(しょよ given)
すでに与えられているもの(事柄、条件、情報など)。 数学で言えば、変数に対して、定数が「所与のもの」である。 所与のものは、思考や計算の過程においては一定不変のものとみなされる。
新聞やテレビなどに出てくる日本語では、「所与」という言葉はあまり使わないが、 哲学の議論では「かくかくしかじかの条件を所与のものと仮定した場合、 どういう結論が導かれるか」 「社会選択理論は、 選好を所与のものと想定している点で、問題がある」 のような形で、よく出てくる。
Date
上の引用は以下の著作から。