リレーメッセージRELAY MESSAGE
井上香氏(山形県)のメッセージ
2023年11月01日
第24回日本訪問リハビリテーション協会学術大会㏌山形 常任実行委員
井上香
(山形県立保健医療大学保健医療学部 作業療法士)
第24回日本訪問リハビリテーション学術大会㏌山形の常任実行委員の井上香と申します。山形という地、また本学で開催できることを大変嬉しく思います。
私は現在、非常勤で高齢期の通所リハビリテーション(以下、通所リハ)に携わっております。通所リハでは、対象となる方々の在宅での過ごし方を聴取しながら、またあらゆる情報から生活を想像しながらリハビリテーション支援を行っています。そのような中で、特に在宅生活を継続される方への支援ではより生活場面でのリハビリを行う必要がありますが、通所リハでどうしても限りがあります。より生活に密着したリハビリが可能となる点では訪問リハビリテーション(以下、訪問リハ)が担っており、通所リハの役割や特性を考慮しつつ、訪問リハの必要性や重要性をあらためて考えているところです。私自身訪問リハの経験がなく、この度は、こちらの分野を勉強させていただく機会、多くの方々の考えや経験を知る機会、また皆さまとの出会いを大切にして、つながりがもてる交流の機会となればと思っております。
6月の山形は緑にあふれ、果物の収穫が始まります。山形ならではの魅力が多々ありますので、実際にこの地に訪れていただき、食や文化、人、そして景色など多くの地域性を体感していただけますと幸いです。また、本学術大会の開催に、ぜひお出でいただき、新たな出会いの機会となることを願っております。皆さまが「来てよかった」と思えるような会になるよう、準備を進めているところです。ご参加をお待ちしております。