このたび,特定非営利活動法人日本栄養改善学会の第20回近畿支部学術総会会長を拝命し,2021(令和3)年12月12日(日)〜18日(土)に羽衣国際大学(Web)にて学術総会を開催させていただくことになりました。第20回学術総会の開催に際して,昨年と同様に新型コロナウイルスの感染拡大の状況を踏まえ,会場での開催を断念しオンラインでの開催となりますことをご了承いただきたく,ご協力のほど宜しくお願いいたします。 今回の学術総会では,メインテーマを『今こそ!レジリエンスが求められる時代(とき)〜栄養で乗り越える未来へ〜』といたしました。2020年2月から新型コロナウイルスの感染が日本で始まり,さまざまな日常生活活動が大きく制限される日々が続き,精神的なストレスで身体的,精神的に不調を引き起こしていることが明らかとなっています。コロナ禍からの心身におけるレジリエンス(回復力,復元力)の強化が求められ,我々が日々携わる食や栄養と切り離せないと考えております。また,日本栄養改善学会は,国民の健康増進に寄与することを目的として,科学的根拠に基づいた栄養実践活動から,コロナ感染症に対する「抵抗力を養う」ことを栄養や食の面から,今回,関西福祉科学大学健康福祉学部福祉栄養学科の山路純子先生に,「腸内細菌叢から見た感染症」と題して特別講演をお願いしております。また、地方独立行政法人市立吹田市民病院栄養部参事の南野幸生先生に
「腸内細菌叢改善の栄養管理」と題して教育講演をお願いしております。一般演題につきましても,興味深い多くの発表(ポスター形式)があるものと期待し,皆さまの積極的なご参加により,研究・教育・実践・知識を広げ,深める機会になりますように願っております。 講演や一般演題はオンデマンド配信しますので会期中であれば好きな時間にご視聴できますので,多数の会員の皆さま方のご参加,ご視聴を心よりお待ちしております。
最後になりましたが,今回の学術総会の開催にあたり,ご協力いただきました学会員の皆様,羽衣国際大学の学内委員の皆様,また,ご協賛いただきました各企業・団体の皆様,ご指導賜りました日本栄養改善学会近畿支部会役員の皆様には心より御礼申し上げます。
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羽衣国際大学人間生活学部
食物栄養学科内事務局