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リレーメッセージRELAY MESSAGE

末永輝幸氏(東京都)のメッセージ

2023年09月20日

日本訪問リハビリテーション協会 全国大会企画部
末永輝幸
(医療法人社団ゆうの会 むさしの共立診療所 作業療法士)

今回、リレーメッセージのお話を頂き、少し昔を振り返ってみました。私は約20年前に他業種から転職し東京にある診療所で訪問リハに携わっていました。「全国訪問リハビリテーション協会」の前身「訪問リハビリテーション研究会」が東京で全国学術大会を開催する際に実行委員等で何度か参加しました。金融業界から転職した私は、旅費・参加費を負担してまで日本全国から参加される方々の熱意に驚きました。また、当時は協会の宮田会長他、研究会の方々が「全国の訪問リハの質を上げる」との理念の下、日本各地の訪問リハ従事者が企画運営する「研修会」をサポートするため全国を飛び回っていました。前職の感覚が抜けない私は、その献身的な姿に半ば呆れながら感心していました。
現在、私は大会企画部という立場で全国学術大会のサポートにあたっています。コロナ禍で不開催やWEB開催の年もありましたが、当地の学術大会実行委員の皆様と会場に足を運んでくださる皆様の熱意で、毎年当たり前のように全国大会が成功しています。大きなホールで2日間、1000名を超える参加者や目標の150演題を大きく超える大会も多く、20年前からの取り組みが全国で結実していることに感慨深いものがあります。
さて、山形大会は診療報酬・介護報酬・障害福祉サービスのトリプル改定直後の開催となります。昨今の厳しい保険財政下にあって「訪問リハビリテーション」が「信頼・選択されるサービス」として生き残るため、そして大会テーマ「訪問リハビリテーションの未来」が明るいものとなるよう、私は一参加者として「今、そしてこれからやるべき事」を再確認し、新たな気づきも得てモチベーションアップを図りたいと考えています。
同じ想いの皆様と山形の地でお会いできるのを楽しみにしております。