Nothing I have is truly mine.
---Dido, `Life for Rent'
今日は新年度の講義の準備をしたのと、某百貨店で服の買い物をしたのが印象 に残った。諸事情で現金で払ったら財布からお金がなくなった。。。
少し遅めに起床。シリアル、朝刊。少し雑用。某妻の親戚の方が今日で帰京。
お昼前に大学に行き、しばらく某仕事。それが終了してから明日の講義の準備 を少し。なんか自転車操業になること決定だな。がんばろう。
夕方、バスで四条に出て、某妻と合流。お昼を食べてなかったのでデパ地下で ちらし寿司を食べ、紳士服のところで春夏用のジャケットとズボンを購入。上 の階で北海道フェアがやっていたので、そこで何か食べるべきだったと少し後 悔。ダイニングテーブルも少し見たが、高い。
夜、烏丸まで歩いて地下鉄で帰宅。夕食。
夜中、娘と風呂に入る。そのあと真夜中まで寝かしつけ。少し寝落ちする。も う眠いので講義の準備はまた明日。
以前使っていたマウスを持って帰ってきたが、やはりマウスがあった方がノー トパソコン使用時のQOLが上がるな。
ゴミ出しして少し二度寝。髭剃り、シリアル。
スーツに着替えてタクシーで本郷に行き、研究室に少し立ち寄ったあと、本三 駅前の某喫茶店で少し勉強。
お昼前にお茶の水に移動し、某研修会に参加。夕方まで。某氏がいたので助かる。
夕方、某氏と本三駅前の(いつものとは違う)喫茶店で一服し、トイレットペー パーなどを買ってから帰宅。茗荷谷から氷川下に降りるあたりや氷川神社も桜 がきれいだ。帰宅してから一時間ほど死んだように寝る。
夜、夕食。夜中、食器を洗ってから娘の散髪と風呂。今日こそ映画を見てから寝よう。
今日は、日記もドラゴンディクテーションで書きます。
定時起床。ゴミだし、シャワー、朝食。朝、ガス屋さんが来る。
地下鉄で定時出勤。午前中は雑用と翻訳。
お昼過ぎに花見がてら不忍池を通り上野公園へ行く。 桜は満開で花見客も結構多くいた。 お昼は上野公園の喫茶店でカレー。 アメヤ横丁を通って学校に戻ってくる 。
昼下がり、某先生といろいろ相談。 夕方もいろいろ雑用と明日の授業の準備。
夜少し遅めに帰宅して夕食。それから新聞。
夜中、食器を洗ったあと、某妻と某翻訳作業。やっと序文が終わった。 1998年にすでにノルマ湯な生活という話をしているが、 今も同じ感じだな。
真夜中、風呂。体を洗っていると大きな地震が。宮城で深度6強だそうだ。
定時起床。ゴミ出し、シャワー、朝食。
定時出勤(少し早め)。終日雑用。
夜、某妻と水道橋で待ち合わせをして、某サブウェイで軽く食べたあと、 JCBホールで行なわれたジェイミー・カラムのコンサートに行ってきた。 全席指定で今一つ盛り上がらなかったが、それなりに楽しめた。 来週はジェフ・ベック(ネ申)も来るみたいだが、高いのであきらめよう。
某所でタコ焼きを食べてから帰宅。眠い。
定時起床。シャワー、朝食。
定時出勤(少し早目)。今日も終日雑用。
夜、渋谷近辺で飲み会。日本酒をかなり飲んでしまう。
夜中、帰宅。メールを読み、週刊アスキーを読み、 朝刊と夕刊を読んだら寝る時間に。 うう、勉強ができない…。
今日のこと。
今夜から明日のお昼まで大雨だそうだ。
早起き。睡眠時間が短かったにもかかわらず、なぜか目覚めがよかった。 なぜだろうか。
それはともかく、せっかくいつも通り早起きできたので、 新聞を読んだりいろいろすることにしよう。
あれ、眠くなってきた。
UNHCR、国境なき医師団などに寄付。 先月は一部の方からご祝儀をもらったこともあり、少し多目に。
午前中は新聞を読んだあと、朝食にベーグルを買ってきて某妻と食べる。
それから投資信託でも買おうと思ったら、某妻に説得され、 定期預金口座を作ることになる。銀行のウェブサイトは遅いし、 口座の選択肢がたくさんありすぎて説明がよくわからないので、 かなりストレスがたまった。そもそも、なぜ定期預金をするために わざわざ手紙を出して別の口座を作らなければならないのか。 よく考えたら、それが面倒なので一年以上放っておいたのだった。 しかし、なんとか我慢して、申込用紙に必要事項を記入。 保険証の写しをコピーしたら郵送しよう。
某氏から本をいただく。
お昼すぎ、某妻と買い出しに行く。
昼下がり、少しシエスタ。夕方、クリーニング屋に預けていた服を 取りに行ったあと、春日に行き、某所でシャツをオーダーする。 なにぶん慣れないことなので某妻に丸投げしていたら、 あとで「主体性がない」となじられる。人生は難しい。
夜、法哲系の某氏らと本三で飲む。 夜中、さらに法哲系の人々が合流し、 上野御徒町付近のスナックで飲む。いろいろ刺激を受ける。 某氏に結婚+講師昇任祝いとして森伊蔵(極上)をいただいてしまう。 感謝感激。
上野から本三まで歩いていると雨が強くなってきたので、 正門の側に自転車を置き、タクシーで帰宅。 風呂に入ったらさっさと寝よう。
昨夜は夜明け前に目が覚めてしまい、しばらくメールを打つ。 すると横になっても寝られなくなり、1時間ほど寝たと思ったら起床時間に。
朝から学部の授業。倫理学の基礎。どうにも緊張していかん。 来週はもっと和やかにやろう。
お昼は同僚の某氏や某院生と某海鮮丼屋へ。 戻ってきてから同僚や某教授と某富山の事件について相談したり、 細々とした雑用をしたり。眠い。
しばらくシエスタ。ちょっと回復。
そういえば、今日の授業でふとしゃべってみた、 「哲学をやると『哲的』ではなく『哲学的』になる。 同様に、倫理学をやると『倫理的』になるんじゃなくて『倫理学的』になる」 というのは重要な真理だ。覚えとこう。 (前に同じようなことを書いた記憶があるが…)
ちょっと某富山の事件の勉強。 死刑廃止論にしても、安楽死の反対にしても、 常に義務論的な思考と対峙している気がする。 「たとえ死刑が抑止力になったとしても、誤判が一つでもある限り…」 「たとえ多くの人の自己決定が尊重されたとしても、 一人でも本人の意思に反して死ぬ人がでる可能性がある限り…」。 ただし、このような反論は、少し意趣を変えて、 「一つでも許すと、すべりやすい坂を下ることになり、 そのうち無罪の人/社会的に無用とみなされた人がどんどん殺されることになる」 という形にすれば帰結主義的にもなる。
夜まで某富山の事件の勉強。
夜から春日の某イタメシ屋で教室の歓送迎会。楽しく飲む。 名前を忘れたがイタリアのおいしい赤ワインを飲んで酔っぱらう。 歓談。
二次会は本郷の某居酒屋で。芋焼酎のロックを一杯だけ。
さきほど帰宅。眠い。明日も早いので、もう寝よう。
今日のニュース
新緑が目立つようになり、すっかり春めいて来た。
朝起きて洗濯などを済ませて大学へ。医療資源の配分の勉強。 今夜は講義が一つ、明日は講義が二つ(+某セミナー)あるのでたいへん。
一週間前ぐらいから、左目の下が軽いけいれんを起こしている。 疲れているのだろうと思うが、栄養もちゃんと取るようにしよう。
某入門コースが本日開講し、授業。 すでに同じネタで三回ぐらいやっているので、 少しはマシになるが、やはりいろいろ改善すべき点は多い。 がんばろう。
弁当を買って帰宅。
昨夜は某氏と夕食を食べてから帰宅。新聞を読んでから寝る。
今日は朝起きて洗濯をする。春服がなくて困るので、 何か買いに行かなければ。
昼下がりまでまじめに勉強。昨日の発表の手直し。
夕方、生協の購買部に買い出しに行く。おにぎりその他。 そのあと、卒論生の話を聞く。
夜、後楽園のあたりで母と食事。
東京都教育委員会の指針はやはりおかしい。 今日も数十人の先生が学校の入学式で起立して歌わなかったために、 処分されるとのこと。 委員会の人がニュースのインタビューで、 「オリンピックではみな国旗に向かって国歌を歌っている。 正しいことを教えてやらなければならない」 なんてことを主張していたが、 「教える」ことと「強制する」ことは別だ。 より正確には「正しいことを『処分するぞ』 と脅迫してでもやらせなければならない」 であり、 大人に「礼儀」を強制して教えるというのはおかしい。
「だけど、会社とかだと、スーツを来てこなかったり不精髭を伸ばしていたら クビにできるんじゃないの?」
「私企業の職員と公務員だと違うんじゃないでしょうか。 仮に同じだとしても、 スーツと日の丸とでは政治的な意味合いの大きさが違います。 結局、これだと英国国教会に対する宣誓をしないとオックスフォードに入学できない というのと同じじゃないですか。強制して「礼儀」を身に付けさせる、 と言いますが、 それは強制して「信仰」を身に付けさせるというのとほとんど同じじゃないですか」
「なるほど、しかし、 君に反対する人は国旗や国歌は「信仰」の問題ではないと主張するだろうな。 国旗に向かって国歌斉唱するというのが、マナーの問題なのか、 信仰(良心)の問題なのか、そこが争点になっているようだな」
「首都大学東京にしても、渦中にいないのでこれまで気付きませんでしたが、 なんだか東京都はポリティカルな場になりつつありますね」
メールで一太郎ファイルを送ってきた御仁がいたので、 ワードで開けるようにコンバータをインストールして 一太郎ファイルを閲覧していると、初めてウィンドウズXPが落ちた。 一太郎を使わせないようにするためのマイクロソフトの陰謀の気がしてならないが、 まあおそらくそういうわけではないのだろう、きっと。
そういえばこないだの花見のときにリキュールを飲んだのだが、 炭酸で割っても、かき氷にかけるシロップのように甘かった。 かなり薄めなければならないということか。
疲れているのでとりあえず風呂に入る。
新型肺炎SARSの研究で、 一部の個人によって感染が大規模に広められている可能性がある という説が出てきているようだ。 WHOはそのような個人を`super spreaders'と表現している (CNN.com)。
ちょっと表現の仕方が難しいのでわかりにくいが、 このsuper spreadersは意図的に病気を広めているわけではなく、 おそらくは体質か何かが原因となって、 まわりへの感染を容易にしていると思われる。 う〜ん、こわいな。
父ミルの勉強。 「権力」について考えるが、たいした進展はなし。 メモ: フーコーやらアレントやらハバーマスらを読まないといけないようだ。 ベンタム的にはpowerはfictious entityでパラフラーシスを要する。 『統治論断片』の第5章の注(108頁以降)、IPML第16章の205-7の注、 『法一般論』などを参照せよ。
食器を洗う。パンを焼く。
う、寝すぎた。朝に燃えるゴミを出してから夕方まで二度寝してしまった。 銀行に行くはずだったのに。社会人失格。
バグダッド侵攻が続いているが、 まだWMD(大量破壊兵器)が見つかっていないようだ。 これを受けて、米政府は「フセイン政権打倒が先」という方針に変更したとのこと (朝日)。 まあたぶん見つかるんだろうが、 見つからないと査察継続を主張したフランスやドイツにとって有利な展開になる。
関西倫理学会の『倫理学研究』も来ていた。
晩ごはんは駒沢大学駅前の某大戸屋で。いくら丼を食べたら気分が悪くなった。 買物をしてから帰宅。
風呂、洗濯。
夜明け前にむくりと起きだして、すこし勉強。今日は新聞を読んだり、 ウェブサイトの改装を行なう予定。読書会の準備もしないと。
某番組に呼ばれる話、どうやら本当に行くことになりそうだ。 まわりの人々にも意見を聞いてみなければ。
お昼に電話で起こされる。 う、今夜急拠その某番組のスタッフと会って話すことになってしまった。 まだ準備ができてないのだが。
選挙に行かねば。しかし、 あいかわらず情報に疎くて誰に投票するかまだ決まっていない。
某高校野球の記事を読んでいて思ったこと。「勝たせてもらう」 というのは日本語らしいおくゆかしい表現だと思う。 「やっつけた」「勝った」というよりも、 相手に勝ちを譲ってもらったというニュアンスがある。 慇懃無礼にもなりかねないが。
あと、接続詞的な「半面」と「反面」の使いわけって、 どの程度できるんだろうか。 両方とも「〜半面」、「〜反面」と使えるようだが。 たとえば、「この本は結構おもしろいが、半面たわいない」。 この場合は、「反面」だとだめなのだろうか。 また、「彼はおとなしい反面、大胆なところがある」。 この場合は「半面」は使えないかな。
もう社会人になったし他愛のないことを日記に書くのはやめようと思っているのだが、 数週間前にあった某体験についてやはり書かずにはいられない。
某友人と一緒に映画を観たあと、 祇園の花見小路にある小綺麗な某喫茶店に入ってみた。 祇園では喫茶店も「一見さんお断り」 なんじゃないかと内心ビクビクしていたのだが、 洋服を着た中年の女主人が普通に迎えて入れてくれた。
部屋の奥にある窓に面した席に着き、女主人の手渡してくれたメニューを見る。 もう食事は食べていたので、飲み物とデザートを頼もうと思って、 メニューをパラパラとめくると、次のようなセットがあった。
○若丸セット
ソフトシューと
ブレンドコーヒーまたは紅茶とバニラアイスクリーム[注: 字句の並び方はメニューに合わせてある]
「牛○丸セット」といういかにもな名前はどうでもいいのだが、 問題はセットの内容である。これはいったいどういう組合せなのか。
一つの順当な解釈は、 「ソフトシュー&(ブレンドコーヒーor紅茶)&バニラアイスクリーム」だろう。 つまり、ソフトシューとバニラアイスクリームと飲み物の三点セットだ。 しかし、それだったらせめて「ソフトシューとバニラアイスクリームと、 ブレンドコーヒーまたは紅茶」のように書くべきではないだろうか。 どうもこの解釈には落し穴というかワナがあるような気がする。
そこで、もう一つのもっともらしい解釈は、 「(ソフトシュー&ブレンドコーヒー)or(紅茶&バニラアイスクリーム)」 である。つまり、コーヒーの場合はシュークリーム、 紅茶の場合はアイスクリームという解釈である。 なぜこの組合せじゃないといけないのかということはさておくとして、 喫茶店としてはこの解釈の方が利益が上がるわけで、 客に一つ目の解釈をさせておいて、 頼んでみると実は飲み物と食べ物の一つずつしか出てこない、 という筋書きなのではないか。 しかし、この解釈には、一つ目の組合せが「食べ物と飲み物」 と並んでいるのに対し、二つ目の組合せは「飲み物と食べ物」 という並びになっているという弱点がある。 しかし、喫茶店の人にそこまで美学的な配慮を期待すべきではないかもしれない。
こうしてますます疑心暗鬼になると、 実は「ソフトシュー&(ブレンドコーヒーor(紅茶&バニラアイスクリーム))」、 つまりコーヒーの場合はシュークリームだけだが、 紅茶の場合はシュークリームとアイスクリームが付いてくる、 という理不尽な組合せもありえる気がしてきて、 いったいどう頼むべきなのか頭が混乱してわからなくなる。 そもそもいったいなぜ喫茶店のメニューの解釈に悩まなくてはならないのだ。 カミュの小説じゃあるまいし。
などとヒソヒソ友人と話しあった結果、 やはりこのメニューを解釈する上でもっとも権威がある女主人に尋ねるのが 一番だろうということになり、声をかけて女主人を呼んだ。
「はいはい、何にしましょう」
「あのですね、その、この牛若○セットというのが欲しいのですが、 これはどういう組合せなんですかね」
(不機嫌に)「そこに書いてあるとおりですよ」
「いや、それがその、ちょっとよくわからなくて。 これはコーヒーか紅茶に、 ソフトシューとバニラアイスクリームが付いてくるということでしょうか、 それとも…」
このあと女主人は不機嫌に正しい解釈を教えてくれたのだが、 ここではあえて答は書かないことにする。 気になる方はぜひ一度自ら足を運び、その答を見つけてほしい。 ちなみにその喫茶店は、某花見小路を少し南に行ったところにあり、 「ぶりっこク○ブ」という死語約20年の名前の店の隣にある。
「それでは、 お口なおしにひさしぶりにキャロル・キングにご登場願いましょう」
お昼が来るまでベッドで寝てた
とにかく時間をつぶすために
何かがおかしい
疑いようがない
あたしたちのどちらかが変わってしまった
あるいはもうあきらめてしまったのかも
もう手遅れなの、あなた
もうおしまいなの
二人でがんばってはみたけれど
心の中の何かが死んで
もう隠すことができないの
愛してるふりができないの
あなたと一緒に暮らすのは
むかしはあんなに簡単だった
あなたは明るくほがらかで
あたしは自然にふるまった
今のあなたはとてもつらそう
あたしは自分がバカみたい
もう手遅れなの、あなた
もうおしまいなの
二人でがんばってはみたけれど
心の中の何かが死んで
もう隠すことができないの
愛してるふりができないの
あなたとあたしもまたいつか
仲良くなれるわ、きっとまた
だけど一緒にはもう暮らせない
あなたもわかってくれるでしょ
でも二人で暮らしたことは大事な思い出
あたしがあなたを愛したことも
もう手遅れなの、あなた
もうおしまいなの
二人でがんばってはみたけれど
心の中の何かが死んで
もう隠すことができないの
愛してるふりができないの
もう手遅れなの、あなた
もうおしまいなの
もうおしまい
---By Carole King
夕方、投票に行ったのちに京都駅に行き、某密談。 ウナギをごちそうになる。感謝。
帰って来てテレビを見ると、投票結果がすでに出ており、 副知事だった山田啓二が勝ったらしい。 う〜ん、今回も負け戦だった。
メモ。「正しいことを言おう」として自分の思想に検閲をかけないこと。 つねにブレインストーミングのつもりで、 思い浮んでくるいろいろな発想を大事にすること。 「社会人だからこう考えるべき」「社会人だからこういう発想はすべきでない」 というのはやめること。要するに、思考を自主規制しないこと。
今日の勉強時間…2hr
風邪はほぼ治りつつある。先日の火曜からだから、 10日ほど病気をしていたことになる。
某仙人さまからの情報によると、歯痛は風邪が原因かもしれないとのこと。 たまたま歯痛と風邪が同時に起こったものとばかり思っていたら、 こんなところにも因果関係が。因果関係おそるべし。
たしかに、もうあまり歯は痛くなくなった。
友人に預けていた荷物を取り返してきて、部屋の整頓をした。 旅行以前より秩序立っている気がする。
ギリシア自然哲学によると、 部屋の状態と精神の状態は マクロコスモスとミクロコスモスの関係になっているらしいので、 日頃から整頓しておかないといけない。
ようやくエッセイの勉強を始める。 ロールズとノージックとドゥオーキンをきちんと読んでから書きたいのだが、 あと二週間で二本書かないといけないので、そうも言ってられないようだ。 しかし、とりあえず授業中に取ったノートを一通り読んでから書こう。
以下メモ。
ロールズは功利主義を批判して、 「個人の合理的選択と社会の合理的選択との誤った類推を行なっている」 と主張しているが、 マキシミン原理によって格差原理を説明するのにも、 同じ批判が当てはまるのではないのだろうか。
そもそもロールズの上の主張も藁人形攻撃だと批判できるかもしれない。 また、たとえ類推が成り立っているにしても、 それが誤っていないことを示せるかもしれない。
毎日の英字新聞は読売に比べるとずっと薄いです(値段は同じ)。 これはおそらく、読売の英字新聞は曜日ごとに特集を組んでるからでしょう。 ま、薄いと読むのが楽なので、しばらく毎日を買ってみましょう:-)
あれ? 他におもしろい記事はありませんでした。
しんどかったので、帰って少し寝る。
それから、某所に寄って古本を買い、 再び研究室へ。
それにしても、おれの生活って毎日一緒だなあ。 いやはや。 おれも海賊にでもなって冒険してみたいよ。 すぐ死ぬだろうけど:-)
お腹が減ったので、 某所でキムチ鍋。 『七夕の国』第4巻を読む。 『寄生獣』ほど強烈な印象を与える作品ではないが、 物語はよく練られていると思う。 次回作に期待(なんちゃって)。
ビジネスエシックスの推敲、とりあえず終わり。 これで肩の荷が一つ降りた。
しかし、実はまだシジウィックの翻訳の推敲とかいう、 大変やっかいな肩の荷もあるんだけど…。
8階の研究室の窓を開けて遠くを見ていると、 つい窓から飛び出したい衝動に駆られて、 足がなんだか落ちつかない感じになる。 しかし、当面のところ自殺する予定はないので、 本当に飛び降りて死んでしまった場合は、 他殺の線で調査するように:-)
朝、某喫茶店でモーニング。 サンデー。
下宿に戻り、風呂を入れている間に、 ビジネス英語を聴きながら散髪(マルチタスク)。 髪が短くなってから後ろの方の髪を切るのは初めてだったので、 失敗している可能性が高い。
それから風呂。洗濯機をかけてから数時間寝る。
昼下がりに起き出してきて、洗濯物を干し、大学へ。 寒いので皮ジャンを着る。
さて行くかと思って外に出たら、 電柱にMDウォークマンのコードがひっかかり、 止め具のところ(服などにリモコンを挟む部分)がふっとんだ。ぐあ。
止め具の部品がばらばらになってしまったので、 目を皿にしてアスファルトの地面を探索すると、 幸いなことに数分で全部の部品が見つかる。
しかし。 下宿の門のところで組み立てていると、 なんと、バネの部分が指からすり抜けた拍子に、 フタのしてある溝のすきまに落ちてしまう。 そして、当然のごとく、溝のフタは重くて持ち上がらないのだった。
あまりのついてなさに、 これは神の試練なのだろうか、 と道端でしばらく頭を抱えた。
(教訓: フタをしてある溝のそばには近寄らないこと)
しばらく悪あがきをしてみたが、ついにあきらめてしまった。 くそ。くそ。
だ、だいたい、ウォークマンもそうだったが、 いったいなぜコードがあれほど長いのか。 日本人の体型を考えろ。 あ〜くそ、いまいましい。 死ね死ね死んでしまえ。くそ。くそ。
というわけで、腹を立てつつ大学へ。 バイトをしようと思って情報研に行くと、 まだ仕事はないと言われて、 ますます……
いや、ここらへんでやめておきましょう。
某E研で情報資料集の仕事。ピザを食べさせてもらう。感謝。
わ。体調くずしたみたい。気分悪い。 寒かったから皮ジャン着てきたのに。
やはりこれも試練なのだろうか。
翻訳だぜ。
全国の鬱気味のみんな、 春はおかしい人が多くなる、と聞くけど、 おれらも注意しようぜっ。 落ち込んだときは元気な音楽でも聴いたり、 映画を観たりするとか、 自分で防衛策を立てようぜっ。
(鬱の正しいなり方)
鬱→「ああ、おれ鬱になってるなあ」→ますます鬱
→「ああ、おれますます鬱になってるなあ」→ますますますます鬱
→「ああ、おれますますますます鬱になってるなあ」→…→∞に鬱
某教授室から借りてきた本。
最近気づいたが、おれにはどうやらノルマ制が性に合っているようだ。 やるべき仕事を等分割して、毎日どれだけやれば何日で終わるかを勘定し、 計画にそって仕事をする。一日分はあまり無理な量にしないのがコツ。
小学生のころから、夏休みの宿題はまったく計画立ててできなかったのに、 最近はこの方式でやった方が無理なくうまくいく。人間変わるもんだ。
しかし、「うひ。1日5段落訳せばあと3日で完了だな。うひひ。うひひひひ…」 とか考えるのにはなんとなく抵抗を感じる。 無計画な人生に憧れているということか。 いや、やはり計画計画。なにごとも計画。 未来を予見して行動できるところが人間のすばらしいとこじゃないか。 明るい人生計画を立てるべし。
研究室の本棚の整理。 ぐちゃぐちゃなので一度きちんと片づけねばならない。 (おれの本が多いので、ちょっとは持って帰らねばならない)
今朝は夜明けに下宿に戻って、昼前まで爆睡(おれの部屋万歳)。 寝やすい季節である。
起きてからシャワーを浴びて、洗濯(2回)。 洗濯してる間に、また掃除をしたい気になって、雑巾を持ってゴシゴシ始めた。 とっても汚ない。
一階の床を拭いてから、懸案の台所の流しの掃除に着手した。 先日気づいたのだが、流しが異様に臭い。 おそらく数年間は掃除されないまま放置されているのではないかと思える臭さである。
排水口の上部についている丸いゴムの部分(名称がわからん)を外してみると、 その中にはぬめぬめとした得体のしれないもののつまったカゴが入っている。 経験者にはこの「ぬめぬめ」の気持ち悪さが理解してもらえるだろう。
とにかく、まずローソンの袋にカゴの中身を出そうと思って、 カゴを排水口から取り出し、ひっくりかえして袋に突っこんだが、 少ししか袋に落ちず、ほとんどのゴミがカゴにひっついてしまっている。 …しかも、救いようのないくらい「ぬめぬめ」している。
仕方がないので、スポンジに洗剤を付けて、ゴシゴシこすった。 ぬめぬめ感がたまらない。しかも臭い。 ちゃしぶやうどんやこめや…うううううう、あああああああ。 (なんでおれがっ。一度もまともに流しを使ったことがないのにっ)
とりあえず、カゴをある程度きれいにしてから、 排水口の中をきれいにしようとして、覗いてみた。
…黒い。黒すぎる。カビが大繁殖している。
おれもあんまり流しを掃除したことがないので、 どのくらい経つとこんな風になるのかわからないが、 おそらくたっぷり一年以上は放置されていたに違いないと思える きちゃなさである。
仕方ないので、またスポンジに洗剤を大量につけて洗いはじめた。 (食器洗い用のスポンジでやるのは間違えている気がしたが、 それしかなかったのだからしょうがない)
ぬめぬめ。ごしごし。ぬめぬめぬめ。ごしごしごし。ぬめ。ごし。 ぬめぬめ。ごしごし。ぬめぬめぬめ。ごしごしごしごしごし。ぬめ。 ごしごしごし。ぬめ。ごしごしごし。ぬめ。ごしごしごしごし。ごしごし。 ごしごしごしごしごし。
…。…勝った。きれいになった。「ぬめぬめ」の感蝕に背筋が大変寒くなったが、 流しはなんとか見れるようになった。
というわけで、流しと格闘した後、研究室に。
少しずつきれいになる下宿。よきかなよきかな。
ロック読書会終わり。
みんなで晩ごはん。
今日のノルマ終わり。眠いのでそろそろ帰るか。
最近最も不安に思うこと。 4月は奨学金をもらえるんだろうか。
↑ある経験者の話によると、4月はもらえないらしい。 どうする?
・最近生活が不規則なので、昨夜は眠れずに刑法の本を読んでいた。それで、 朝になってしばらくしてから学校に来た。異常に早い。
・奨学金の件は、奇蹟的にうまく行った。昨日急いで家に帰ってから、塾長の ところに(朝っぱらに)電話をしてみると、まだいらしたのだ。お昼に東京に 向けて発つ、と言われていたから、まさに奇蹟的。でもないか?ま、結局ほと んど自分で書いたけど。もうすぐ事務室に提出に行きます。
・筆禍事件について反省文を書くのは今日の夜で終わりにしようと思うが、こ の事件に関する文章が、ぼくの今までに書いたものの中で一番反響が大きかっ た、というのは実に皮肉である。まさに、肉を切らせて顔が立つ。(あれ?)
いや、もちろん多くの人達の意見が聞けたことはとてもうれしいんですけど。
・ところで、筆禍事件をいれていたフォルダを、writingsからreadingsに変え ました。あまり意味はないんですが。ごめんなさい。だから、 readings/327hikka.html になってます。
・桂正和がまたジャンプで書き始めた。少し楽しみ。
・先日「ベンタム読書会に参加したい」というメイルが来て、それ以降何度か その人とメイルのやり取りをしていたのだが、たった今、その人がある大学の 助教授であることが判明。
これまでぼくは、「あのですねえ、僕はアレヴィなんかを読みたいんですが、 そっちはどないでっか」とかいう調子で書いていたので、事実を知って、少し 失禁する。(同学年か、せいぜい一つ二つ上の人だと思っていたのだ)少し戒 めの言葉をいただいたが、今回は第二の筆禍事件にまで至らずに済んだようで ある。感謝感激山嵐。ふぃ〜。
というわけで、今日中にベンタム参考文献をホームページに載せることに決定。 ポリロゴスというところで、ベンタムのオンラインの読書会ができるかどうか も聞いてみる。
・ 売春問題について、(動かざること山のごとき)掲示板が動き出したので、 皆さん奮って無責任な意見を書きなぐってください。まあ、未成年の売春につ いてはとりあえず置いといて、先に成年婦女の売春を考えるのがわかりやすく てよいと思う。
問題は、「世の中に売春があったって一向に構わないけど、おれの彼女が売春 やってたとか、今もやってる、というのは許さん」という意見。あたりまえな のかもしれないけど、とにかく許せない。なんで許せないって思うんだろう?
・あらら、もうこんな時間。少しは勉強しなければ。一、二時間おきにはんぐ あっぷするKant。たのむぞっ。
・ちょっとご飯を食べに行きます。ポリロゴスの件と、ベンタムの件、今夜中 にはできないかも。そのときはごめん。なんだか忙しいのです。
・昼からお腹の調子がよろしくない。寝てないからか。