科目名 精神保健学Ⅰ/精神保健学特論Ⅰ*節電対応版
学期 夏学期
単位数 2単位
曜日・授業時間帯 火曜日・5限
場所 医学部・教育研究棟13階公共健康医学専攻講義室
担当教員 川上憲人、島津明人、非常勤講師
授業の目的 精神保健の実態およびニーズを把握し、効果的な第一次、第二次、第三次予防対策を立案することができるようになるために、精神保健疫学の基礎および精神保健対策の科学的根拠を知り、地域における対策の進め方について事例(ケーススタディ)を通じて学ぶことで、実践的な能力も身につけることを目的とする。
授業の方法 各回1テーマの講義あるいは事例研究(ケーススタディ) 担当教員(または非常勤講師)による講義、あるいは学生がテーマに関して発表しこれに担当教員が補足を行い、全員で討論(ディベート)する。
授業計画及び内容 (各回のテーマ)

4/5  1)オリエンテーション、精神保健の方法論
4/19 2)精神疾患の頻度と危険因子
4/26 3)精神保健ニーズの評価
5/10 4)精神保健の対策と効果評価:第1次予防
5/17 5)精神保健の対策と効果評価:第2次予防
5/24 6)精神保健の対策と効果評価:第3次予防
5/31※ 5限 7)精神保健行政の現状と課題(北村薫子先生、厚生労働省 精神・ 障害保健課・課長補佐)
       6限 8)トピックス①:産業精神保健(川上憲人)
6/7※  5限 9)トピックス②:うつ・自殺対策(国および秋田県の対策 )(本 橋豊先生、秋田大学医学部・医学部長)
       6限 10)トピックス③:国際精神保健(堤 敦朗先生、JIC A長 期専門家)
6/14  5限 11)トピックス④:うつ・自殺対策(静岡県の対策、松本晃明先生、静岡県精神保健福祉センター・所長)
6/21※ 5限 12)トピックス⑤:「ひきこもり」 の現状と対策(齊藤万 比古 先生、国立国際医療研究センター国府台病院・精神科部門診療部長)
      6限 13)トピックス⑥:災害時の精神保健(金 吉晴先生、国 立精神・ 神経医療研究センター・部長)
6/28 14)15)課題発表①および②(5,6限)※
※最終回のみ授業時間が16:20-19:30となるので注意すること。

教科書・参考書等 教科書は指定しない。毎回、講義資料を配付する。
成績評価の方法 出席、課題発表およびレポートにより総合的に評価する。
他の授業との関連 職場における精神保健対策について学ぶ「精神保健学特論Ⅱ」と関連する。