/ こだまの(旧)世界 / 読み物 / こだま美術館 / ゲソダイ哲学リンク集 / weakly news / web diaries / このサイトの検索 / indexにもどる

KODAMA'S (NEW) WORLD

君の肉体がこの人生にへこたれないのに、魂のほうが先にへこたれるとは 恥ずかしいことだ。

---マルクス・アウレリウス

フランス革命が人間の努力の目標としての普遍的自由という概念を生み出したと 言っても、まあ言い過ぎではない。フランス革命以前は、 自由は一部の人が特定の事柄を行なう自由を意味した。 フランス革命以降は、自由の要求は自由一般、原則としての自由、 万人の自由となった。 フランス革命を生んだ人々はこのことの意味を理解していなかった-- それどころか、 われわれはその意味を理解しようといまだに努力しているのである。

---E.H.カー『新しい社会』


昨日 / 明日 / 2013年5月 / 最新 / はてな

この日の出来事


10/May/2013 (Saturday/samedi/Sonnabend)

まだ風邪気味、某演習など

定時起床。ゴミ出し、髭剃り、朝食、朝刊。まだ喉が痛く、風邪気味。

朝、某母親と某妻を見送ったあと、娘を保育園に連れていく。体調が優れない ので午前中は自宅で研究。小雨。

お昼前に大学に行き、某氏らと某芝蘭会館で食事をしながら相談など。そのあ と、思修館の見学に途中まで参加。

昼下がり、某演習。事前指示。夕方、しばらく研究室で仕事をしてから帰宅。 娘を迎えに行く。

夜、夕食。そのあと、食器を洗って風呂。

夜中、某勉強。いろいろ〆切が…。新聞を読んだら寝よう。


10/May/2012 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

某論文執筆など

定時起床。ゴミ出し、髭剃り、朝食、朝刊。

娘を保育園に送ってから、本三の喫茶店でお昼すぎまで某論文を書く作業。

お昼は某氏と酸辣麺。

お昼すぎ、明日の講義の準備。

昼下がり、大雨。某論文を日本語に直す作業。別の言語に直すと議論の粗が見 えるので、元の論文も直すことに。夜まで。

夜、帰宅して夕食。

夜中、娘を風呂に入れて食器を洗う。某新書のタイトルを考えたり。

真夜中、某論文をとりあえず完成させ、某所にメールにて発送。結論がうまく 行かず、本来なら寝かせる時間が必要だった気がするが、まああとは野となれ 山となれ、で。


10/May/2011 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中

朝、遅めに起床。朝食、洗濯、某翻訳、シャワーなど。

お昼すぎに某区役所に行き、娘を保険証に入れるために戸籍謄本を一通もらう。 今日は空いていた。

本三の某ラーメン屋で遅めの昼食をとってから大学へ。 某院生の指導、某ミーティング、研究室で雑用、某院生の指導。

夜、市ヶ谷に移動して、某スウェーデン人と某氏と三人で居酒屋で食事。 楽しく飲む。ビールと日本酒。

夜中、再び大学に戻り、某院生の指導。真夜中まで。

日付が変わるころに帰宅し、また雑用。もう寝ないとまずい。


10/May/2010 (Monday/lundi/Montag)

真夜中

早起き。シャワー、朝食。

今日も早めに出勤。午前中は某原稿を作成して、某所にメール。

お昼は弁当。

午後、別の某作業。昼下がり、購買部で少し買い物。 それから某先生の講義の手伝いを少し。

夕方、某報告概要を作成して、某所にメール。 それから、某氏らと某相談。続いて某先生らと某相談。

夜、上記の某報告概要を手直しして(使い回しとも言う)、某所にメール。 そのあと、事務的なメールをいくつかと、某氏に連絡。 5月末にもう一回報告があるのを忘れていたので、その相談など。まずい。

少し遅めに帰宅して夕食。そのあと、ソファで死んだように寝る。 起きてから新聞。

夜中、二階の勉強部屋で勉強…と思ったが、時間切れ。一日は短い。


10/May/2009 (Sunday/dimanche/Sonntag)

お昼前

よく寝る。昨日、ずっと上を向いて掃除をしていたせいで、首が痛い。

シリアル、朝刊。よい天気。

昼下がり

シャワーを浴びてから大学へ。日焼けしたせいでシャワーは痛かった。 外は暑い。

ひさしぶりにゆっくり研究ができる…と思ったら、 コメントする必要のある論文が二本…。

ふう。好きな音楽でもかけて、深呼吸して心を落ち着けよう。

昼下がり2

某論文と某論文にコメント。ワードの編集機能を使って赤を入れているので、 偉い人に対してやるときは、気をつけないと怒られそうだ (たぶん自分だったら、腹を立てるかも…)。 しかし、ワードのこの機能は便利だからなー。

コメント作業は大変だが、 する方もされる方も勉強になる(最近は、する方が多い気がするが)。 医学部は共著論文が多いこともあり、個人作業中心の文学部哲学科に比べて、 しっかりコメントするのが当たり前になっているようだ。 とはいえ、英語の哲学書の謝辞には、誰それに草稿を読んでもらったというのが、 (自慢気に)延々と続くので、上の「文学部哲学科では」という件は、 日本特有の現象かもしれないが。 まあ、いずれにせよ、人に論文を読んでもらうのは大切。 互恵性を大事にして、みなに草稿を送りつけましょう。

夕方、某購買部で買物。そのあと少し寝袋。

さて、ようやく自分の勉強をしよう…と思ったところで、某氏来訪。 しばらく相談と雑談。

夜、少しだけ勉強。ふ〜。

真夜中

夜、帰宅してカレー。そのあと、しばらくガーディアンウィークリーを読む。

夜中、某妻と久しぶりにジョギング。 日記で調べたところ、某妻が退院してから初めてのようだ。 某植物園の周りを二周。

帰ってきてからシャワー。暑いので扇風機を押し入れから出す。 二階の勉強部屋でしばらく勉強。ウィリアムズの文章は難しい。 マクダウエルとか。不必要なほど難しい文章は読まなくてよろしい。


10/May/2008 (Saturday/samedi/Sonnabend)

早朝

酔っていて眠りが浅かったのか、長いあいだ夢を見ていた気がする。

ゴミ出しのために起こされるきると、目が覚めてしまう。 ちょっと新聞でも読もう。

昼下がり

朝、新聞を読んでから二度寝。お昼前に起きる。

昼食をとってから、二階の勉強部屋で某院生の某草稿を見る。 ひさしぶりに予定の少ない週末だが、外は雨なので、外出する気にもならず、 ぼーっとする。

夜中

夕方、ひさしぶりに風呂にお湯を入れてゆっくり入る。

そのあと、一月以上前のガーディアン・ウィークリーを読む。

夕食後、 某ニューズレターを読む。 いろいろ勉強になった。

真夜中

夜中、歩いて巣鴨の漫画喫茶へ。1時間ほどchill outする。

帰宅後、某妻と『ボーン・アルティメイタム』を観る。 よくできたサスペンス・アクション映画。「相手を出し抜く」というのがテーマのようだ。 楽しめる。B-。


10/May/2007 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

今日も定時に起きる。ゴミ出し、シャワー。

朝2

定時出勤(少し早目)。しかし、何もしないと意味がない。勉強しろ。

夕方

午前中は脳死の勉強。お昼は某ランチョンセミナー。 お昼すぎも脳死の勉強。

お昼すぎに、 某新聞社から某判決が出たからファクスするからコメントくれ、 と電話。 手段として利用されていると思いつつ、急いでコメントを作成。 電話とメールで返事をする。 時間に余裕があるときはいいが、忙しいときは断るようにしよう。

真夜中

夕方から某授業の手伝いを少し。内職で某査読論文の手直しをやっていた。

強風の中、帰宅。

メモ。判決について。オレはやはり「悪法も法なり」的な考え方を してるんだなあと実感。


10/May/2006 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

よく眠る。

あれ、キース・リチャーズ、大丈夫かな。 フィジーでココナツの木から落ちたという話は聞いていたが、 脳外科手術も受けたそうだ (Stones guitarist has head surgery)。 そろそろ脳もコンピュータに交換した方がいいんじゃないのかな。

お昼すぎ

定時出勤。朝は曇り。 少し新聞を読んでから、朝の勉強会に出席。

お昼は同僚の某氏らと、医図書のそばの食堂で。

夕方

お昼すぎから教室の大掃除。窓を拭いたり、ブラインドの掃除をしたり。 蒸し暑かったせいか、けっこう汗をかく。

掃除は公共精神を陶冶するのにそれなりに役立つことがわかった。

真夜中

夕方、プールで泳ぐ。2キロ。

夜は春日の某イタメシ屋で。ワイン。 散歩がてら千駄木まで歩く。 雨が降ってきたので地下鉄で湯島に行き、 コンビニで傘を買い、歩いて帰宅。

こないだ飲んだおいしいワインの名前はネロモーロだった。 覚えておこう。

真夜中2

NHKで先日放映されていた、「ふたつの命」(米国の臓器移植の話)を見る。 勉強になった。

今日のニュース


10/May/2005 (Tuesday/mardi/Dienstag)

比較的早起き。

お昼すぎ

ほぼ定時出勤で、午前中からまじめに翻訳の仕事。

そういえば、昨晩はホリオークらの『アナロジーの力』 やベーコンの『学問の進歩』を読み直したりしていて夜更ししてしまった。 この認知科学の話は本当におもしろいので、もう少し研究すべし。 古典もおもしろいのでもっと読むようにしよう。

昼下がり

翻訳。集中しているときは調子がいい。簡潔、明快、正確に。

夜中

昼下がりから夜まで、みっちりと某ミーティング。 作成中のテキストはようやくほとんど原稿が出そろうところまで来た。 しかし、まだ相互の章の一貫性など、詰めるべき点が多々ありそうだ。

夕食は適当にラーメン。ささみを食べてしまった。

夜は翻訳。がんばれ。

気になる翻訳語

アメリカと米国。 アメリカは広辞苑にもあるように(1)南北アメリカ、(2)アメリカ合衆国の略語なので、 合衆国を指すのにアメリカと呼ぶのは正確でない気がしてどうも嫌だ。 それに対して、米国は広辞苑では「亜米利加合衆国の略称」とあり、 こちらの方が正確であるように思う。

(正確というのは誤解が生じないということ。もちろん「アメリカでは…」 という文においてアメリカが(1)か(2)のいずれを指すかは文脈から明らかな 場合が多いわけだが)

北朝鮮か韓国を指して朝鮮と呼ぶとおかしいのに、アメリカの場合は なぜあまりおかしくないのか。やはり大国だからだろうか。

こういうことを考え、 翻訳のときは基本的に「米国」「米国人」と訳すようにしているのだが、 共著だとたいがい「アメリカ」「アメリカ人」と修正されてしまう。 あまりとやかく言って既知害と思われたくないので放っているが、 やはりときどき気になる。

同じように気になるのは、昔から言っているが、 「すなわち」の代わりに使われる「つまり」、 「焦点を絞る」「焦点を合わせる」のつもりで使われる「焦点を当てる」、 やたらと使われるとうっとうしい「〜のである」、など。

真夜中

夜中まで翻訳をしてから帰宅。疲労。

こないだは臓器提供制度について英米の文献をサーベイしてみたが、 今度は脳死についてもサーベイする必要がある気がする。


10/May/2004 (Monday/lundi/Montag)

夜明け前

異常なほど真面目に勉強。もう寝ないと朝が大変になるのだが。

メモ。「効率的」とはどういう意味だろう。 同じ目的を達するのに二つの手段があり、片方の方がより速く、 かつ・または、より安価にできる場合、 そちらの方が効率的だというのはそうだろう。 ここにはとくに倫理的問題は生じない。 しかし、暗に価値判断を含んだ「効率的」の用法があるんじゃないか。 会社の合理化とか。これは、リストラの犠牲者よりも、 効率性を重視するという価値判断がなされている、といえるか。

ひ。もうこんな時間だ。帰ってちょっと仮眠したら、また戻ってこなければ。

今日はえらく熱心に勉強している。ライターズ・ハイか。

夜中

今日は眠くて死にそうだったが、 お昼になんとか起き出して大学へ。 夕方まで真面目に勉強し、 夕方から某氏らに手伝っていただき、 明日の発表の予行演習。 勉強になった。

某氏らと韓国料理を食べてから帰宅。 眠くて疲れているので、 とりあえず朝まで寝て、 それから大学に行って勉強しよう。


10/May/2003 (Saturday/samedi/Sonnabend)

真夜中

早寝遅起き。

今日は渋谷で『あずみ』を観た。 最近のハリウッド映画に比べると、今いち迫力がない。音かな? B-。


10/May/2002 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中 (午前)

ようやく明日(というか今日)の発表の準備を始める。 始めるまでの腰が重くてたいへんだが、 始めるといろいろ言いたいことがあるので準備が進む。

休憩がてら、某君と1時間ほど雑談。

早朝

やっと準備が一応できた。寝よう。

誰かお昼ごろに起こしてくれるといいが…

早朝2

小雨。傘をさしてちょっと散歩をする。 もうすぐアジサイの季節だ。

お昼前

起きた。

思うところあって、フレッツADSLを今日かぎりで解約し、 YahooBBに加入することにした。 モデムとスプリッタを近くの収容局まで返却に行くこと。

お昼すぎ

シャワーを浴びる。 ボーっとしてて顔を二度洗ってしまう。

夕方

某君と一緒に、応用倫理学で放置自転車の問題について無事に発表。 つかれた。あとでパワーポイントのファイルに手を入れて、 ネットで掲載する予定。

夕方2

雨の降るなか、猛烈に重いThinkPadの入ったカバンを抱えて自転車に乗り、 なんとか帰宅。つかれた。

うどん。

TV番組「妙案コロシアム」批判というページがあることを教えてもらう。

ちょっと寝る。さて、勉強勉強。

日本のコンドームの使用について。 米国のような純潔運動はまだ始まっていないようだ。

人民日報の日本版では、 今回の日本領事館の件はまったく話に上らない。どういう理由からだろう?

あれ、明日から週末か。フレッツは来週月曜に解約すべきだったかな。 ま、いいや。

つい阪神・巨人戦を見てしまう。

真夜中

夕食。マッシュルーム炒め、とうふ、納豆、その他。 冷蔵庫の傍らに放置されていた長ネギが痛み出していたので、 千切りにして冷蔵庫へ。

放置プレイについて

どうでもいいが、「放置プレイ」というのは笑いを誘う表現だと思う。 意味はよく知らないが:) さっき研究する人生を読んでいたら、 「科研費の内定が決まっても、 しばらく事務による放置プレイが行なわれる」とかいう話があって笑った。

駅前に置いていた自転車が撤去されたときも、 保管所の事務員に向かって、 「オレは単に自転車の放置プレイを楽しんでいただけだ」 と主張したらどうだろうか。

あ。冗談なので念のため。 試してみるのはかまわないが、 オレに責任を負わせないように。

「そういう言葉を使うと、小学生が学校で君のページを見れなくなるぞ」

「いいですよ、別に。 好きなことを書けないぐらいだったら舌を噛んで死んだ方がましです」

「またいいかげんなことを。 本気で表現の自由のためにたたかう気があるんだったら、 ちょっとクレームが付いたくらいで削除するなって」

「う。そうですね。がんばります」

「一言一句を血で書くつもりでやるんだな」

今日の勉強時間…5.5hr


10/May/2001 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中 (午前)

今日は、ミル・エッセイに必要な論文を集めること、 また、学振の書類の完成稿を作ること。

よく寝て、朝食を見逃す。

昼下がり

午前中は昨日の新聞を読む。ひさしぶりにデイリー・テレグラフを買ってみる。 社説はあいかわらず反EU、反移民、反労働党、親保守党。

お昼に図書館に行くが、コピー終わらず。明日も行くべし。

ひさしぶりに某ブラジル人と昼食を食べる。 近くに引越してきたそうだ。

夜中

昼下がりから夕方まで、 某図書館で勉強する。

労働党と自民党に先立ち、 保守党がプラットフォーム(政党綱領)を発表した。 減税による小さな政府、および反EUを基調とした内容は、 予想以上に市民の受けがよく、 労働党は強力な反撃が必要とされる。


10/May/2000 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

今日のニュース

3コマ目の応用倫理学の授業に出ました。
生命倫理学入門でした。 某先生による原稿はここをご覧ください。 先生によると、応用倫理学は社会的合意形成のための学であり、 「〜は〜の場合に許容される」という定式化を作ることが目標だそうです。 (たとえば、「人工妊娠中絶は〜の場合に許容される」)
ロスマンの要約ができました。
明日の授業での担当分です。

05/10/99 (Monday/lundi/Montag)

お昼

寝すぎ寝すぎ。 昨夜はシャワーを浴びたのち、 ファインバーグの権利論の話を少し読んで寝た。

朝起きてゴミを出し、またお昼前まで寝てしまう。

お昼前にようやく起きてからシリアルを食べ、 炊いたご飯を弁当箱に詰め、大学へ。

ヘーゲルの予習をしなきゃ。


昼下がり

某ヘーゲルの授業に出席。前回よりは話がいくらかわかるようになった。 今年は「絶対者」の概念を中心にやるらしい。

しかしどうして彼らは「絶対」とか「無限」とか「実体」とか 「自律(あるいは自立)」とかを追求するのだろうか。 やっぱり神さまをよく知りたいとか正当化したいという欲求が背後にあるのだろうか。


夕方

某名和先生の情報の授業に出る。ユニヴァーサル・サービスの話。


ヘーゲルの授業の復習。テキストを最初からずっとやるというのではなく、 いろんなとこに飛び飛びしながら、 「絶対者」という考え方を研究するみたい。 おれのような素人にとっては、どのテキストを使っているのかよくわからんが、 なんでも『論理学』の初版と第二版を比べながら進むんだそうだ。

とりあえず、昨日の続きから。 今日は、対訳付きのプリントをもらったのであまり勉強にならないかもしれないが。

Das Unendliche ist
a) in einfacher Bestimmung das Affirmative als Negation des Endlichen,;

「無限者とは、a) 単純な規定(定義)においては、 有限者の否定としての肯定的なものである」。

大意: 有限なものAは、A以外の有限なもの(すなわち非A)によって、 いわば囲まれており、それゆえ、 有限者Aは非Aによって規定されるんだそうです。 有限者は否定的に規定されるものだから否定的なものであり、 それゆえ無限者は、「否定的なものの否定」として、二重否定で肯定になる、 というわけだそうです。たぶん。

b) es ist aber damit in Wechselbestimmung mit dem Endlichen und ist das abstrakte, einseitige Unendliche;

「b) しかしこれでは、無限者は有限者相互規定にあることになり、 抽象的で一面的な無限者である」

大意: 意味不明。相互規定っていうのは、「Aは非Aでないものである。 非AはAでないものである」っていう循環になっちゃうってことだと思うんだけど、 よくわからない。そしてその規定がなぜ一面的になるのかもよくわからなかった。 ま、とにかくこの無限者は、 有限なものの否定によって成り立つ悪無限になってしまっているのでだめだ、と。 んで、アウフヘーベンしなきゃなんないと続くわけです。

c) das Sichaufheben dieses Unendlichen wie des Endlichen als ein Prozess -- ist das wahrhafte Unendliche.

ここのwieは「ならびに」という意味のようだ。 「c) この無限者ならびに有限者を一つの過程として 自己を止揚したもの --これが真の無限者である」

大意: ばんざーい、ばんざーい。

a. 無限者一般 Das Unendliche ueberhaupt

Das Unendliche ist die Negation der Negation, das Affirmative, das Sein, das sich aus der Beschraenktheit wieder hergestellt hat.

「無限なるものは、否定の否定であり、肯定的なものであり、 制約から再び回復した存在である」

大意: そうなんです。

Das Unendliche ist, und in intensiverem Sinn als das erste unmittelbare Sein;

「無限なるものは存在するのであり、 第一の直接的な存在というよりも強い意味で存在するのである」

大意: 意味不明。「第一の直接的な存在」って、 「第一原因」としての神のことを指してるんだろうか。 もしそうなら、 そういう限定を受けない意味で存在してるってことだろう。

es ist das wahrhafte Sein, die Erhebung aus der Schranke.

「無限なるものは、真の存在であり、制約を超越している」

大意: ま、なんか宇宙全体みたいなものを想像すればいいんじゃないでしょうか。 ぼくなんか制約だらけの人生すごしてるから、真の存在でもなければ、 無限でもないわけです。

Bei dem Namen des Unendlichen geht dem Gemuet und dem Geiste sein Licht auf,

「無限者という名前とともに、 心と精神にその光が湧き上がってくる

大意: 意味不明。無限者という語を「神」かなんかに置きかえると、 なんとなくわかる気もするが。sein Lichtのseinは無限者と思うのだが、 これもよくわからない。

denn er ist darin nicht nur abstrakt bei sich, sondern erhebt sich zu sich selbst, zum Lichte seines Denkens, seinen Allgemeinheit, seiner Freiheit.

erは精神ととるらしい。 「というのは、その際、精神は単に抽象的に独りで存在するのではなく、 自己自身へと高め、自己の思惟、自己の普遍性、自己の自由の光へと高めるのである」

大意: 意味不明。

b. 有限者と無限者の相互規定 Wechselbestimmung des Endlichen und Unendlichen

Das Unendliche ist; in dieser Unmittelbarkeit ist es zugleich die Negation eines Anderen, des Endlichen.

「無限者は存在する; その直接性においては、それは同時に、 ある他者、すなわち有限者の否定である」。

大意: なんか前にもあったような話ですな。「その直接性においては」は謎。

あれえ。結局全然わかってないんじゃん。いやはや。 他のテキストも少しやったんだけど、これはまた来週。


道徳権利論の研究をちゃんと始めることにした。 夏休み中に研究成果を出して、関倫で発表できるようにしよう。


今日やったこと


05/10/98(Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中

仕事仕事と言いつつ、昨夜はとっとと下宿に戻って、 やきめしを作って食べてから寝てしまった。 というのも、 一昨日作ったはずのファイルが見つからず、 そのファイルを探すのに一時間、 失なわれたものとしてあきらめてから、 元通りに復活させるのに二時間近くかかり、 すっかり精神的に疲れてしまったからだ。 (あれ、これって理由を表わす文になってんのかな?)

というわけで、今から仕事。


ところで、 スパゲティは、茹でるときに塩の濃度を3%ぐらいにすると良いらしい。 それは、1リットルだと大さじ2杯ぐらいらしい。情報感謝。


ところで、 アルコールを一日一杯飲むと健康に良い、 と米国では言われているそうな。 NHKのビジネス英語筋の情報によると、 ビジネス・ランチなどでワインを一杯飲む習慣が静かなブームを呼んでいるそうな。

もしも、カリフォルニアかどっかの大学の人達が、 「一日5本までのタバコは健康に良い」とか、 「一日ビニール袋3つ分の副流煙を吸っている人は、 そうでない人よりも死亡率が20%低い」 とかいう研究発表をしたらどうなるんだろう。

ほんとにそんなことになったらおもしろいだろうなあ。


演習発表を控えた某ロールジアンも毎夜せっせとがんばっているようである。 善哉善哉。

手にニラのにおいがかすかについているようである。 においを嗅いだらお腹が減ってきた。 ニラ玉子丼にでも挑戦してみるか。


早朝

眠い。しかし、翻訳の仕事はまだ終わってないし、 学振の書類は近日中に仕上げなきゃいけないし、 授業の予習はしなきゃいけないし。 ああ。あああ。 やんなきゃいけないことがたくさんありすぎてとても手がまわらない。 気が狂いそう。気が狂いそう。


夕方

早朝下宿に戻り、お昼過ぎまで睡眠。 起きてから懸案の「ニラ玉子丼」の製作に着手。 結構上手く行ったが、濃口しょうゆを使ったためか、 どす黒い玉子丼になってしまった。 次は薄口しょうゆでやってみるか。

夕方からバンドの練習。 MTRにノイズが入ってうまく録音できない。ううう。 修理に出す金もない…。


学振の申請書類をついに書き始めた。 何か助言などがあれば是非聞かせてください。


夕ごはん。時間がないので外食。 ついでに古本屋にも寄ってきた。


05/10/97(Sat)

・朝・

ガムに関するアンケート、現在「あまい」が3票、 「構わん」が5票。う。かなり意見が分かれて来た。

・「くちゃくちゃと音を立てなければ許す」という方が二人おられる。ぼくも あの音は非常に不快なので、口を閉じてガムを噛み、防音対策に努めているが、 それでも気にされている人がいるかも知れない。

・早○田大学の文学部では、教室では禁煙だが飲物は構わないんだそうだ。ガ ムも禁止されてはいないらしい。

・実はガムを噛み出す前は、三年程、のど飴をなめるのを 格律としていたのだが、(注.ばかみたいだけど本当)、のど飴や仁丹系の食べ ものはどうなのだろう、という気もする。そういうものはガムよりも「食べも の」っていう感じがするが。(こだまの理解では、ガムは口を動かすための道 具であって、食べものではない)

・しかし、某氏によるとシンガポールでは大手をふってガムを食べることは許 されないそうだし(なんか、ガムを輸入・販売すると犯罪になるらしい)、その うち日本にも「禁ガム」の時代が来たりするのであろうか。レストランなどに 「喫煙席」ならぬ「噛みガム席」が出来たり…。

・ついでに言っておくが、ぼくはガムを道端に捨てたりすることは一切無い。 (「へっくしょん」とくしゃみをして、一緒に飛んでいくことはときたまある が。しかし飛んで行って取れないところに行ってしまった場合でなければ、必 ず拾う)もちろん机の裏につけたりすることもない。タバコのぽい捨てとガム の噛み捨てでは、後者の方が(一度付くとなかなか取れないので)やっかいであ ると思うが、両方とも犯罪にしてもらっていっこうに差し支えない。いや、む しろ犯罪にすべきだと思う。しし、死刑だっ。


・ま、しかし、暫定的な格律として「授業中はガムを噛まない」を採用するこ とにする。

ぼくの正直な主張としては、

(1)ある人の前でガムを噛むことと、その人を尊敬しているかどうかは全く無 関係である

(2)ガムは健康に良い(少なくともあごには良い)

(3)他人に対する物理的な害はない

であるが(一言で言えば、「ガムを噛むのは、まばたきをするのと同程度の害 しか持たない」)、とりあえず(1)と(3)を疑問視する人がいる以上、上の格律 を取るのが「功利的に正しい」と言えそうである。

・が、引き続きアンケートに答えてもらえればありがたい。

(ああ、これでまた「こだまはやっぱり変人だ」と確信する人が増えるんだろ うな---うう、はやくまともになりたい)


・ちょっと喫茶店へ。


・昼過ぎ・

・なん○さんがいらっしゃる。しばらく休暇なんだそうで、東京の方から遊び に来ているんだそうである。少し買物などを手伝う。

・塾の代講の予習などもあるのでそろそろ帰る。実は明日も来る。


Satoshi KODAMA
email: satoshikodama-tky[at]umin.ac.jp
All rights undeserved.
Last modified: Sat Jun 29 15:53:02 JST 2013