ハイエク

(はいえく Hayek, Friedrich)

[L]iberalism is a doctrine about what the law ought to be, democracy a doctrine about the manner of determining what will be the law.

---Hayek


オーストリア生まれの政治・経済学者(1899-1992)。 ノーベル経済学賞受賞(1974年)。

自由市場の役割を強調し、 経済に対する政府の干渉は有害であると考え、 政府の役割は法の前の平等を保障するだけだと唱えた。
(完全自由主義の項も参照せよ)

また、民主主義における多数決原理は個人の自由を侵害しかねないため、 法による多数決原理の制限(すなわち、政府の権限の制限)が必要だと主張した。

22/Aug/2001


上の引用は以下の著作から。


KODAMA Satoshi <kodama@ethics.bun.kyoto-u.ac.jp>
Last modified: Fri Jan 28 03:43:18 JST 2000