第147回例会 開催記録
日本動物心理学会第147回例会
中部地区担当の第147回例会を以下のとおり開催します。今回は「動物心理学研究」の前の編集委員長を努められた岡市広成先生にご講演をいただき、その後に若手の研究者の研究発表を予定しています。また、会員以外の中部地区の心理学研究者の方々にもコメンテーターをお願いしました。会場は名古屋駅新幹線口から程近いところです。多くの会員のご参加をお待ちしております。
日時:3月29日(土)13時から17時(発表終了後18時ごろまで同会場にて懇親会)
場所:「ホテル新名」会議室(名古屋駅新幹線口徒歩1分)
例会内容
講演
- 「ラットの空間認知行動と海馬機能」 岡市広成(同志社大学)
研究発表
- 「ニホンザルにおける視覚性弁別課題を用いた性の認知」 木場玲子(日本学術振興会・京都大学霊長類研究所)
- 「ヒトとサルにおける生得的および獲得された嫌悪事象について」 柴崎全弘(名古屋大学情報科学研究科)
- 「運動処置を無条件刺激としたラットの味覚嫌悪条件づけ」 柾木寿久(日本学術振興会・名古屋大学)
- 「マウスの養育行動発達に対する親の影響」 昌子浩孝(国立長寿医療センター研究所)
コメンテーター:辻敬一郎(動心名誉会員)・古賀一男(名古屋大学)・松沢哲郎(京都大学霊長類研究所)・宮本邦雄(東海学院大学)・川口 潤(名古屋大学)
問い合わせ先
石井 澄(i45086b[at]nucc.cc.nagoya-u.ac.jp)または川合伸幸(kawai[at]is.nagoya-u.ac.jp)
日本動物心理学会第147回例会報告
報告者:石井 澄(名古屋大学)
日本動物心理学会第147回例会は、平成20年3月29日(土)の13時から18時まで、名古屋駅前の「ホテル新名」の会議室にて開催され、以下のような講演および研究発表が行われた。参加者は約30名であった。
講演:岡市広成(同志社大学)「ラットの空間認知行動と海馬機能」
研究発表
- 木場玲子(日本学術振興会・京都大学霊長類研究所)「ニホンザルにおける視覚性弁別課題を用いた性の認知」
- 柴崎全弘(名古屋大学情報科学研究科)「ヒトとサルにおける生得的および獲得された嫌悪事象について」
- 柾木寿久(日本学術振興会・名古屋大学)「運動処置を無条件刺激としたラットの味覚嫌悪条件づけ」
- 昌子浩孝(国立長寿医療センター研究所)「マウスの養育行動発達に対する親の影響」
なお、中部地区に拠点を置く若手研究者によるこれらの発表に対しては、以下のようなコメンテーターを含むフロアからの質問および討議が行われた。
辻敬一郎(動心名誉会員)・古賀一男(名古屋大学)・松沢哲郎(京都大学霊長類研究所)・宮本邦雄(東海学院大学)・川口 潤(名古屋大学)
研究発表終了後、同会場にて簡単な懇親会が行なわれた。

