大会長挨拶

  日本緩和医療学会第8回関西支部学術大会
大会長 上野 博司
パナソニック健康保険組合松下記念病院 緩和ケア内科

この度、日本緩和医療学会第8回関西支部学術大会の大会長を拝命いたしました、パナソニック健康保険組合松下記念病院 緩和ケア内科の上野博司でございます。
本大会は、2026年10月10日(土)に、京都北山の京都府立京都学・歴彩館および稲盛記念会館にて開催いたします。

今大会のテーマは、「関西発 多職種で紡ぐ緩和ケア」といたしました。

私はこれまで2期にわたり関西支部長を務めてまいりました。関西支部は大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県で構成されていますが、各府県間の距離が比較的近く、エリアもコンパクトであることから、会員・代議員・運営委員の間に顔の見える関係が築かれています。さらに、関西には緩和ケアに情熱を持つ医療者が多く、こうした関西ならではの結びつきと機動力を背景に、関西から全国へと緩和ケアを発信し、盛り上げていきたいという思いを強く抱いております。

また、緩和ケアは医師のみならず、看護師、薬剤師、リハビリテーションスタッフ、臨床心理士、医療ソーシャルワーカーなど、多職種の協働と連携によって支えられる医療です。それぞれの専門性が重なり合い、患者さんとご家族を支えていく過程そのものが「紡ぐ」という営みであり、本テーマにはそのような思いを込めております。

私自身が長年、京都府立医科大学にて緩和ケアに従事してまいりましたご縁から、本大会の企画・運営は、同大学の緩和ケアスタッフを中心とした多職種のメンバーで担当いたします。プログラムとしては、特別講演、教育講演、シンポジウム、パネルディスカッション、ランチョンセミナーなどを予定しております。職種横断的な企画に加え、職種別のプログラムも用意し、すべての参加者にとって学びの機会となるとともに、同職種間・異職種間の交流の場となることを目指しております。

大会当日は三連休の初日にあたります。紅葉にはやや早い時期ではありますが、暑さも和らぎ、京都観光には最適な季節です。会場近くには京都府立植物園があり、コスモスやキンモクセイが見頃を迎えます。合間の時間に散策され、リフレッシュされてはいかがでしょうか。また、お時間に余裕のある方は、大会終了後に秋の京都をゆっくりとお楽しみいただければ幸いです。

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
それでは、秋の京都でお目にかかれますことを、楽しみにしております。