上川内班からの新しい論文がScience誌に掲載されました。本研究は、ある種のハエのオスがメスに対して求愛の「プレゼントを贈る」行動は、脳のどの回路の働きによるのか、その“配線構造”を解明しました。その“配線構造”を別種のハエの脳内に遺伝子操作で再現することにより、プレゼントを贈る行動の“種間移植”に成功しました。ごく少数の神経細胞のつながり方の違いが、新たな求愛儀式の進化につながる可能性があります。 おめでとうございます。プレスリリースはこちら。論文はこちら。