[R]eason is like an escalator, leading upwards and out of sight. Once we step upon it we do not know where we will end up.
---Peter Singer
定時起床。髭剃り、朝食、朝刊、シャワー。
朝、娘を送ってから大学へ。午前中は某会議。
お昼から高槻である会議には遅くなったので欠席することに。すみません。 購買部でパンを買って研究室へ。今日は隠れて勉強しよう。
まだ相模原の事件のことを考えている。
刑罰の本質がヘーゲルの言う「否定の否定」による正義の回復だとして、今回 の犯罪で容疑者に責任能力がないことが示され刑罰が課されなかったとしたら、 容疑者が否定した障害者の価値はどうやって回復されるのか。再犯防止以上に 重要なのはこの問題だと思う。これは昨日書いたことの言いかえ。
もう一つは、安楽死について書きたいことがあるのだが、 これは表現するのが難しくてまだまとまっていないが、 下記のようなことを考えている。
某名誉教授に教えてもらったヘーゲルの「抽象的に考えるのは誰か」という 論文の中で、殺人犯が処刑場に引かれてきたときに、 普通の人民なら、その男を殺人犯以外の何ものでもないと考える(ヘーゲルの言う 抽象的な思考)。しかし、上流の婦人は、「あの男は、たくましくて、 美男子で、ひきつけるものを持っているわ」というようなコメントをする。 すると普通の人民は「何だと。人殺しが美男子だと。 何とハレンチなことを考えつくものではないか、人殺しを美男子と言うなんて。 お前さんはあんまり立派な人間じゃないんだな」と言う。 ヘーゲルの考えでは、 「殺人犯の内には彼が殺人犯であるという抽象以外の何物も見ないこと、 この単純な性質によって彼における他のあらゆる人間的本質を解消してしまうことが、 抽象的思惟と呼ばれるのである」(「抽象的に考えるのは誰か」 『現代思想』1978年12月増刊号)。
上述の上流の婦人よろしく、「あの男は、安楽死について興味深い主張を しているわ」と述べたら、人々はどのように言うだろうか。 「何だと。人殺しが興味深い主張をしているだと。 何とハレンチなことを考えつくものではないか」と言うだろうか。 しかし、上流の婦人はこう言い返すかもしれない。 「あら、だって、出生前診断でダウン症の胎児が中絶されるのを我々は社会として 黙認しているわけでしょう。でしたら、 「重度障害者は生きていてもしかたないので、死んだ方がいい」と考えて 凶行に及んだ容疑者が間違えていたのは手段だけで、 目的は人々に共有されているんじゃないかしら。」
昼下がり、少し休憩してからいろいろ仕事。
夕方、さらにいろいろ仕事。メールの返事や某翻訳やら。
夜、帰宅してアサガオに水をやり、カモにエサをやってから夕食。
夜中、娘とアナ雪を見ながら雑用。途中で娘が飽きたので遊ぶ。 それから娘とシャワー。もう寝るべし。
昨晩は少し映画を見てから寝る。定時起床。娘とシャワー、朝食、朝刊。雨。 朝、某区役所に行き、印鑑登録証明をもらう。それからバスで大学へ。
午前中は某用事。お昼、某研究科長と事務長に挨拶業務。それから某外国人の 某書類に押印し、某翻訳作業。
昼下がりから夕方まで、某用事。終了後、某生協購買部に行き、ついMacBook Airを買ってしまう。
APPLE MacBook Air 1.3GHz Dual Core i5/11.6"/4GB/128GB MD711J/A: 値段と 相談で低スペックのを購入。まあ長時間使えればそれほど高い機能がなくても 大丈夫なはず。
夜、百万遍で少し買い物をしてからバスで帰宅し、娘を迎えに行く。それから 夕食。某妻の顰蹙をかいながらMacのセットアップもやる。
夜中、食器を洗い、シャワーを浴びる。娘の寝かしつけをしたら一緒に寝てし まう。
真夜中、しばらく用事をしたら寝るべし。
定時起床。娘にシャワー、髭剃り、朝食、朝刊。
急いで大学へ。某夏期コース四日目。お昼、北の国から某氏来訪。喫茶店でお 昼を食べながら歓談。
夕方、無事に夏期コース終了。たいしたコメントもできずあれだったが、今回 も無事に終了したのでよかった。そのあと、集会室で簡単な打ち上げ。
夜、神楽坂に移動して、某氏教授昇進祝いの飲み会。短い時間だったが、楽し く飲む。幹事役の某氏に感謝。そのあと、真夜中まで某氏らと二次会。
真夜中に帰宅してシャワー。さっさと寝よう。
一度に多くの人に会うと、十分に礼を尽くせなかったと反省することになる。 一人一人への挨拶をきちんとすること。
定時起床。シャワー、シリアル、食器。
某娘を着替えさせてから某妻と一緒に保育園に送る。 今日も小雨。電車で本三に行き、某喫茶店で少し物書きなど。
今日は某娘が予防接種を三種類する予定。 無事に行くことを願っている。
お昼前に研究室に行き、昼下がりまで翻訳と雑用など。
昼下がり、某所で酸辣麺を食べてから、某学会の企画委員会に参加。 夕方まで。勉強になった。
夜、某先生らと本三で夕食。ビールなど。それから帰宅。 近くのスーパーでアイスを買って食べる。
某娘は予防接種を受けて、ギャッと泣いたそうだが、 とりあえず無事のようだ。最初はこれで済んだが、 これからたくさん受けないといけないので、大変だ。
今日は終日雨模様の天気。シャワー、朝食。
定時出勤(地下鉄)。午前中は雑用。夜に眠りが浅いらしく、眠い。
お昼、某氏と定食屋で昼食。ついでに某郵便局でまだ残っていた 学会費の支払いを済ませる。風が強い。
昼下がり、各所にメール。 それから例年の某現代用語の原稿を書き始めたが、 気が散って筆が進まず。大雨。
どうにもやる気が出ないので、早めに切り上げて巣鴨の漫画喫茶に行き、 chill outする。今ごろ『バトルロワイアル』を読む。 主人公はあれだが、設定はおもしろい。 どうも昔から、こういう『プレデター』タイプの、 役者が一人ずつ消えていく話が好きなようだ。なんでだろ? サスペンス性が高いからか。怖い映画は苦手だけど。
夜、帰宅して夕食。新聞を読んでからソファで少し寝る。 何時間でも寝られるな。
夜中、某合宿の予定を立てる作業。苦手な仕事だがやらねば。
朝、ゴミを出してから二度寝。遅く起きる。堕落。
シャワー、朝食。定時出勤(少し遅刻)。午前中は雑用。お昼前に某ミーティング。
お昼は某氏と蕎麦。
昼下がり、少し寝袋。それから功利主義アワー。途中、某ミーティング。
夕方、某会議に出席。また少しウトウトしてしまう。
夜、某教室の納涼会。二次会まで楽しく飲む。ビールとワイン。
真夜中、帰宅。今日は新聞をまだ読んでいないが、とりあえず寝よう。
定時起床。髭剃り、朝食、朝刊。少し遅れて出勤。
今日は何だか低調だ。大きな失敗をしないように気をつけよう。
WillcomのD4もアカデミックパックが出たようだ。 ネットで衝動注文をしそうになるが、某妻に制止される。うう…。
午前中は雑用。お昼は某ランチョン・セミナー。某基礎知識の原稿にコメントをいただく。
お昼すぎから某先生と打ち合わせ。もっと雄大なビジョンが必要とのこと。
昼下がりから、某ミーティング。 そのあと、某院生研究会。おもしろかったが、疲れていたせいか、途中寝てしまう。
夕方、某基礎知識の原稿をまとめて、某先生にメール。 それから久しぶりにジムのプールで少し泳ぐ。芋を洗う状態になっていたので、30分弱ほど。 病院の某氏もようやくジムデビューしたようだ。めでたい。
購買部で少し食べ物を買ってから帰宅。夕食。夕刊を読んでいると、落雷の激しい大雨に。 何件か用事で電話。
夜中、某妻がレンタルで借りてきた『恋愛小説家』を観る。 中年恋愛物。ジャック・ニコルソンをはじめ、主要な登場人物に味わいがあってよい。 よりよい人になろうという努力は重要だが、完璧を求めても得られないので、 このぐらいで満足すべきだ(this is as good as it gets)、というメッセージか。 ジャック・ニコルソンが痛い役を楽しんで演じている。名演。B-。
某先生からのコメントを反映させて、某基礎知識の原稿を編集者に送りつける。 今年は忙しくて苦労したが、ようやく今年もなんとか書けたっぽい。 次は、某研究会の準備だな。
メモ。手の荒れは、普通の絆創膏にしたら、大分良くなってきた。ただ、某妻もオレも、 家で蚊かダニ(?)に刺されるのか、赤く腫れているところあり。なんなんだろう。
早朝に寝て、お昼前に起きる。シャワー、シリアル、朝刊。
少し某シジウィックの仕事をしてから、某妻と投票に。 家を出たところで大雨になる。傘を持って出かけたからよかったが、 結構濡れた人もいただろう。風が吹けば桶屋がもうかる、 雨が降れば与党が助かる、となるか? 喫茶店でコーヒーを買ったあと、少し雨やどりしてから帰宅。
お昼すぎ、しばらく某シジウィックの作業。ようやく一段落。 外は激しい雷雨。 昼下がり、素麺を作って某妻と一緒に食べる。
今日は散髪に行かないとな。
まだ昨日のマンガの余韻が残っている。気分というのは不思議なもので、 読んだマンガ(小説)や見た映画で、ずいぶん変わる。 シニカルになったり、情緒的というかセンチな気分(死語?)に変わったり。 たまに大きな変化があると、日頃からも外部からの影響を受けていることに気付く。
昼下がりに一眠りしたあと、近くの散髪屋へ。このあたりに雷が落ちたようで、 近所が停電していたという話を聞く。最初に断ったのに、今回も顔を剃られて しまう。次回は意向を紙にでも書いて渡すか。
夕方、白山の喫茶店で新聞。某妻を呼び出し、後楽園まで散歩。しばらくブラ ブラしたあと(お香を買う)、中華を食べる。餃子、チンタオビールその他。
夜、再び大雨が降ってきたので、買い物をしたあと、地下鉄で帰ることに。し かし、白山に自転車を置いてきていたので、オレだけ白山で降り、雨の降るな か自転車で帰宅。よく濡れた。帰ってすぐにシャワーを浴びる。
夜中、自民党の歴史的大敗の様子をテレビで見ながら、古着をリサイクルショッ プに送りつけるためにダンボールにつめる作業。そのあと新聞。
明日の発表の準備がぜんぜん終わっていないが、とりあえず寝ることにしよう。
いつも通りの時間に起きて、朝はスタバに行き、少しベンタムの勉強。 それから研究室へ。
去年の今ごろから、公衆衛生の倫理学を始めてるんだな。
メールの返事、某院生の発表要旨の添削など。
今日のこと。
少し翻訳。こつこつと。
今日のニュース
早起き。よく寝る。
今日も京都は暑そうだ。
帰宅。つかれた。
今朝は岡崎から大学まで歩き、ちょっとおみやげなどを買って時間をつぶしてから、 某公衆衛生倫理学研究会に参加。 昼食は大学内に新しくできたオープンカフェで。 最近ウォーキングを始めたという某後輩に万歩計を一つもらってもらう。 こないだ二つ目を買ってから毎日二つ付けていたので…。
夕方まで上の研究会。勉強になった。 今後の計画を 相談してから飲み屋に行き、食事と歓談。 適当な時間で切り上げて京都駅に戻り、 新幹線で東京へ。 車内ではよく寝たあと、すこしベンタムの勉強。 途中で某学生と別れて帰宅。
ちょっとラーメンを食べたい気がするが、もう寝よう。
7月ももう終わりだが、先日まで涼しい日が続いていたせいか、 なんとなく夏の盛りという気がしない。 しかし、そういえば京都はずいぶん暑かったな。 今年の夏はあっという間に終わりそうだ。
今日の主なニュース。
布団に入ると寝られなくなる。
伝統的に米国共和党がリバタリアンの路線、 民主党がリベラルの路線を追求しているとして(最近は両方とも中道寄りだが --今日「リベラル」を自称する米国民は19%に過ぎないんだそうだ)、 功利主義はどこに位置するだろうか、などと考えていると、 「日本功利主義党」というのがあったら、 どういうマニフェストを持つだろうと想像することになった。
党のモットーはもちろん、最大多数の最大幸福だろう。
う〜ん、まだある気がするが、つかれたからまたにしよう。
早寝早起き。眠い。
シジウィックの勉強の続き。お昼はトースト。
ちょっと寝る。さて、行かねば。
なんとか大学に来る。
めずらしく研究室にこもって作業。
駅前で韓国料理を食べてから帰宅。
寝すぎた。こないだ民主主義の勉強で文民統制(civilian control)という言葉を 目にしたせいか、文系と理系に分けられた軍隊の文系の方を統率することになる、 という夢を見た。
朝食。パン、牛乳、トマト、バナナ。
台所にはびこっているゴキブリをなんとかする必要がある。
ネットで新聞を読んだり、メイルを打ったり。シャワー。
昼まで部屋にいるのは精神的に悪い。 なるべく朝のうちに部屋を出れるようにしよう。
外に出てみると涼しいので、東大に行ってみようかとも考えたが、 途中で喫茶店の引力に負けて入ってしまう。 東大は日本生命倫理学会の原稿を仕上げてからにしよう。
Boredom killed the cat. 勉強しよう。
新聞読む。 新聞を読んでいるときに集中力が続くのは1時間から1時間半くらい。 英語の新聞を読んでいると知見は広がるが、頭は良くならない。 頭を鍛えるには産経新聞の社説を読んで反論を考える必要がある :)
BBCのダイアン・プリティのドキュメンタリーのトランスクリプトを読む。 すこし涙する。
今日もピザが食べたくなり、駅前のパリオの6階のイタリアン・レストランで 食事。マルゲリータ、C。アラビアータ、B。パスタはおいしかったが、 サービスが今いち。中華料理だと平気なのに、イタリア料理屋だとサービスが 悪いと文句を言いたくなるのは不思議だ。
本屋でしばらく情報収集(aka. 立ち読み)したあと、 またさきほどと同じ喫茶店に戻ってきてダイアン・プリティの勉強。 安楽死一般の勉強もする必要がある。
某イトーヨーカドーで買物をしてから帰宅。勉強勉強。
生命倫理学の勉強。
最近悩みが多いと思っていたら、そろそろ悟りを開く時期なのだ。 ゴーダマ・シッダルタが出家したのが29歳(6年後に悟りを開いてブッダになる)、 キリストがヨハネの洗礼を受けたのが30歳、 孔子が官を辞したのが35歳、 ムハンマドが啓示を受けたのは40歳だそうだ。 オレもおそらく、そろそろ啓示か何かが来るころなのだ。
(冗談です、念のため。CIAに通報するのはやめてください)
それにしても、孔子という人は2500年も前になかなか良いことを言っている。 「怪力乱神を語らず」なんてのはテルトリアヌスの「不合理なるがゆえにわれ信ず」 とか、「語りえないことは…」というウィトゲンシュタインを思わせる。 「君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず」なんてのは、 ニーチェの超人の話かと思う。とにかく、学んで思うように努めよう。
そういえば、「不合理なるがゆえにわれ信ず」と言えば、 「不合理なるがゆえにわれ道徳的に行為する」 なんて主張する人はいないのかな。
あれ、意味不明なことを書いてるな。まあいいか。
そうめんを作る。小さなナベでそうめんをゆでようとすると、 ナベからはみでたそうめんに火が着き、そうめんが燃えだした。 すぐに消したが、コゲができてしまって食べるのに苦労した。
机に向かっている時間…5.5hr
今日の勉強時間…3.25hr
マルクス係数…24.0
昨夜はカムデンタウンに行き、 昨年夏の語学の勉強のときに一緒だった日本人の方々とスペイン料理を食べた。 元気そうでなにより。
引き続き自然法の勉強。ハート、フラーとか。
今朝は午前中に起きて、エンジェルまででかけてきた。 本屋に立寄って買物。
天気がいいので、昼下がりからピカデリーサーカスに行き、 ひさしぶりにトラファルガー広場やバッキンガム宮殿などを散歩してきた。 今週末は華氏90度(32度)の大台に乗ったとのこと。
8月末に南アフリカで国連人種差別会議があるそうだが、 米国が出席しないともめているようだ。 その原因の一つは、 過去の奴隷売買の補償についての議論を避けたいからだそうだが、 議論を避けるために出席を拒むというのはいかがなものか。
「いやいや、『いかがなものか』じゃない、はっきり言わないと。 『卑怯だ』だろう」
米国の公式見解は、「過去の奴隷売買はけっして名誉になることではないが、 多くの国がやっていたことであり、 今日ではもはや責任を追及することはできない」だそうだが、 多くの国がやっていたという理由は奴隷売買を正当化するには不十分だし、 被害者のアフリカ諸国の中には 今日においてもまだ奴隷制の余波が残っていると主張する国がある以上、 加害者側が責任追及はできないと単純に言い張ることはできないだろう。
「日本が『第二次世界大戦中の虐殺やレイプはけっして名誉になることではないが、 多くの国がやっていたことであり、今日ではもはや責任を追及することはできない』 なんて声明を出すと世界中から総すかんを食うだろうに、 どうして米国はこういうことを言っても許されるんでしょうね」
「そりゃ米国が大国だからだろう。しかしまあ大国といっても、 米国はヨーロッパではすでにかなり批判されているわけだし、 このままブッシュ政権が国際世論を無視しつづけていると、 そのうち村八分にされるんじゃないの」
「しかし、村八分にされても平気な顔をしてそうですよね」
「そこが国際道徳の難しいところだよな。 ハートやホッブズなんかが言うように、 各人を平等に取り扱う道徳や法が成り立つ条件の中には 『人間はみな知力と体力においてだいたい平等である』 という前提があると考えられるわけだが、 国際道徳だとこの前提がかなり危ういわけでさ。 ジャイアンのように力がある国が無理を通せちゃうんだよね。 まあ他の国が力を合わせれば米国と言えども 完全に無視するわけにはいかないだろうけど、 他の国も利益がばらばらだから、 なかなかうまく行かないし」
「そう考えると、 こないだのボン環境会議の決議はかなり有意義だったようですね。 ちゃんと米国を批判することができたんじゃないですか」
「と、まあヨーロッパ諸国は考えているみたいだけど、 どうなのかな。 米国のメディアはあんまり注目してなかったみたいだしね」
昨夜某古本屋で買った本、CD。
お昼に起きて、某喫茶店へ。チャンピオン。
それにしても暑い。そろそろ梅雨明けか。
夕方、倫理学入門読書会(「現代義務論」その4)。 やって許される行為とそうでない行為との間に明確な区別が立てられるのか どうか、という話とか、 絶対的(定言的)な義務はどの程度「絶対的」でありえるのか、という話とか。 ディレンマについて問題になったのでちょっと調べてみる。
勉強会のあと、某所で食事。
某先輩にお借りしたIsaiah BerlinのFour Essays on Liberty の一部をコピーしたあと、某古本屋へ行き、買物。
そのあとちょっとゲーセンにより、 ジュラシックパークの射撃ゲームをする。 某コンビニでモーニングを買って大学へ。 ああ。勉強勉強。
今日やったこと
延々とベンタムの勉強。
昨日は下宿に戻ったあと、 ラーメンやらもろきゅうやらを食べて、 ふとんに入ったが、 論理学の本を最後まで読んだり、 オーウェルの『1984』を真ん中あたりまで読み進めたりして(おもしろくなってきた)、 結局早朝まで起きていたが、 なんとか午前中に起きて(喫茶店に寄ってから)研究室に。
学割申請。明日午後に取りに行くこと。
おじさん「しかし、「青酸カレー」っていうのは、なんですな、その、 愉快犯ならユーモアのセンスがあるというか、その」
わかもの「もうネタが古いっすよ」
おじさん「いや、すまんです。 そういえば、その、サンデーの『ゲイン』が打ち切られてしまいましたな。 けっこう好きだったんですけどな。」
わかもの「だれも知らないっすよ」
おじさん「いや、すまんです」
ベンタムの勉強。
おじさん「うう。ダブルプラス眠たいですナ」
わかもの「お、オーウェルのニュースピークっすネ。 ダブルシンクダブルシンク」
おじさん「あの、ほら、ソレ、今日は土用の丑の日ですナ」
わかもの「ぼくうなぎ丼食べちゃいましたヨ。プラスグッドプラスグッド」
おじさん「あれ、君は、ベジタリアンだったんじゃア」
わかもの「ダブルシンクダブルシンク」
わかもの「おじさんおじさん」
おじさん「はっ。ちょっとうたたねしてました。 それにしても「うたた」ってのはなんなんですかネ?」
わかもの「う〜うたたっ。 う〜、うたたたたたたぁってやつじゃないスか? 『北斗の拳』思いだしたっス」
おじさん「そういえば、ほら、ソレ、今日は土用の丑の日ですナ」
わかもの「その話はさっきしたっすヨ」
おじさん「ダブルシンクダブルシンク」
・う。来てしまった…。
・夏期講習は一応順調に行っているのだが、塾長が用事で関東へ行ってしまっ たため、給料がもらえるのが10日になってしまった。現在の所持金2063円。10 日までビタ一文入って来る予定なし。……。む、むりだぁぁぁぁっ。
・毎日朝早く起きなくちゃいけないので、寝坊しそうで不安。緊張していれば 目覚しがなくても割と起きられる方なので、油断をしないように気を付けなけ ればいけない。
・生徒は小6と中1。小6はいいが、中1は憎たらしいさかりで、男子生徒が「わ、 ロンゲだロンゲだ黒いロンゲだ」とか聞こえよがしに言うのを聞くと、思わず 頭をかなずちで…あっ、うそうそ。
・けど実際、彼らは初対面でも平気で無礼なことを言って来る異星人なので、 「ああおれは今異星人と付き合ってるんだ」という意識が必要とされる。こう いう異星人にどうやったらうまく国語や数学を教えられるかについて現在考察 中である。
(あ、またひどいこと言ってる…)
・中世哲学の勉強を少々。3級がいらっしゃる。
・つる○さん登場。ご飯を食べてからロック読書会か。
・上記の二人と蕎麦なるものを食べに行く。蕎麦屋というものに入るのは初め てかも知れない。
「あ、これなんですか」
「ん? 蕎麦湯じゃ」
「へ〜。で、何に使うんですか」
「へ、知らんのか。何人じゃ君は」
「高槻人です」
「むう。これはじゃな、ほれ、このようにして食べた後に手を洗うためにある のじゃ」
「ああ、そうですか。じゃばじゃばじゃば」
「あっ、お客さんやめてくださいっ、そこで手を洗わないでくださいっ。それ は手洗いようのお水ではありませんっ」
「えっ? だだだって」
「うひゃはひゃはひゃひゃっ……」
・というのは半分ウソだが、気前の良い3級におごってもらう。感謝。感謝。 かたじけない。
・ロック読書会終わり。全然進まず。帰る。また木曜日。
(3級プロデュースの下、BML計画(ベンタム・メイリング・リスト計画が着々進 行しつつある…詳細はいずれまた)