第163回例会 動物心理学会若手の会主催シンポジウム 開催記録

日 時: 5月19日(土)13:00~17:00(開場12:30)
会 場: 専修大学神田キャンパス1号館ゼミ46

主 催: 日本動物心理学会若手の会

演 者:
林 朋広(関西学院大学)
長谷一磨(同志社大学・日本学術振興会)
関口勝夫(千葉大学大学院)
志垣俊介(横浜国立大学)

開催趣旨・報告:

動物は環境内を探索することで,餌場を見つけるかもしれないし,伴侶となる同種異性と出会うかもしれない。従って,「探索行動」は動物が生存するための根幹となる行動といえよう。

動物はやみくもに環境内を探索しているのではなく,環境の情報を取得し,それらを統合し,記憶することで,効率良く探索行動を行っていると考えられるが,その認知機能はいまだ明らかになっていない。また,身体構造やそれに伴う認知機能の違いから,探索行動の様態は動物種によっても異なっていると考えられるが,動物種間の探索行動の共通点・相違点についても明らかになっていない。

そこで本シンポジウムでは,異なるアプローチで動物の探索行動を研究する,日本動物心理学会・日本比較生理生化学会・日本神経学会の若手研究者4名に、それぞれの立場より探索行動についての最新研究を講演いただいた後,探索行動研究の今後の展望について議論した。

*事前予約・参加費不要
詳細は、添付のPDFをご覧ください。

オーガナイザー・企画の問い合わせ先
大北 碧(専修大学)
松井 大(慶応義塾大学)
連絡先:m.ohkita.animalcognition@gmail.com