リレーメッセージRELAY MESSAGE
矢嶋俊一氏(埼玉県)のメッセージ
2023年06月30日
日本訪問リハビリテーション協会 全国大会企画部
矢嶋俊一
(医療生協さいたま 熊谷生協ケアセンター 理学療法士)
5月に3年ぶりの対面にて行われた愛知大会、二井大会長の大会長講演にて、「おかえりなさい、訪問リハ学会へ」というメッセージを頂きました。とてもしっくりくるメッセージでした。なんて温かい学会なのだろうと胸が熱くなったのは私だけでは無いと思います。コロナ禍に私達はオンラインという選択肢を手に入れました。時間と場所、感染対策の制約を超えるとても便利なものです。しかし、結局は人と人との対面で一番心が動くのだなと、愛知大会に参加して実感しました。
私は前職の栃木県日光市の老健で訪問リハと出会い、同法人の訪問看護ステーションの兼務を経て、現在は地元埼玉県熊谷市の訪問看護ステーションに従事しております。その人の人生、その人にとって当たり前の生活をリハビリテーションの専門性をもって支援する、そんな訪問リハが好きで、大変やりがいを感じております。訪問リハに関わり十数年経ちます。良いことも辛いことも、成功も大失敗も様々な経験をしてきましたが、それでもまだまだ日々初めての事が起こります。様々な知識を身に着けたい、課題解決のきっかけをつかみたいと、2011年の訪問リハ研究大会in東京をはじめ、松本、大阪、東京、新潟、高知(オンライン)、長崎(オンライン)、愛知での学会に参加しました。学会や懇親会を通じて、新しい知見を得たり、全国の訪問リハ仲間と意見交換、情報共有が出来る事が私自身の仕事のモチベーションに繋がっております。
さて、ホームページもついに公開され、山形大会に向け藤井浩美大会長をはじめ実行委員の皆様は既に動き始めていらっしゃいます。学術的な研鑽に加え、全国で日々訪問リハと真剣に向き合っている仲間と語り合い、山形の自然、温泉、美食を堪能することは、訪問リハに必要な教養、人間力を培います。参加を悩んでいる方、是非学会と、懇親会までのご参加をお薦めします。
皆様と山形でお会いできることを楽しみにしております。