(おっかむのかみそり Occam's razor)
ある事柄を同じくらいうまく説明できる仮説が二つある場合、 より単純な方を選べ、という思考節約の原理。有名。
なんで簡単な仮説の方を選ぶべきなのかについて書いてある本を あまり見かけないのだが、 複雑な仮説の方が矛盾を含んでいる可能性が高いから、 という説明を聞いたことがある。
オッカムはこの原理によって、 スコラ学の繁雑な理論を やっつけようとしたらしい。 (11/17/99)
「変わったことや余分なことをしていない-- 「オッカムの剃刀」とリップルウッドの接点」に非常に詳しい説明がなされている。