊びすぎた。
少し勉強。しかし、なんだか鬱々として楽しまず状態なので (山月記は「怏々(おうおう)として楽しまず」だった)、 新しいジョギングシューズを下ろして30分弱ほど白山と千石の付近を走る。 帰ってシャワーを浴びたらすっきりした。もう少しだけ勉強しよう。
それにしても、外を走ったのは何(十)年ぶりだろうか。 やっぱりトレッドミルとは違って(道路のでこぼこが多いため、またスピードのコントロールができないため)走りにくいが、景色が変わる分、楽しい。 これからもときどき走ろう。
リンネの勉強。植物の研究というのは、薬草という意味では医学的な研究でもあり、 農耕や栽培を通じた経済活動の礎という意味もあり、 自然の秩序を学ぶという意味では自然神学的な活動でもある、 ということがよくわかった。
しかし、もともとそういうことを勉強したかったのではなく、 ベンタムとリンネの関係を学ぼうとしていたのだった。まわり道しているな…。
ひさしぶりにお昼まで寝る。 そのせいか風邪はだいぶよくなる。
お昼すぎは洗濯と掃除。 いつのまにかクーラーのほこりがすごいことになっていたので、 それもきれいにする。扇風機も同左。 今後はほこりのない部屋を目指そう。
ひやむぎを作っていると、ひやむぎの端に火が付き、 めらめらと燃え出したので焦る。 上から水をかけてなんとか消火し、 焦げた部分を切り取ってから再び茹でて食べる。 今後はもう少し気をつけよう。
夕方まで家でゆっくりしたあと、春日の漫画喫茶に行き、 3時間ほどくつろぐ。夕食はラーメン。そのあと、 某ディスカウントストアで米などを買ってから帰宅。汗をかく。
夜、少し横になった後、某論文の翻訳。 とりあえず一通り訳したので、 推敲までしばらく寝かせることにしよう。 もう一つの翻訳も進めなければ。
しかし、翻訳ばかりしていると、研究者ではなく翻訳家になってしまう。 それなりに楽しいが時間の無駄なので、いいかげん足を洗おう。 今後は翻訳の誘いがあっても原則として断ること。
ニュースをみながら、ひやむぎを食べる。 そのあと、少し某翻訳。もう寝よう。
今日のニュース
夜明けごろまで真面目に勉強したあと、テーブルの上で3時間ほど寝る。 起きたら台風は去っていた。しかし、〆切は去っていないのだった。 今そこにある〆切(clear and present deadline)。
腹が減った。しかし、 もうしばらく集中してがんばらないと人生を棒に振ってしまう。がんばれ。
プリントアウト中。やばい、遅刻する。
う、もう日付が変わってしまった。昨日やったこと。
やばい、勉強しないと。
うう、無能症…。
ついシンクロの決勝を見てしまう。日本はまた2位で気の毒。
翻訳。無能症が悪化中。
ロシアの同時多発飛行機事故(テロ?)の件だが、 先日、ガーディアン紙でAeroflot(元ソ連の国有会社)の三人の 男性フライトアテンダントが酔っぱらい、 酒を求めた客を殴りとばしたという話を聞いたばかりだったので、 ひょっとすると、またそういうことが原因なのかと思ってしまった。
これも信じられない話だが、1994年には、 乗客と乗務員75人を乗せたジェット機がモスクワ-香港間を飛行中、 パイロットが10代の息子に飛行機を操縦させようとして、 息子が誤って自動操縦装置を切ったためにシベリアに落ちて全員死んだという 事故もあったそうだ (たとえばBBC News)。 シンクロはあんなにすごいのに、どうなってるのか。
夜明けにカラスが鳴いたので帰宅。新聞を読んで寝る。 午前中には起きられず、お昼すぎに目覚める。人より半日ずれている。 アテネ時間?
メモ: 批判精神を忘れないこと。とくに、自分に対して。
ちょっと勉強。もう寝よう。
早寝早起き。眠い。
某ドトールで新聞、フランス語。買物をしてから帰宅。 暑くて溶けそうだ。
古本届く。
洗濯。お昼は先日の炊きこみごはん、じゃこ、もずくなど。
ちょっと寝ていた。小人閑居して昼寝をなす。
夕方、某スタバでしばらく勉強。夕ごはんはタイカレー。
けっこう勉強をしたが、あまり捗らず。
〆切こわいよう。寝れなくなってきた。
BBCのLearning English。 BBCすばらしすぎ。 某大の英語の授業で活用させてもらおう。
とりあえず、〆切がこわいので、 日倫の大会報告集の発表要旨をメイルで送ってしまった。
寝坊してしまう。不覚。ヨーグルト、トースト。
タマちゃんは多摩川から鶴見川に引越ししたようだ。 名前は変えないのだろうか。
鶴見川は全国で水質ワースト3なんだそうだ (読売)。 誰かひっさらってきて多摩川に戻した方がいいんじゃないか。
シャワー。さて、勉強勉強。
今日はノッティンヒル・カーニバルの二日目だそうだ。 犯罪を防ぐために警官が大量に投入されているようだ。
某喫茶店にて、英語の勉強。さて、ウィリアムズ。逃避してはいけない。
夕方、ちょっと用事で四谷へ。 イタリア料理を食べる(B-)。 店を出るときにちょっと笑える出来事あり。
フラットの人と話したりしていると、あっという間に時間が経ってしまう。 や、やばい。
机に向かっている時間…6.25hr
今日の勉強時間…3.25hr
マルクス係数…21.1
記載なし。
[グレートポートランドストリート駅の風景]
きのう夜にやったこと。
上の階のフラットで中華料理をごちそうになる。 感謝。あまりに食べすぎてきもち悪くなってしまった。
そういえば、25日早朝にも火災報知器が鳴ったらしい。
ぐっすり寝ていたので気がつかなかった。
本当の火事だったら死んでいたところだ。
昨日の新聞の見出しは、 「シャム双生児の一人を死なせるかどうか」というもの。 二人は心臓と肺を共有しており、片方は明らかに成長が悪いようだ。 しかも、医者の見解では、 そのままにしておくと数ヶ月で二人とも死んでしまうらしい。 そこで、 裁判所は(血液の循環を止めて)片方を死なせることを命じたが、 おそらくはカトリックである両親は、 「生命は神様がくれたもの。 人間は各人生きる権利を持っているのだから、 一人を殺して一人を助けるなんてことはできない」 と主張しており、これから上訴を行なうつもりのようだ。
問: あなたは両親の意見に賛成ですか、反対ですか。 その理由も記しなさい。
確かに一人の子供を助けるためにもう一人の子供を殺す(死なせる) ことは相当心理的反発を感じることである。 もしこれが、 何らかの事情で母親と子供のどちらかしか生きのこれないという状況だったら、 多くの場合、母親は子供のために死ぬことを選ぶだろう。 しかし、今回の場合は自分で死を選べない二人の子供であり、 両親が片方の子供を死なすことを認めなければならない。 両親は自分が死ぬことは選べても、 子供の一人を殺してもう一人を生かすという選択肢を選ぶのはたいへんだろう。
フラットの住人に質問してみたら、 自分だったらシャム双生児だとわかった時点で 中絶すると言っていた。 しかし、それも上の両親と同様の発想で、 「片方を死なせてもう片方だけが生きのこるぐらいなら、 両方死んだほうがまし」 という判断だ。
う〜ん、難しい問題だ。いろいろ考えることはあるがまとまらないので、 またヒマがあれば書く。とにかく今はエッセイを書かねば。
[セント・パンクラス駅]
今日やったこと。雨。お昼すぎに、 キングズクロス駅よりもさらに東にある、 某知り合いの寮を訪れる。 このあたりは少し物騒らしい。 ヘアドライヤーを5ポンドで売ってもらう。 気前のいい方で、本までいただいてしまう(下記)。 感謝感謝。
少し気分がすぐれず。天気も一日中悪い。しかし勉強せねば。
昨夜は某所で買ったマガジンを読んでからさっさと寝る。涼しくてよい。
お昼過ぎに起きて大学へ。中央購買部で文房具を購入してから某研究室へ。
徳についてのベンタムの記述を読む。
社会にとって役に立つ行為(習慣、性格)のすべてが有徳とは限りません。 ある行為が有徳であるためには、なんらかの努力が必要とされます。 さらに、自己利益を犠牲にすることも必要とされるようです。 しかし、徳が身につくにつれて、自己犠牲による苦痛は減少していきます。
ところで、今日の日本では、人を誉めるときに、 「あいつ、有徳なやつやなあ」などとは言わない。 いや、少なくともおれは聞いたことがない。そもそも、 こんな言葉づかいが未だかつて存在したのだろうか。
では、なんというのか。 「あいつ、良いやつやなあ」だろうか。 あるいは、「あいつ、人間ができてるなあ」だろうか。 はたしてこれらが上で言われた有徳の説明と同じかどうか、 よく考えてみる必要がありそうだ。
ちょっとゲーセンに寄り、さらに古本屋を覗いてから、 某定食屋でごはん。『ギャラリーフェイク』3-4巻を読む。
昨日も夜遅くに下宿に戻って結局寝たのは夜明けだったが、 最近の自堕落を反省して今日は午前中に起きた。
文学部図書館で、
ベンタムの勉強など。
・「ヒューマニスティック」「人道的」という言葉、何故これほどまでにぼく の癇にさわるのか。
・まず、明らかにこの言葉は17、18世紀の「自然(本性的)なnatural」の姿を 変えたものである。ヒューマニスティックとは「人間本性にかなった」あるい は「人の道にかなった」という意味に違いないわけで、もうこれは間違いなく 自然法思想の末流なのである。そうですっ。そうに決っておるっ。
・そこで、さすがに「これが自然にかなったあり方だ」という言い方はもうは やらないので、隠れ自然法思想家達は「これがヒューマニスティックなあり方 だ」と言葉を替えて主張するわけである。
・するともう一歩踏み込んで、何故ぼくは「自然な」という形容詞を使う人間 が許せないのだろうか。
・これについては大体考えはまとまっているのだが、もう少し考えてから書く。
・なかなか寝れない。●。今から雪辱戦。むおおっ。
○。(わ〜い)
○。(わ〜いわ〜い。…はっ、何してるんだ…)
・う〜む。悪いものでも食べたか、ちっとも眠れやせん。まあ、昨日一昨日と 寝すぎたせいもあるんじゃろうが。困った困った。
・う〜む。今になって眠くなるとは…。寝足りん。う〜死ぬ。困った困った。
(こだま1号と2号は珍しく研究室の床の雑巾がけをしている)
「う〜ん、困ったのう。お代官さまについに虎の子の長椅子まで持っていかれ たっぺ」
「あかんがな、泣きつかんとあかんがな」
「困ったのう。これからはダンボール敷いて寝るべか」
「あかんがな、それだけはやったらあかんがな」
「けどたくさんあるしのう。暖かそうっぺし」
「あかんのやっ。人間そこまで落ちたら終わりなんやっ」
「たまにはいいやんぺっぺ。ぶびぶび」
(方言って難しい…)
・う、もうお昼下がり…。
・眠い。腹の調子も悪い。うう。うう。
・一時間ほど椅子で寝る。○(ぎりぎり)。寝てる間に夕立ちが来た模様。
・某助教授に連れられて○くだくんと3人で天下一品(総本店)というラーメン 屋さんに。ううむ、うまかった。うまいラーメンというのもあるのか。
(ごちそうさまでした)
○●。
・gooで"kodama"で検索すると死ぬほどヒットしたのでびびる。こだまって名 前は案外メジャーなわけですな。いろいろなホームページを見てああ自分もしょ せんこの有象無象の一部なのだなと思い諸行無常を感じる。(…)
・やっきになって倫理学読書会の翻訳を終わらせるともう10時すぎ。しかし ちょっと気分が悪いので今日はがんばって帰る(健康には気を付けよう!)。
・またたぶん明日。では。