会長挨拶
このたび、第22回日本褥瘡学会東北地方会学術集会会長を拝命し、2026年6月27日(土)に山形県山形市の山形テルサにおいて学術集会を開催させていただくことになりました。誠に光栄なことと存じます。これも一重に、東北地方会世話人の先生方、会員の皆様、ならびに日頃褥瘡ケアに関わる多くの皆様のご支援によるものと、心から深く感謝と御礼を申し上げます。
東北地方は全国的にも高齢化率が高く、今後も高齢者人口の増加が見込まれています。高齢化が進むことで、加齢に伴う身体機能の低下や活動性の減少、基礎疾患の増加などが褥瘡発生のリスク因子となります。そのため、東北地方においては褥瘡の発生予防や早期発見・対応がこれまで以上に重要となっております。そこで、今回の大会テーマを「ともに取り組む褥瘡ケア-患者に寄り添う視点から-」とさせていただきました。褥瘡ケアは、患者さん一人ひとりの生活や価値観に寄り添い、医師、看護師、介護士、管理栄養士、理学療法士など多職種チームで取り組むことが不可欠です。患者さんの痛みや苦しみを理解し、ご家族や多職種と連携しながら最適なケアを提供することが、私たちの使命であると考えております。
本大会では、最前線で活躍されている先生方によるご講演や、最新の研究成果の発表、そして多職種間の活発な意見交換を通じて、よりよい褥瘡ケアのあり方を探ってまいります。本大会が、皆様の活動のさらなる発展につながることを心より願っています。
6月末の山形は新緑が美しく、さくらんぼの収穫期を迎える季節でもあります。さくらんぼ狩りなど、この時期ならではの体験ができるのも山形の大きな魅力です。また、蔵王連峰や最上川などの自然の景観も楽しめ、温泉地としても知られています。学術集会へのご参加とあわせて、ぜひ山形の自然や食、文化にも触れていただき、心豊かなひとときをお過ごしいただければ幸いです。
多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
第22回日本褥瘡学会東北地方会学術集会
会長 富樫 弘美
(医療法人徳洲会庄内余目病院 皮膚・排泄ケア認定看護師)