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KODAMA'S (NEW) WORLD

15年ほど前に、倫理学についての本を書いていたとき、 わたしはカントが言うように、 義務と幸福の一致--これは理性的な道徳的生活にとって不可欠だと思われる--を 生み出すためには魂の不滅を要請しなければならない、 と考える傾向にあった。 少なくともわたしはこれを暫定的に要請して、 その一方で実証的な証拠を真剣に探す試みをしようと考えていた。 もしこの探索が失敗したとあきらめるとしても、 この要請を最終的で決定的なものとして採用してもよいものだろうか? そうすることは真理およびそれを獲得する方法についてのわたしの見解全体と 合致しているだろうか? そしてもしわたしがこの二つの問いのいずれにも「否」と答えるならば、 わたしは何らかの倫理的体系を持っているのだろうか?

---シジウィック

まことに、ひとが心底から愛するのは、ただ自分の子どもと、 仕事だけだからだ。そして自分自身への大いなる愛があるとすれば、 それは子どもを懐妊している徴候にほかならない。

---ツァラトゥストラ


昨日 / 明日 / 2013年2月 / 最新 / はてな

この日の出来事


24/Feb/2013 (Sunday/dimanche/Sonntag)

某植物園、家の片付け

今日はお昼頃に小石川植物園に行ったのが一番印象に残った。娘を連れて行く のは初めて。昨日に比べて寒いし、梅がちらほら咲いていた以外は枯れ木ばか りだったが、娘はそれなりに楽しんでいた。引っ越す前に一度行けてよかった。 まあ、大きくなったら全く覚えていないだろうが…

少し遅めに起床。シリアル、朝刊。それから支度をして歩いて小石川植物園へ。 一時間ほど散策し、お昼すぎに帰宅。

お昼を食べたあと、少しソファで仮眠。入れ替わりで娘が昼寝をしたので、夕 方まで一階の片付け。

夜、少し豪華な夕食。それから夜中まで某オンライン研究会。

真夜中、風呂に入ったあと、さらに少しだけ二階の片付け。もうこの家で過ご すことはないかと思うと、感慨深い。まあ、わたしも忘れやすいので、すぐに 忘れてしまうだろうが…


24/Feb/2012 (Friday/vendredi/Freitag)

某研究会で報告

酒が入っていたせいか、早めに起床。しばらくメールを書いてからシャワー。

朝食をとってから、某大学に向けて出発。雪のなか歩いて行き、神経を使って 疲れる。午前中に報告。一応無事に終了。それから日が暮れるまで研究会。た いへん勉強になった。

夜、札幌駅の近くの居酒屋で懇親会。二次会まで出席する。日付が変わったの で、タクシーで先においとまする。

帰宅してから少し雑用。眠くて起きていられないので、もう寝よう。


24/Feb/2011 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中

定時起床。ゴミ出し、髭剃り、朝食。

定時出勤。午前中は雑用。途中、某論文審査の捺印する作業など。

昼下がりまでかかって某書類を作成。そのあと、少し休憩し、 夕方からまた別の作業。途中、某氏に誕生日プレゼントをいただく。感謝。 7notes(iPadのアプリ)を買ってしまう。

夜までかかって某スライドを作成し、メールで発送。それから帰宅。 クリーニング屋に行けず。

夜中、夕食後、メールしたり、食器を洗ったり、荷造りを始めたり。

真夜中、Wiiをして汗をかいてから風呂。もう寝ないと。新聞を読む時間がない。


24/Feb/2010 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中

今朝は結局朝まで大学にいた。午前中にいったん帰宅し、 シリアル、某雑用、シャワー。某郵便物も北方面に郵送。

お昼すぎにまた大学に戻り、某会議に出席。そのあと、 某先生らと夕方まで打ち合わせ。

夕方、研究室に戻ってきて雑用。少し寝袋。

夜、帰宅。某妻も帰国して戻ってくる。

夜中、夕食後、新聞を読んだり、PHSをいじったり。時間の無駄。


24/Feb/2009 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中

定時起床。朝食、シャワー。

週刊アスキーを購入してから定時出勤(少し早目)。 午前中は雑用。某業者の某氏が来訪。いくつかお願いをする。

お昼はランチョンセミナー。渡航移植の番組を観る。

お昼すぎからまた雑用。ウェブサイトの更新、英文のメール書き、その他。

昼下がりから某研究会。そのあと、某先生らと某作業。業務が一つ完了。 すっきり。

夕方、某ミーティング。いろいろ相談。

夜、ひさしぶりにジムへ。1.6キロほど走ったあと、軽く筋トレ。 その後、雨の中、帰宅。

夕食。ちょっと豪華な料理。ケーキもいただく。ごちそうさま。

夜中、ソファでよく寝る。お腹の調子が悪くなる。風邪だろうか。 心配なので早目に寝よう。夜は何もできんな。

株価が…(バブル後最安値。ソニーは一時1500円台を割る)。


24/Feb/2008 (Sunday/dimanche/Sonntag)

今日も朝遅くに起きる。強風。やはり昨日が春一番だったようだ。

シリアル、朝刊、シャワー。

お昼すぎに某妻と一緒に外出。 外を歩いていると何か飛んできそうで怖いくらいの風。

まず、某区立図書館で借りてる本の一部を返却し、 一部を延長してもらう。 それから地下鉄で後楽園に行き、某所でシャツを買う。

遅めの昼食は水道橋で見つけた某イタメシ屋で。 味も値段もまあまあ。

昼下がり、有楽町に移動。 某大型電化製品屋でデスクライトを探す。 気に入ったものがなかったので、銀座の某ハンズに行くが、 ここは高くて手が出ず(3万円とか5万円とか)。 ついでに、某大型電化製品屋の別館の二階にある某無印に行くと、 ここにそれなりのデスクライトがあったので、それを購入。

それにしても、 ここの無印は(オレの考えられるかぎり)あらゆる生活用品を売っていてすごい。 シンプルなものに対する日本の美意識を代表しつつ、 しかも総合性を好む日本人のツボをついている。すごい店だ。 今度外国人の接待をするときは、 (下に電化製品屋もあるし)ここに連れてくるようにしよう。

CreativeのZen Stone plusが欲しかったが、 某妻に無駄遣いしないように諭される。 gadget好きだから、こういう小さくて多機能なのって、 欲しくなるんだよなあ。

それから某電化製品屋にもう一度行き、 デスクライト用に省エネの電球を購入してから帰宅。 家に戻ったときにちょうど日が暮れるところで、けっこう疲れた。

さて、勉強しなければ…。

真夜中

夕食前に一睡。夕食後、 明日が誕生日だというので某妻が買ってくれたモンブランを食べる。

それから久しぶりに二階の勉強部屋に行き、某翻訳のチェックなど。 時間が足りない。


24/Feb/2007 (Saturday/samedi/Sonnabend)

お昼前

昨夜はまた夜更し。お腹が減ったので、寝る前にお茶漬を作ってもらう。 朝、ゴミ出しをしてから二度寝。よく寝る。 お腹の調子が少し悪かったが、寝たら直ったようだ。一晩中強風。

朝、郵便ポストに某氏の新著が届いていた。感謝。

オレもがんばらんとなあ。目下の人生の目標は単著だろうか。勉強しよう。

真夜中

昼下がり、某妻と自転車で散歩に出掛ける。本駒込にある吉祥寺に立寄ったあと、 谷中銀座→谷中墓地→東京芸大のあたりをウロウロする。

国際こども図書館内の喫茶店で一服したあと、某妻と別れて大学に行き、 プール。30分で1200Mほど泳ぐ。

夕方、講道館のあたりで母親と会い、誕生日のプレゼントを受け取る。 感謝。それから帰宅。

夜、夕ごはん(おでんその他と焼酎)を食べたあと、 ウイスキーを少し飲みながら、録画してあったアド街の湯島編を見る。

夜中、某妻に手伝ってもらって某書類を作成しようとしたが、 必要書類が集まらないこともあり、断念。来年こそ。


24/Feb/2006 (Friday/vendredi/Freitag)

ちょっと起きるのが辛かったが、シャワー、朝食、ニュース、洗濯を終えてから、 定時出勤。今日は午後から雪が降るそうだ。

Break on through (to the other side). 最近、iPodのプレイリストを いろいろ使いわけて、意識的に元気が出るような曲を集めたり、 寝る前に聞くのに良い曲を集めたりしている。 薬じゃなくても音楽でかなり気分を「作れる」気がする。

アンガジュマン。 「『身に起こることを受け入れるのではなく、身に起こることを引き受けること』と。 状況に対する受動性から能動性への転換、これがアンガジュマンという サルトル用語の誕生点である」 (『実存主義とは何か』人文書院、海老坂武解説13-14頁)。かっこいいなあ。 自分の身の回りで起きていることに支配されるのではなく、 逆に支配すること。スケジュールの奴隷になるのではなく、 スケジュールの管理をすること。いやいや仕事をやるのではなく、 「さあ、もう一度」と言って立ち向かっていくこと。運命を引き受けること。 主体性。気持ち次第だというと極端になるが、 人間に偉大さというのがあるとすれば、 どんなに悲惨な状況でもこの能動的態度に転換できることにあるのだろう。

当時の三文ジャーナリストのペンを借りて実存主義者の像を描くと、 次のようになろうか。
実存主義者とはパリのサン・ジェルマン・デ・プレ界隈にたむろしている 若者で、彼らはこの界隈にある安ホテルを転々と渡り歩いている。 ホテル代はふみたおすのでついに泊まるホテルがなくなるが、 するとバーやキャバレに行って夜を明かし、 トイレに落書を書きなぐる。 男は髪の毛をもじゃもじゃにしているか、 前額にはらっと長髪を垂らせている。ワイシャツは夏も冬も おへそのところまで開いている。女は髪の毛が長く肩までかかっていて、 お化粧はまったくしていない。そしてポケットにはいつもネズミを飼っている。 女も男も好みの色は黒で、いつも黒い服、黒いシャツを着ている……。

(『実存主義とは何か』人文書院、海老坂武解説2頁)

サン・ジェルマン・デ・プレに行って実存してこよう。 「ほら、君が実存主義者だったらこのグラスについても語れるんだよ、 そしてそれが哲学なんだ!」とか言って青ざめることにしよう。

お昼すぎ

午前中は新聞を読んでいるとあっという間に終わってしまう。 ちょっと雑用を済ませて、同僚の某氏と某所で定食。

某教授の最終講義の知らせが届く。その日は別の研究会を予定していのだが、 流石に行かないわけにはいかないので、 研究会をずらすか、最悪休んででも京都に行くつもり。

昼下がり、何もする気にならないので、イスに座って寝てみたり、 法哲学の勉強をしてみたり、旅行前の雑用を片付けてみたり。

夕方、某教授と某翻訳について少し相談。これで本当にあともう少し。

メモ。倫理学者のできることとは何か (What can a poor ethicist do, except...what?)。 やはり一つは誤った推論を正すことなのだろう。 またもう一つは、規範についての思考にも、 体系性が必要であることを知らせる必要があるのではないか。 (どうあるかという)記述理論についての専門家も、いざ(どうすべきかという) 規範について語り始めると、とたんにナイーブになる。 記述については厳密な統計調査を行なったりするのに、 規範については好き勝手言えるように思っている。 もちろん倫理学者はよく批判されるように、 記述(事実)に疎い場合が多く、a-historical, a-cultural, a-sociologicalだったりするわけだが。

メモ。「人間の尊厳さ」という表現をふと目にする。何がおかしいのか。 形容詞を名詞にするときに、「い」→「さ」と変えればよいが(赤い→赤さ、など)、 尊厳は「尊厳い」という形容詞ではなく、名詞なので、そういうわけにはいかない のだろう。 では、「立派」→「立派さ」は? これは「立派な」という形容動詞なので、 この場合も「さ」を付ければ名詞化できるのだろう(おごそかな→おごそかだ、など)。 しかし、「尊厳」は形容動詞ではない。

メモ。「科学は中立で、使い方によって良くも悪くもなる」。なるほど。 「銃は中立で、使い方によって良くも悪くもなる」。なるほど。 「戦争は中立で、使い方によって良くも悪くもなる」。 これは功利主義的にはおかしい。 戦争が本質的に苦痛を生み出すものであるかぎり、 刑罰と同様、基本的には望ましくないものであり、 何かoverridingな理由がなければ正当化されない。 そう考えると、銃も基本的には同じだ。 撃たれたものが快楽を感じる場合がないかぎりは。 `Guns don't kill people. People do.'というフレーズが非常に頭に残っているが、 `Atomic bombs don't kill people. People do.'だとどうだろうか。 危険な爆弾や毒薬や銃は慎重に管理すべきだということにならないだろうか。

メモ。「倫理が必要だ」と声高に叫ぶ人の一部は、「徳が必要だ」という意味で 言っているのではないか。noblesse oblige. 専門家には高い徳が求められる。 もちろん、普通の人に向けて「倫理が必要だ」と言っている場合もあるが。

メモ。「脳死・臓器移植は、『早く脳死患者が出てほしい』というあさましい 考えを人々の心に生みだし、人心を荒廃させるので認めるべきではない」。 同じ論理で、遺産相続も禁止すべきことになる。 また、『私が教授に早くなれるように、教授が病気か交通事故で死んでほしい』 というあさましい考えを助教授の心に生み出し、人心を荒廃されるので、 大学のポストも全廃すべきである。etc.

真夜中

夜、新聞の切り抜きを少ししてから研究室を出て、 本三の某所でカレーを食べてからマンガ喫茶へ。 とくに読みたいものはなかったが、まあリラックスできた。 カレー屋を出たときには雨に少し降られたが、 夜中にマンガ喫茶を出たときにはすでに上がっていた。

実は去年の12月ごろから投資信託を少し始めたのだが、 おかげで経済について少しずつ関心が湧いてきた。 金が賭かっていないと真剣にならないというのは本当だな。

赤ペンで点を打つというのは、 今でもよくやっている。鉛筆があるときは鉛筆でやるときもある。 そのうちスーラのように点描画ができるようになるかもしれない。

真夜中2

「いやはや、とんでもないことだ! この若い研究者は、 研究室に籠もりきりで、まだ何も聞いていないのだ。 近代が終わったということを」

「え、それは初耳です。本当に終わったんですか。いつ終わったんですか。 じゃあ今の年号は何ですか。え、『ポストモダン』? じゃ、 ポストモダンの次は何になるんですか。 え、『コンポストモダン』ですか? 知らないうちに世の中はどんどん変わって いくんですね」

メモ。それにしても、最近の英米の倫理学の論文は、 「わたしの立場はこうです。それに対しては、 従来からかくかくしかじかの三つ反論があり、 それらに対して、わたしはかくかくしかじかと答えますが、 それに対しても、また三つの反論があり…」と続いていくので、 どうにも退屈というか、味気ないというか。引用をしすぎると「権威に訴えている」 と言われ、しなさすぎると、今度は「剽窃ではないか」と疑われる。 せちがらい世の中だ。論文の書き方も今の姿が最善であるかどうかはわからず、 historicityを意識する必要がある(「論文の書き方の歴史」という研究は おもしろいだろうな)。ある程度「型」が必要なのはわかるが、 型にはめられて窒息しないようにしなければならない。 自由の空気を吸うようにしよう。Free your mind. Express yourself.

今日のニュース


24/Feb/2005 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

お昼前

遅起き。昨日夜更ししてしまったのがよくない。反省せよ。

少年虐待容疑がかけられているマイケル・ジャクソンの裁判の陪審員に、 黒人が一人も含まれないとのこと。それはまあいいのだが、 新聞の書き方が少し気になった。 「AP通信によると陪審員は20歳から79歳までの男性4人、女性8人。職 業は馬の調教師、准看護師など様々。外見からは白人が7人、ヒスパニック (中南米)系4人、アジア系1人で、黒人はゼロだった」 (読売)。 この「外見からは」というのは何かの直訳なんだろうが、 普通なら「人種」と言うべきところではないのか。 あるいは、黒人なのに白いマイケルに対する皮肉なのか。 それとも、外見上は黒人ではないが、 この「白人」や「ヒスパニック」や「アジア系」は、 実はすべてマイケルのように黒人なのだろうか。

真夜中

お昼に大学に行き、昼下がりまで雑務。 夕方、同僚や学生とバドミントン。 夜は雑談。 まったく勉強しなかったので反省し、 夜中に少し論文を読む。

帰宅しようとすると、雪。やはりこの時期は降るようだ。


24/Feb/2004 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中 (午前)

まだ予習中。

読書に集中するためには指でなぞりながら読むとよいという忠告を見たことがあるが、 なぞっていると遅いので、最近は赤ペンを持って点を打ちながら読んでみている (だいたい一行に点が一つか二つ、とくに重要そうな言葉の下に打つ)。 こうすると強制的に読むスピードがあがるのでよいが、 読んだあとに小さな赤点がポツポツ残るので、 ますます古本屋に売ることができなくなるという欠点がある。 まあ、どうせ売らないし、いいか。

真夜中2 (午前)

予習終わり。寝よう。

なんとか起きる。鼻までブランケットをかぶって寝たおかげか、 喉と鼻はましになった。体温は36.9度。 左耳の下のリンパ腺を押さえると少し痛む(これは昨日から)。

お昼前から某生命倫理勉強会。生殖医療と精神保健の話。 お昼を生協の食堂で食べたあと、 昼下がりから某ミーティング。研究倫理の話。

風邪が悪化したので早々に研究室を出て、 昨日と同じ定食屋で魚料理を食べて帰宅する。 現在、36.7度で微熱。喉は大丈夫だが鼻はダメ。 この調子だと明日が心配だ。

真夜中

夜、メールを数通書き、たまっていた洗濯をする。 明日は早いのでもう寝よう。


24/Feb/2003 (Monday/lundi/Montag)

真夜中 (午前)

風呂。ふう、某原稿がいつまでたっても書けない。がんばれ。

ヴェルヴェット・ゴールドマインを監督したトッド・ヘインズが ボブ・ディランのキャリアについての映画を作るそうだ (BBC News)。 いちばんかっこよかったころのディランは女性が演じることになるとか。

早朝

なぜか早起き。よく寝た。

早朝2

新聞。韓国新政権が明日誕生するそうだ。 「靖国は国内問題」「過去は精算された。未来を見よ」 「感情論ではない大人のつきあいを」などなど。

今日の英語: worm

ミミズのこと。 『サン』がイラク戦に消極的なシラク大統領をバカにしてこう呼び、 問題になっている。産経では「シラクはウジ虫」と訳してあるが、 実際の紙面を見ればウジ虫ではないことは明らか。理解に苦しむ。

さて、勉強勉強。

今晩はマイケルジャクソンの番組と、タモリの未来予測なんとかを見ること。

あ、今月は28日までしかないのか。困った。

お昼

勉強中。腹減った。早朝から起きているのでもう眠い。シエスタしたいが、 そろそろ家賃を振り込みに行かねば。

お、ブルース・スプリングスティーンがグラミー賞を三つ (best rock album, male rock vocal and rock song for The Rising)取ったそうだ。 ノラ・ジョーンズも三つ(best pop vocal performanceと two technical prizesだそうだ)取ったとのこと(BBC News)。 めでたい。BBキングも何か二つ取ったそうだ。 サイモン&ガーファンクルやエタ・ジェームズはlifetime achievement賞をもらう予定とのこと。

夕方

昼下がり、すこしウトウトする。

夕方、某兄夫婦が遊びに来る。部屋を片付けないとな。

お、ノラ・ジョーンズ、結局8つグラミー賞を取ったようだ。すごいな。マンセー。

某兄夫婦と食事。ごちそうになる。感謝。

真夜中

マイケル・ジャクソンの番組を少し見る。 タモリの未来予測TVも少し見る。 空飛ぶ自動車、超高層マンション、クローンマンモスなど。 あ、NHKのクローン番組を見るのを忘れた。 ビデオ撮らないとな。

どうもワイヤレスLANの調子が悪い。ウィンドウズを使って設定すると、 安定度が落ちるみたいだ。


24/Feb/2002 (Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中 (午前)

ちょっと勉強中。

ジョージ・ハリソンのラジオは日本時間で朝5時から6時まで。 いったん寝る必要がありそうだな。

真夜中2 (午前)

比喩について思うところがあり、 ちょっとベンタムの旧全集をひさしぶりに繙く。 そうそう、このarchetypationという発想だな。

メモ: ベンタムは十分に展開していないが、 権利や義務などの抽象的な語には、 物質的なイメージが伴っているということを言っている。 強調すべきことは、こういうイメージなしには、 人間は抽象的概念を習得できないということだろう。 義務とは人がそれに「縛りつけられ」「拘束され」 「解放され」るような縄のようなものとしてイメージされる。 (旧全集8巻126頁注)

同様に、松浦氏『法と比喩』によれば、議論は戦争としてイメージされ、 お互いが戦略を立てて議論を「戦い合わせ」、 相手の議論を「撃破(論破)」する、云々。(29-30頁) 問題は、松浦氏が指摘しているように、 代理母などの新しい概念が出てきたときに、 いろいろな競合するイメージ(たとえば、 代理母は人身売買or養子or売春の一種だという理解)が生じるわけだが、 それらをどのように処理するかということだ。

夜明け前

某原稿が送られてきたので、翻訳をすこしやってみる。 なかなかおもしろそう。

早朝

BBC Radio2のジョージ・ハリソンのトリビュート番組を聴く。 前編のタイトルは彼のソロ時代の曲のタイトルでもある `When We Was a Fab'。 FabはFabulousの省略形でビートルズはFab Fourと呼ばれていたそうだが、 あえて訳すなら「おれたちがイカしてたとき」あるいは 「おれたちがイケてたとき」か。 いや、あえて訳さなくてもいいのだが。

さて、もう寝よう。

お昼すぎ

やっと起きた。人非人。

「こんにちは、お昼のニュースです。 ananova.comによると、 1938年の今日、初めてのナイロン製品が米国で登場しました。 それはナイロンを用いた歯ブラシでした。 翌年同日にはナイロンストッキングが登場。 以降、ナイロン自動車、ナイロンバーガー、ナイロンコーラと続いていきました」

「某広大で最適な昼寝の仕方が発見されました。コーヒーを飲んでから、15分から20分ほど寝て、 起きたら強い光を浴びるとよいそうです。 学生10人を使った実験なんて信憑性が薄いですけどね」

「アナウンサーっ。余計なコメントはつけてはいかんっ」

「失礼しました。次はドイツ語の時間です」

Pechstein triumphiert über 5000 Meter
ペヒシュタイン、5000メートルで勝利

Zum Abschluss der Eisschnelllauf-Wettbewerbe hat Claudia Pechstein noch einmal feiern dürfen.
スピードスケート競技の終わりにクラウディア・ペヒシュタインはもう一度 祝うことが許された。

In Weltrekordzeit holte sich die Berlinerin ihre dritte Goldmedaille über die 5000-Meter-Distanz.
世界記録のタイムでこのベルリン女性は5000メートル走で三つ目の金メダルを ゲットした。

Anni Friesinger wurde Sechste.
アニ・フリージンガーは6位入賞した。

(from Spiegel)

「オリンピックばかりでつまらないので、 次回からはしばらく哲学のサイトに移動することにしましょう」

夕方、そばの某建物に入っている某マクドでセットを購入し、 親子づれに囲まれて勉強。なぜか勉強がはかどり、 金曜日の生命倫理学勉強会の論文を読み終えてしまった。 すばらしい、五日後の読書会の準備を終えてしまうなんて。 今後も〆切に追われるという他律的生活を徐々に改善し、 なんでも先に先にやれる自律的生活を送れるように努力していこう。

某所で靴下を購入してから帰宅。

真夜中

お好み焼きを作る。今回はキャベツがすこし足りなかったようだ。 あと、カリカリとした感じが出せれば売りに出せるのだが。

ちょっと長電話。腕が痛い。

今日の勉強時間…5.5hr


24/Feb/2001 (Saturday/samedi/Sonnabend)

ブライトン

友人に誘われてブライトンに行った。

ブライトンはイングランドの南の端にあるリゾート地で、 電車だとロンドンから1時間ちょっと。 インド風の外観のロイヤル・パビリオンと、 小さな遊園地になっているブライトン・ピア(桟橋) などがある。

朝から出かけて半日ブライトンで遊び、夜にロンドンに戻る。 ロンドンから出たのはひさしぶりだったので、 よい気分転換になった。 写真を掲載しておこう。 (今回もたいへん重いのでモデム接続している人は要注意)


24/Feb/2000 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

今日のニュース


言語感覚とは何か

男「ところで、 ぼくの高校時代に、『きまい』っていう言葉がはやったんだよね」

女「え〜、何それ」

「『気まずい』の省略。『気持ち悪い』を『きもい』っていうでしょ。 それのアナロジーじゃないかな」

「え〜、『きもい』はいいけど『きまい』はあかんわ」

「え、どうして? 言葉の生まれ方は同じだと思うんだけど」

「だって、変やん」

「どうして変なの?」

「変なものは変やん。そんなん使う人、言語感覚がおかしいわ」

「けど、じゃあ、北海道の人は、関西人なら『しんどい』と言うところを、 『こわい』っていうみたいだけど、それもやっぱり言語感覚がおかしいのかな」

「おかしいおかしい。異常やって」

「いや、けど、言葉と指示対象との結びつきは恣意的なもので、 だからこそイヌを指し示すために『犬』という言葉でも 『ドッグ』という言葉でもいいわけで…」

「そうかもしれへんけど、やっぱり『きまい』と『こわい』はあかんわ。 言語感覚ゼロやわ」

「う〜ん、それは関西の一地方で育った人間の、 普遍化できない言語感覚なのでは…」

「あ、そういえば、知ってる? 最近『パタる』っていう言葉あるでしょ」

「え、初耳だけど。どういう意味?」

「パターナリズムを発揮すること。 人のためとか言っておせっかい焼く人に向かって言うの。 『ちょっとあんた、何様のつもりよ。あんまりパタらんとってよ』とか」

「うわ。そそ、それはちょっと」

「え、なんで? うちはけっこう気にいってるけど」

「いや、ぼくはやっぱり感覚的に受けいれがたいなあ」

「ほらあ、やっぱり言語感覚ってあるでしょ」

「う〜ん、どうもそういう気がしてきた…」


★ヒクションです。


今日の新聞

今日もThe Japan Timesです。 今日は午前中に新聞を読み終わるつもりです。

McCain defeats Gov. Bush in Michigan, Arizona ballots
共和党の大統領候補を選出する予備選挙で、 ミシガン州とアリゾナ州でマケインがブッシュを打ち負かしたらしい。 ミシガン州では民主党と無党派の票がマケインに流れたらしい。
→よくわからないが、 州ごとに共和党の候補を選ぶさい、 州によっては共和党員以外の人も投票権を持つらしい。
U.S. rejects threats to Taiwan
こないだの中国が台湾に脅しをかけたのに対し、 米国政府が「そんなことするとまずいことになりまっせ」 と牽制したという話。
だんだん恐いことになりつつあるのでは。
Russians allegedly massacred civilians
どうもチェチェンの首都グロズヌイ(Grozny)のあたりでは ひどいことになっているらしい。 ロシア軍がグロズヌイに入ったあと、 ロシア兵によって殺人(少なくとも32人)、 強姦、放火が行なわれたようだ。
う〜ん、コンパして騒いでていいんだろうか。
Brazilian man chops off his penis
上のようなことを書いてすぐに不謹慎な話に移るのもなんだが、 この話は笑えるので以下に訳出する。
警察の火曜日の発表によると、 あるブラジル人の石屋が、 悪魔に取り憑かれたと言って、 人から借りたナイフで自分の胸と腹を刺したあと、 自分の一物を切断した。
警察によると、身元がまだ確認されていないこの石屋は、 日曜の夜遅くに近所の家に駆け込むと、 キッチンナイフを貸してくれと頼み、自分を刺し始めた。
警察の話では、 警察が現場に到着してこの男を逮捕しようとすると、 この32才の男は自分の一物を切断した。
男は、肝臓と陰嚢にも怪我をしており、 首都ブラジリアの南西200キロメートルのところにあるゴイアニアの 地元の病院に収容された。 彼の一物は別個に輸送された。
病院の話では、石屋の一物を元通りにする手術は7時間かかったが、 無事成功したとのことである。

02/24/99 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

昨夜は、真夜中までかかって『はじめの一歩』を第10巻まで読む。 わけもなく腕立て伏せをしてみたり:-)


フランス語奮闘記10: 序数詞、曜日、非人称動詞

う〜む。 「うっ」と言えばフランス語では8月になるのか。 「おっ」と言えば水。 「じぇ」って言えば 「わたしは〜を持っている」。いやはや。簡潔すぎる。


昼下がりからBMOR読書会。 遅刻したうえ、予習も最後までできていなかった。 いたく反省。申し訳ない。

カント(研究室のDOS/V機)は息を吹き返しつつある模様。 めでたい。


某喫茶店で軽く食事。マガジン。サンデー。

附属図書館のCD-ROMサーバがウィルスに感染していたというメイルが届き、 少し前からこのコンピュータ(Ayer)でそこにアクセスしていたので戦慄。 しかし、先ほど確かめたところ、Ayerは無事の様子。よかった。

カントはまた危篤に陥った模様。いやはや。


02/24/98(Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中

合鍵を渡しに一度新居に戻る。大学から自転車で15分くらい。 家に帰ると、先住者が「今日新しい部屋を見つけたんだけど、 4月にならないと入れないそうなので、 あと一ヶ月ここに居候させてもらいます」とのこと。 しばらく三人で生活することに。 --この適当さ、いいかげんさが学生の特権か。

折り返し大学に来る途中で、古本屋に寄る。

ついでに某師匠のお使いに行き、 生れて初めて(!)自販機でタバコを購入する。 小さな箱を二つ握りしめると、 なんだか冴えない不良にでもなった気がした。


良く寝た。某師匠の論文は完成に近づきつつある様子。


喫茶店でモーニング。某師匠の論文は完成に近づきつつある様子。

お昼前

プリンタのトナが切れかけていたので、ルネに買いに行く。 ついでに昨日買ったPooh and the Philosophersの翻訳も買ってしまう。
ジョン・T・ウィリアムズ、『クマのプーさんの哲学』、 小田島雄志・小田島則子訳、河出書房新社、1996年

某師匠の論文は完成に近づきつつある様子。


昼下がり

昼間っぱらから研究室で爆睡。御迷惑をおかけします。

某師匠の論文は一旦は完成したかに思えたが、 予期せざる技術的困難に直面した模様。 再び研究室が修羅場に。


夕方

5時前に某ヘーゲリアン先輩から電話があり、 「ヘーゲル関係の本を何冊か図書館から 借り出して来て実家に送って欲しい」とのこと。

めんどくさい気もしたが、 いつもお世話になっているし、 断わる理由も見あたらないし お駄賃もいくらかくれるというので引き受けたが、 作業をしている間中、
「ぼくも早く単なる手段としてではなく同時に目的としても扱われたい」
というカントな思いに悩まされてしまった。


またまた研究室で爆睡。御迷惑をおかけします。


02/24/97(月)

・そろそろ火曜日・

塾を終えて今来たばかり。すぐ行きます。

さっき(macの時計で11:43頃)、小さな地震があった。こういう(ぼろい)建物に いる時に起きる地震はしゃれにならないのでやめて欲しい。もう帰るから許し てくれっ。

大学院には、もちろん奥田君も受かりました。おめでとうございます。こうやっ て前途洋々たる若者がまた一人、悪の道へと誘われて行ってしまったわけです。 (うそ)

あすは朝からフリーマーケット。なんか良いものあるといいけど。ではまた。


Satoshi KODAMA
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