今井班からの新しい論文が Science Advances 誌に掲載されました。従来、思春期の大脳皮質ではシナプス刈り込みが起こるというのが定説でしたが、今回、樹状突起の特定の部位におけるシナプス「形成」が、思春期の脳機能発達において重要であることを見出しました。
統合失調症関連因子の変異によって思春期におけるスパイン形成が損なわれることから、思春期におけるスパイン形成不全が(一部の)統合失調症に関連している可能性があります。また、第5層錐体細胞における樹状突起統合が、統合失調症モデルで損なわれている可能性も示唆されます。本成果は、脳発達や精神疾患の病態理解に寄与することが期待されます。

おめでとうございます。
プレスリリースはこちら
論文はこちら